のしのマナー
贈り物に必要な「のし」の書き方を用途別で分かりやすく解説。失礼にならないよう、基本をしっかりマスターしよう
これは絶対にさけて! 香典のお返しで送るとNGなもの|内祝い・お返しギフトならPIARY(ピアリー)
香典のお返しでは、参列された方からいただいた香典に返礼の品物を送ります。
もともと香典は相互扶助的な意味合いで送られており、現在のようにかならず返礼品を送るというマナーはありませんでした。
しかしながら近年では、お供え物の意味合いが強くなり、ルールや決まりごともある方が簡単という側面もあり、香典返しを送る風習が一般に定着しました。
香典へのお返しをする際には、一般的に四つ足生臭もの、お酒類、昆布、かつお節などがNGとされています。
「四つ足生臭もの」とは、四足歩行をする動物の肉や、生の魚のことを指します。
仏教では故人の死後から四十九日まで、肉や魚を抜いた精進料理を食す風習があり、そうした側面に由来しています。
お酒や昆布やかつお節などは、慶事を連想させるためシーンにそぐわないです。誤って送らないように気をつける必要があります。
現在では、香典返しを後々送るのは手間なので、当日に送ることが多いです。
当日返しは価格ごとに用意しておくこともあれば、一律で同じものを用意しておき、後日香典に釣り合う額になるようにあらためて香典返し送ることもあります。
カタログギフトは香典返しでとくにおすすめです。
その理由としては、金券や商品券などを目上の方に送るのは失礼にあたる、という事実があります。
贈り先さまにお好みの商品を選んでいただけ、また贈りもののタブーについて考える必要もないので、香典返しでカタログギフトを選ぶ方はとても多いです。
弔事用のカタログギフトは多数ありますが、それぞれ個性がありますので、ぜひお好みのものを選んでみてくださいね。
香典返しでタオルが定番化した理由はいくつかあります。
タオルは「不幸を拭い去る」「悲しみをつつむ」という意味が込められています。
また仏式の葬儀では、白装束や白い布を使って弔いを行っていましたので、このあたりにも大きく影響されています。
またこうした弔事のシーンでは「消えもの」「消耗品」などが、意味的に適していると言われていますので、タオルのような普段使っていて消耗していくものは、その点でもよいとされています。
香典返しの中身でNGなものに関しては、伝統的な意味合いが強いことから、ご年配の方ほど気になさることが多いです。
しっかりと常識を踏まえて、感謝の気持ちを送ることができるとよさそうです。
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