「彼がプロポーズをしてくれない」と悩む方の中には「女性側からのプロポーズもアリ?」と考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、アンケート結果をもとに「女性からのプロポーズに対する本音」と「成功させるためのポイント」を紹介します。逆プロポーズの実態とコツを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
女性からのプロポーズはアリ?ナシ?
まずはプロポーズの実態についてご紹介します。プロポーズを受けた300名以上の方に「プロポーズは女性から?男性から?」とリサーチしたところ、下記のような結果が出ました。
【プロポーズは女性から?男性から?】
男性 307票/97%
女性 10票/3%
PIARYInstagramアンケート(317人回答)
9割以上の方が「プロポーズは男性から」と答えてくれました。やはり結婚の申し込みは男性側からするケースが多いようです。
とはいえ、10名の方が答えてくれた「プロポーズは女性から」という回答も見逃せません。全体の割合から見れば少ないかもしれませんが、現在は女性からプロポーズするカップルも確実に増えてきています。
女性からのプロポーズに対する男性の本音
つづいて、女性からのプロポーズに対する男性の本音を詳しくご紹介します。アンケート結果の数字だけでは分からない本音を知れば、逆プロポーズを行うときの参考になるでしょう。
アリ派の意見
まずは「女性からのプロポーズはアリ」という男性の意見です。
- 男女関係なく、どちらが先にプロポーズしても素敵だと思う
- 勇気を出して伝えてくれたのが嬉しい
- 性格的にリードしてもらえたほうが嬉しい
女性からのプロポーズがアリ派の意見を見ると、性別にとらわれない考え方や柔軟な価値観の男性が多いことが分かります。性別で区別しない考えや、女性の意見に合わせられる柔軟性を持っている彼なら、逆プロポーズを喜んで受けてくれそうです。
また、「リードしてもらえたほうが嬉しい」という意見もあるように、男性の中には自分がリードすることに苦手意識を持つ人もいます。彼女側のリードを喜んでくれる彼なら、女性からのプロポーズが成功しやすいでしょう。
ナシ派の意見
つづいて「女性からのプロポーズはナシ」という男性の意見です。
- 自分がリードしたい
- 女性に言わせたことが申し訳なくなる
- 自分のタイミングでしたい
ナシ派の意見としては「プロポーズは男性からするもの」「男性として女性を引っ張っていきたい」と考える方が多いようです。
いつものデートでもリードしたがる男性や、「男としてしっかりしたい」と考えている男性には逆プロポーズするよりも、結婚の意思をさり気なく伝えるだけにしたほうが安心です。
女性からプロポーズする前に知っておくべきポイント
女性からのプロポーズを実行する前に、まずは事前知識を知っておきましょう。
逆プロポーズOK派とNG派がある
上記の「女性からのプロポーズアリ派とナシ派」のように、男性の中には逆プロポーズを抵抗なく受け入れてくれる人と受け入れられない人がいます。男性の価値観が原因のため、一概にどちらが正しいとは言えません。
大切なことは「彼がアリ派とナシ派のどちらに近い考えか」を知ることです。テレビや雑誌のプロポーズの話題、周囲の結婚の話題が持ち上がったときに、それとなくチェックしてみましょう。事前に彼の結婚に対する考えを知っておくことは非常に重要です。
断られる可能性も想定しておく
どれほど準備を万全に整えたとしても、プロポーズには保留や断られる可能性があることも予め理解しておきましょう。特に仕事を重要視する男性の場合、仕事のタイミングによってはすぐに結婚できない場合があるからです。
そんなときは、感情的になって男性を問い詰めるのではなく、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。保留の可能性を事前に頭に入れておけば、とっさの時にも冷静に対応できます。
女性からのプロポーズを成功させるポイント
女性からのプロポーズを成功させるために大切な3つのポイントを紹介します。
彼の結婚の意思を見極める
男女問わず言えることですが、まずは彼に結婚の意思があるかどうかの確認が必要です。まったく結婚するつもりがないのにプロポーズをしても、成功する可能性は極めて低くなるからです。
面と向かって聞きにくい話題ですが、周囲で結婚するカップルが出たときやテレビや雑誌で結婚の話題が出たときなど、それとなく彼の様子をチェックしてみましょう。
彼の気持ちを尊重する
プロポーズでは相手への思いやりが何より大切です。もしも彼が「プロポーズは自分からしたい」と考えているなら、女性側からは結婚の意思を匂わせる程度のほうが安心です。
結婚を焦る気持ちもあるかもしれませんが、自分の思いを優先したプロポーズでは男性にプレッシャーばかり与えてしまいます。結婚は2人でするものだからこそ、互いに歩幅を合わせて進めていくことを忘れないようにしましょう。
彼のタイミングを見計らう
