結婚報告はがきは送るべき?結婚報告はがきの常識・マナー
結婚することや結婚したことを周りの方にスマートにする方法として、結婚報告はがきついて解説いたします。
喪中で結婚報告はがきが送れない場合はどうしたら良い?|結婚報告はがき・年賀状・各種報告はがきならPIARY(ピアリー)
喪中と結婚報告が重なった場合、結婚報告はどうしたら良いのでしょうか。
「結婚報告はがきを送ろうと思っていたら身内に不幸があった」という方や「相手が喪中だった」という方は、報告の方法や送る時期、デザインなどのマナーをおさえて送る必要があります。
喪中に結婚報告をする場合の疑問をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
身内が亡くなった場合、喪に服することを「忌服(きふく)」や「服忌(ぶっき)」といい、この期間を喪中といいます。喪中とは何か、喪中の範囲・期間について解説していきます。
身内や近親者が亡くなったときに、一定期間死を悼んで身を慎むことをいいます。その期間は故人を偲びながら、祝いごとや晴れがましいことを慎み、別れの悲しみから立ち直るための時間とされます。
喪中の場合は、喪中はがきを出しその年のお祝い事や参拝を控えることを周囲にお知らせします。
一般的に喪に服する近親者の範囲とされているのは、祖父母・兄弟姉妹・孫までの二親等以内の親族が亡くなったときです。
しかし喪中に決まりはなく、それ以外の関係でも喪に服したい意向があるときは喪に服することは問題ありません。その場合、喪中はがきを送りましょう。喪中というのは、あくまでも本人の気持ちを尊重します。
一般的に喪中の期間は、最も長くて一親等である父母や子供の場合に12~13か月程と言われており、基本的には一周忌が終われば喪が明けたとすることが多いです。
しかし、この場合も個人の気持ちによるのであり、一周忌で明けなければいけない、という決まりはありません。
自身が喪中の場合、結婚報告はがきを送っても良いのでしょうか?喪中の期間の結婚報告の方法やマナーをご紹介いたします。
結婚報告はがきはお祝い事なので、もちろんおめでたい雰囲気になりますよね。喪中の間はお祝い事や慶事は避けるのがマナーとされているので、喪中の場合は結婚報告はがきを送るのは控えるのが良いでしょう。
「喪中だと結婚報告はできないの?」と思われるかもしれませんが、季節に合わせた寒中見舞いや暑中見舞いなどの挨拶状で結婚報告をするという方法が可能です。
寒中見舞いや暑中見舞いを出す目的は、寒さや暑さによる相手の体調を案じて送る「季節の挨拶状」であり、お祝い事の報告のために送るものではありません。
そのため、喪中の期間であっても送ることにはなんの問題もないのです。寒中見舞いや暑中見舞いで近況報告として、結婚の報告をしましょう。
しかし、季節の挨拶状でなく結婚報告はがきで結婚を報告したいという方は、喪が明ける四十九日から一周忌以降に送るのがマナーでしょう。
喪中の場合は、喪が明ける四十九日の後に結婚報告をすると良いでしょう。喪が明けたと判断するのは喪中の方次第なので、四十九日以降に報告をできると思ったタイミングで問題ありません。
しかし、仕事関係者や上司などへの報告があまりに遅くなってしまうと、「結婚していたのに報告されていない」という誤解を生んでしまいますので、喪が明けたタイミングで速やかに報告することをおすすめします。
喪が明けた後に送るのはその季節に合わせた挨拶状がおすすめで、夏頃であれば暑中見舞い、冬頃であれば寒中見舞いで送るのが一般的です。
ただし、年末頃にご不幸があった場合には、タイミングがまた少し異なりますので注意してください。
年末の10月~11月頃にご不幸があった場合は、まずは11月末から12月初旬ごろに届くように喪中はがきを出します。その後、季節の挨拶状を送るタイミングで結婚の報告をしましょう。年末から一番近い季節で言うと寒中見舞いを送る時期なので、寒中見舞いで結婚報告をして問題ありません。
寒さが厳しい時期に相手の身体を気遣いつつも、自身の近況報告として結婚したという事を報告すると良いでしょう。
結婚報告はがきを送ろうとした相手が喪中の場合、結婚報告はどうした方が良いのでしょうか。その場合の報告の仕方やマナーについてご紹介します。
結婚報告はがきを送ろうとした相手から喪中はがきが届いた場合や、ご不幸があったことを聞いた場合は、結婚報告はがきを出すのは控えましょう。
送る相手が喪中の場合、相手がどれほどの悲しみの中にいるのか、こちらからはわかりません。相手の気持ちを考え、自身が喪中の時よりも慎重な行動を心掛けるのが必要です。
