【一生に一度!結婚式の前撮り】相場はいくらくらい?

ロケーション撮影中の新郎新婦とスタッフ
結婚準備

一生に一度しかない結婚式の前撮り。

お気に入りの衣装を着て、素敵なスタジオのセットや思い出の場所での撮影に挑みたいですよね。

そこで気になるのが、前撮り費用の相場ではないでしょうか。

今回は、結婚式の前撮り費用の相場を中心に、節約してもいいポイントと妥協すべきではないポイントなども併せてご紹介します。

目次下バナー(投稿記事全般)
  • 公式インスタグラム
  • ピアリー
  • ビジュピコ
  • ウェディング相談

前撮りってなに?前撮りをする理由は?

海辺でロケーション撮影に挑む新郎新婦

先ずはじめに、結婚式の前撮りや前撮りをする理由について、詳しく解説します。

前撮りとは結婚式に先立って記念撮影をすること

前撮りとは、結婚式当日までに写真撮影だけの日を設けて記念写真を撮影することです。

前撮りは結婚式とは別日程で撮影が行われることから、「別撮り」と呼ばれることもあります。

似たような言葉に「フォトウェディング」がありますが、フォトウェディングは結婚式の代わりに写真撮影のみを行うことを言い、結婚式を挙げることが前提の前撮りとは異なります。

前撮りは撮影する場所によって、「スタジオ撮影(スタジオフォト)」と「ロケーション撮影(ロケーションフォト)」に分けられます。

スタジオ撮影では、屋内にあるスタジオのセットで撮影が行われます。

スタジオ撮影は天候に左右されることがなく、照明や小物などの微調整もしやすいので納得のいく写真が比較的短時間で出来上がります。屋内なので、撮り直しがしやすいのもメリットでしょう。

セットや小物が限られるスタジオ撮影は同じような写真になりがちだと言われますが、工夫次第でオリジナリティを出すことも可能です。

一方ロケーション撮影では、屋内のスタジオセット以外の場所で撮影が行われます。

撮影場所は、海や山など自然の中、日本庭園や結婚式場のチャペルなどさまざまです。

屋外での撮影は天候に左右されてしまいますが、ふたりの思い出の場所で自由なポーズや衣装で撮影することもできるので、ふたりにとって特別な1枚を残せるのがメリットと言えます。

前撮りをする理由はさまざま

7割を超えるカップルが前撮りを実施しているというデータがあるほど、多くのカップルが結婚式を迎える前に記念となる写真撮影をしています。

前撮りにはさまざまなメリットがあり、前撮りをする理由は人それぞれ異なりますが、以下の場合が多いようです。

「前撮りの写真を結婚式のウェルカムボードや映像演出用に使うため」

「前撮りでは結婚式とは違う衣装が着られるため」

「好きなロケーションやスタジオのセットで撮影した写真が欲しいため」

「式場以外のスタジオやロケーションで、ゆっくりと時間をかけて撮影したいため」

「前撮りがヘアメイクのリハーサルになるため」

結婚式当日は気分も高揚し、あっという間に時間が過ぎてしまうものです。

写真に収めたいポーズや式場内で撮影したいスポットがあったとしても、結婚式の時間が長引いてしまった場合、撮影の時間がほとんどなく流れ作業になってしまうことも考えられます。

前撮りを行えば時間をかけてゆっくりと撮影でき、撮り直しもできるので、納得のいく写真を撮影しやすくなります。

前撮りで撮影した写真は、ウェルカムボードやペーパーアイテム、年賀状にも使えるという点もメリットでしょう。

前撮りの写真は意外に使い道が多いことから、前撮りを実施する方もいます。

前撮り費用の相場はいくらくらい?

計算機を使って前撮り費用を確認

前撮りを検討している方にとっては、費用の相場も気になるところでしょう。

前撮りの相場を理解していないと、前撮りにいくらかけたらいいのか見当もつかず、予算を立てることもできませんよね。

前撮り費用の相場をスタジオ撮影とロケーション撮影それぞれご紹介しますので、参考にしてください。

スタジオ撮影費用の相場は、約18万円

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、スタジオ撮影費用の相場は18.3万円。

一般的にスタジオ撮影で洋装のプランを選ぶと最も費用を抑えられ、安いプランであれば2万円台のものもあります。

しかし、安いスタジオ撮影プランの場合はベースとなる内容が必要最低限のことが多く、理想通りにしようとすると、さまざまなオプションを追加しなければいけません。

スタジオ撮影の場合は特に、当初の予定から予算オーバーしてしまったという声もよく聞かれますので、契約する際にはプラン内容をしっかりと比較検討することをおすすめします。

ロケーション撮影費用の相場は、約20万円

ロケーション撮影費用の相場は20.4万円で、スタジオ撮影の費用よりも約2万円ほど高めです。

これは、衣装に着替えた後に撮影場所まで移動することから、スタッフや撮影機材の移動費がかかるためです。

撮影場所によっては撮影の許可申請が必要なところもあり、スタジオ撮影よりも手間暇がかかるため高額になっています。

前撮り費用の相場に影響しやすい要素とは?

