のしのマナー
贈り物に必要な「のし」の書き方を用途別で分かりやすく解説。失礼にならないよう、基本をしっかりマスターしよう
「快気祝い」「快気内祝い」の違いは?|内祝い・お返しギフトならPIARY(ピアリー)
病気やケガが治ったら、お世話になった方々や、お見舞いに来ていただいた方に「治りましたよ!」との報告をかねて「ありがとう」のお返しをすることを「快気祝い」、「快気内祝い」といいます。
病気が治り、完全に治療が終わり全快した時に贈るお返しを「快気祝い」といいます。
かつては快気祝いをしないと再び病気になる…などという俗説もあったため、見舞ってくださった方たちを招いて快気祝いのパーティーを行うこともありました。
最近ではそういった風習はほどんどなくなり、お見舞いをいただいた方に「元気になった報告とお礼のあいさつ」として快気祝いを贈るようになりました。
長期入院などの時、病院にお見舞いに来ていただいた方々に対して、お礼かたがた、退院の報告などを兼ねてお返しをすることです。退院したが、まだ自宅療養や通院が必要なケースで全快とは言えないという場合には「快気内祝い」を贈ります。
退院はするけれど自宅療養という場合、「退院内祝い」という形でお返しをするか、またはお見舞いのお礼と自宅療養をすることを告げたはがきを出すという方法もあります。 はがきで報告をした場合はお返しは全快してからで構わないでしょう。
<例>
先日はおいそがしい中、心温まるお見舞いを
いただきまして誠にありがとうございました。
ご心配をお掛けいたしましたが、お蔭様で無事退院いたしました。
つきましては、ささやかではございますが
お礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきます。
ご笑納いただければ幸いです。
簡単ではございますが、まずはお礼方々ご挨拶申し上げます。
<例>
お見舞いと励ましの手紙をありがとうございました。
昨日ようやく退院しました。
しばらくはリハビリも兼ねて自宅療養をしますが、
来月には○○○に行けると思います。
みんなに会える日を今から楽しみにしています。
一週間前後の入院の場合はお礼のあいさつで済ませても構いませんが、入院が長期にわたった場合は、お医者様・看護師の方など、それぞれにお礼をしましょう。お礼は退院の日にお礼の言葉とともに贈りましょう。
病院にお礼をする場合はお菓子などを贈るのが一般的です。病院によっては受け取らないところもありますので、もしお断わりされた場合は無理に受け取っていただかず「ありがとうございました」の言葉を伝えるだけにとどめでも良いでしょう。
なかなかお返しの品が贈れないという場合も、経過報告はがきで感謝の気持ちを伝えることが相手への心づかいにつながります。
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