女性からのプロポーズでは、男性側のタイミングを見計らうことが重要です。仕事や転職、引っ越しなどで忙しいときにプロポーズしても、「今は結婚について考える余裕がない」と保留にされてしまう可能性もあるからです。
逆プロポーズは焦らず、彼と落ち着いて話せるタイミングに合わせると進めやすいでしょう。
女性からのプロポーズにおすすめのシチュエーション
実際に女性からプロポーズをするとき、おすすめの場所とシチュエーションをご紹介します。
自宅でくつろいでいるとき
プロポーズというと特別なシチュエーションを想像しますが、自宅でくつろいでいるときのプロポーズもおすすめです。お互いにリラックスしているため、将来に向けた話しをしやすいからです。結婚後に同じ家に住むイメージもしやすいでしょう。
はっきり逆プロポーズするのは恥ずかしいという方も「いつか2人で一緒に住めたらいいね」など、さり気なく結婚をイメージさせるセリフを言いやすいメリットもあります。
一緒に食事をしているとき
おいしい食事をしているときはお互いに幸せな気持ちになるため、逆プロポーズもしやすくなります。特にお互いの自宅で手料理を作って食べているときは、結婚後のイメージがしやすくなります。
特別なことはしなくても、彼女とのリラックスした時間に幸せを感じる男性は多いため、手料理と合わせた逆プロポーズもおすすめです。
特別なデートをしているとき
雰囲気を整えて逆プロポーズをしたい方は、誕生日や記念日など特別なデートのときがおすすめです。いつもより高級なレストランやホテルであれば、プロポーズらしい空気感も出ます。
「付き合って〇年記念日」など、節目のタイミングは結婚に向けた話題も出しやすくなります。2人の特別な思い出を作りたい方は、2人の記念日を狙ってみましょう。
女性からのプロポーズでおすすめのセリフ
女性からのプロポーズでは「私と結婚してください」というような、シンプルでストレートなセリフが好まれます。はっきり伝えたほうが女性の気持ちが届きやすく、男性も応えやすくなります。
直接言うのは恥ずかしい方や、彼に結婚の意思をさり気なく伝えたい方には「これからもあなたを支えていきたい」「あなたとずっと一緒にいたい」というセリフもおすすめです。彼と結婚したい気持ちを、丁寧な言葉で伝えることを心がけましょう。
女性からのプロポーズにおすすめのプレゼント
女性からのプロポーズにおすすめのプレゼントと、婚約指輪の有無についてご紹介します。
プレゼントは仕事や趣味に合わせる
女性からのプロポーズの場合、「腕時計」「ネクタイピン」「財布」のように、ビジネスでもプライベートでも使いやすいものが人気です。彼の趣味に合わせて、「高級ワイン」「ブランド服」「アクセサリー」などを選んでも良いでしょう。
モノより思い出を、という方には「旅行」も人気です。彼の好みに合わせて、記念に残るプレゼントを選びましょう。
婚約指輪はなしでも大丈夫
男性から女性へのプロポーズでは婚約指輪が定番ですが、女性からの逆プロポーズでは指輪なしでも問題ありません。男性側に「プロポーズで指輪をもらう」というイメージがないためです。
とはいえ、指輪代わりのプレゼントがあるとプロポーズらしい雰囲気が出ます。「指輪の代わりに何か贈りたい」という方は、彼の好みに合わせたプレゼントを選ぶのがおすすめ。大切な彼女からの贈り物であれば、彼も喜んで受け取ってくれるでしょう。
婚約指輪はお互いの好みやサイズが合わないといった事を避けるためにも、プロポーズが成功した後に2人でお店に行って選ぶのもおすすめです。
絶対NGな女性からのプロポーズは?
女性からのプロポーズで気を付けたいポイントを紹介します。プロポーズから結婚までをスムーズに進めるためにも、事前にポイントを知っておきましょう。
気持ちを押し付ける
自分の気持ちや感情を押し付けるようなプロポーズはNGです。立場を変えて考えても、自分の都合やわがままを押し通そうとする人と結婚したくありませんよね。
仮に返事が保留になった場合も「どうしてすぐ結婚してくれないの?」と問い詰めるのはNG。最悪の場合、結婚できないどころか交際が続けられなくなってしまいます。相手への思いやりを忘れないようにしましょう。
派手なサプライズをする
派手なサプライズは好みがはっきり分かれるため、女性からのプロポーズでは避けたほうが安心です。特に男性の中には、女性からプロポーズされているシーンを周囲に見られたくないと考える人もいます。彼の性格的にサプライズが苦手そうであれば自宅でプロポーズをするなど、好みに合わせた配慮が必要です。
彼の気持ちを大切にしてプロポーズを成功させよう
昔と異なり、現在は女性からのプロポーズに抵抗がない男性も増えてきました。プロポーズには「男性からしなければいけない」というルールはないため、お互いの性格や考えに合わせて行うのがおすすめです。
大切なのは「彼の気持ちを大切にして、タイミングを見計らうこと」です。結婚生活は2人で営んでいくものだからこそ、プロポーズの段階から思いやりの気持ちを忘れないようにしましょう。
彼との結婚を考えている女性は、ぜひ本記事を参考に愛する男性に思いを伝えてみてくださいね。