熊野筆|PIARY(ピアリー)

熊野筆

江戸時代から続く筆づくり

広島県・熊野町で筆づくりの技が江戸時代末期に根づき
現在でも国内生産量が全国一と言われる筆の都で生産されています。
また近年では化粧筆の品質が国内外で高く評価されており、
アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国に多く輸出されています。

紡がれる技術と伝統

  • 伝統的工芸品を支える職人の技

    熊野筆を作る工程は筆の大きさや種類によっても違いますがおよそ70以上もあり、機械で大量生産される筆が多い中、熟練の「伝統工芸士」の巧みな技ですべて手作業で作られています。「伝統工芸士」とは伝産法に基づく厳しい試験に合格し、特に高度な伝統的技術や技法を保持すると認定されたものに与えられる資格です。現在全国に13人しか有資格者はおらず、その責任と自信のほどが、筆一本一本に込められ、その銘が彫り込まれています。

  • 世界が認めたメイクブラシ

    熊野筆は1975年に国の伝統的工芸品に指定され、その技術を生かした画筆や化粧筆など多様な筆が生産されています。特に近年では、化粧筆の品質の高さが国内外問わず評価されており、世界中の著名なメイクアップアーティストも多く愛用しています。一般的に販売されているメイクブラシは、根元の部分を揃えてから筆先をそれぞれの形にカットするので筆先の断面はシャープですが、熊野筆は、筆先をカットせずに自然な毛先を活かしたままで製造しているので、独特の柔らかな肌あたりを実現できます。

人を伝え、繋ぐ

筆の役割は今も変わらず人を伝え、繋ぐこと。
美しい作品は見る人の心を捉え、丁寧な文字で書かれた手紙は人の思いを伝えます。
柔らかな化粧の色づきは、その人の印象を演出します。
今の時代だからこそ、人の想いが詰まった特別な贈り物として多くの人から愛されています。

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