相手が喪中の時には、寒中見舞いや暑中見舞いなどの挨拶状で結婚の報告をしましょう。マナーとして、おめでたい雰囲気や明るい雰囲気にならないように気を付け、結婚したという事実のみを報告するような内容で送るのが良いです。
寒中見舞いや暑中見舞いを送る時期や喪中に送る挨拶状のデザインについて、挨拶状を送る際のマナーなどをご紹介します。
寒中見舞いや暑中見舞いなどの季節の挨拶状はどのくらいの時期に送るものなのでしょうか。地域や年による違いはありますが、大体の目安はありますので覚えておきましょう。
寒中見舞いを出す期間は、松の内が明ける1月8日~2月3日頃の立春の前までに送るのが良いです。松の内というのは、お正月飾りを飾っておく時期のことを指します。
暑中見舞いは、梅雨が明ける7月下旬頃~8月6日頃の立秋の前までに送るのが良いとされています。立秋はその年によって日にちが異なるので、暑中見舞いを出す方は調べてみるのが良いでしょう。
まず、「暑中お見舞い申し上げます」や「寒中お見舞い申し上げます」などのお見舞いの挨拶を述べた後に、本文を書きます。
本文には、最初に時候の挨拶と相手の身を案じる言葉、そのあとに感謝の言葉など、そして最後に近況報告を入れるのがマナーです。決して、自身の近況報告を一番最初に伝えることのないよう気を付けてください。送る相手によっては「自分の近況を伝えるために送ってきたのかな?」と誤解を招く恐れもあります。
最後に、「夏バテなどなさいませんよう、心よりお祈りしております」などの相手の身体を気遣う言葉で結びましょう。
喪中の期間に季節の挨拶状で結婚報告をする場合のハガキのデザインや、レイアウトなどについてご紹介します。
喪中はがきのデザインは白黒で菊の花が印刷されているものが定番ですが、喪中とはいえ季節の挨拶状なので、白黒にする必要はないでしょう。
あまりにもポップなものはマナー的に避けるべきですが、季節の花が印刷されたシンプルな物であれば問題ありません。寒中見舞いや暑中見舞い用などのハガキを使用するのがおすすめです。
結婚報告はがきには、結婚式の写真やおふたりの普段の写真を入れたデザインにすることが多いですが、喪中の場合に送る季節の挨拶状には写真を入れるのは避けた方が良いでしょう。写真が入っているとお祝いの意味が強く出てしまい、喪中の寒中見舞いや暑中見舞いには相応しくありません。
おすすめのレイアウトは、ハガキに描かれている季節の花以外はシンプルに文字だけにするデザインです。
喪中の場合に送る寒中見舞いや暑中見舞いの文例をご紹介いたします。どんな挨拶文を入れるべきなのかわからないという方は参考にしてください。
「寒中見舞い申し上げます
寒さの厳しい時期が続いておりますが お元気でお過ごしでしょうか
昨年は大変お世話になりました
私事ですが 〇月〇日に結婚いたしました
今後とも変わらぬお付き合いのほどお願いいたします
寒さ厳しい折柄 どうぞご自愛くださいませ」
「暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さの毎日ですが いかがお過ごしでしょうか
おかげさまで私達は元気に過ごしております
私事ですが 〇月〇日に結婚し 新たな人生の一歩を踏み出しました
今後も変わらぬご指導のほどお願い申し上げます
まだまだ暑さも続きますが くれぐれもお身体を大切にお祈り申し上げます」
喪中の場合に結婚報告はどのようにしたら良いのかをご紹介いたしました。
寒中見舞いや暑中見舞いで送るのが一般的で、結婚報告をしてはいけないという事ではありませんので、季節に見合った挨拶状で報告しましょう。
しかし、結婚の報告というおめでたいことではありますが、喪中はデザインや文面などを控えめにする必要があります。
喪中に相応しいマナーをおさえ、嫌な気持ちになる方がいないような結婚報告にしたいですね。
結婚することや結婚したことを周りの方にスマートにする方法として、結婚報告はがきついて解説いたします。
結婚報告はがきを書く際に、書いた方が良い内容や贈る相手別に気を付けた方が良い点など、文例と合わせて解説します。
年賀状で結婚報告ができるおしゃれなテンプレート10選!入籍のみの文例や親戚への文例もご紹介します。
結婚と喪中が重なった場合、結婚報告はがきはどうしたらよいでしょうか。自分の喪中と重なった場合や、送ろうとした相手が喪中だった場合など、それぞれの場合の対応を紹介します。
色々な結婚報告はがきの作り方と、おすすめのデザインを解説します。
入籍報告はがきのおしゃれなデザインテンプレートや文例を紹介します。