思い出の場所でロケーション撮影中の新郎新婦

前撮りの費用はスタジオやロケーションなど撮影場所のほかにも、着用する衣装の費用や撮影データの納品数、アルバムの有無などによっても大きく変動します。詳しく見ていきましょう。

衣装の費用や枚数

結婚式の前撮りで、衣装は妥協したくないポイントですよね。

前撮りのプランによっては着用できる衣装が決まっている場合があり、その限られた衣装の中に自分が着たい衣装がない可能性もあります。

前撮り用の衣装を妥協したくない方は、追加の費用を払いオプションで衣装のグレードアップをすることになります。

最新の衣装や有名ブランドの衣装などは、費用が高額になりやすいので注意が必要です。

また、前撮りで着用できる衣装の枚数はプランごとに決められている場合がほとんどです。

衣装選びの際に追加で着たい衣装があった場合、オプションになるため費用が別途かかります。

撮影場所の数

スタジオ撮影におけるセットの数や、ロケーション撮影におけるロケーションの数はプランごとに異なります。

撮影場所の数が多ければ多いほど、費用は高くなります。

撮影カット数と撮影データ納品数

スタジオ撮影でもロケーション撮影でも、撮影カット数と撮影データの納品数によって、費用が大きく異なってきます。

あとで高額なオプションを追加することになり後悔することがないように、必要な撮影カット数と撮影データの納品数はあらかじめしっかりと確認しておきましょう。

アルバムの有無

プランには、アルバム費用が含まれているものと含まれていないものがあります。

アルバム費用が含まれていない写真だけのプランを選んであとからアルバムを追加する場合、こちらも高額なオプション費用が必要になるためしっかりと確認しておきましょう。

アルバム費用がプランの中に含まれている場合でも、アルバムのページ数や掲載する写真の枚数に制限があるものもあるため、確認は必須です。

費用を抑えたい場合、アルバムは自作することもできます。プランを契約する前にふたりでよく話し合っておくことをおすすめします。

ヘアメイクやカメラマンの指名料

前撮りで撮影する写真も一生の記念になるため、ヘアスタイルやメイクにこだわりたい方もいるでしょう。

特定のヘアメイクや撮影カメラマンを指名する場合、スタジオやプランによっては指名料がかかるかもしれません。

外部に依頼する場合は、持ち込み料がかかる場合もあります。

前撮り費用の節約ポイントとは?

前撮り写真で作ったアルバム

前撮りにも節約してもいいポイントと妥協せずにお金をかけるべきポイントがあります。

まずは参考までに、節約してもいいポイントをご紹介します。

アクセサリーや撮影アイテムは節約可能

衣装に合わせるアクセサリーや撮影用のアイテムは、前撮り以外にも使える場合があるものの、できれば安く揃えたいですよね。

手配方法としては、レンタル以外にも3つほどあります。

①インターネット等で購入する

DIYよりは高くなってしまう場合が多いですが、たくさんの種類の中からお気に入りのものを探して購入することもできます。

イメージ通りのものを手に入れることができたら、前撮りのとき気分も上がりますね。

イメージ通りのものがない場合は、オーダーメイドで自分の理想のものを注文することもできます。

②DIYで手作りする

手間や時間はかかるものの、DIYすることで費用を抑えられるうえ、あたたかみのあるものが出来上がります。

ふたりで協力してDIYすれば、その時間もきっといい思い出になるでしょう。

③友人やSNSで知り合った先輩花嫁に譲ってもらう

結婚式を挙げた先輩花嫁からアクセサリーや撮影アイテムを譲ってもらうという方法もあります。

Instagram等でタグを利用して譲ってくれる方を探すと効率的です。

譲ってもらう場合は、保存状態の確認を必ず行いましょう。

式場でレンタルするよりも大幅に費用を抑えられたり、譲ってもらえれば無料になったりする場合もあるため、アクセサリーやアイテムの質と値段を見ながら納得できるものを探してみてください。

アルバムを自作して節約しよう

前撮りで撮影した写真や結婚式当日に撮影した写真をまとめて、ウェディングアルバムを作成する方も多いですよね。

式場経由で業者にアルバムを依頼する場合、台紙や写真の品質の高さは保証されているものの、中間マージンが発生することから費用が高額になります。掲載する写真や構成も業者任せになることが多いです。

最近ではアルバムを自作する方も多く、サービスの種類も豊富です。

自作すると手間や時間はかかるものの、費用が抑えられるだけでなく、自分たちの好きな写真や構成が選べるというメリットがあります。

アルバムの焼き増し費用も安く抑えられるため、両家の親や祖父母へプレゼントしやすいでしょう。

ただし、前撮りで撮影した写真の中からアルバムに載せる写真を選んだり、アルバムの構成を考えたりするときにこだわりすぎて上手くまとまらない、ということもあるかもしれません。

途中で自作することを諦めてしまわないように、ふたりで協力しながら作ってくださいね。

前撮りで妥協すべきではないポイントとは?

結婚式場の専属カメラマン

前撮りで妥協すべきではないポイントをご紹介します。

撮影カット数と撮影データ納品数

前撮りの撮影カット数と撮影データ納品数は、できれば200枚以上がおすすめです。

費用節約のために最低限のデータしか購入しなかった場合、後々後悔する可能性もあります。

アルバムを自作するときやウェルカムボード、ウェルカムスペースの写真を選ぶときに、使いたいと思う写真がなかった…ということにもなりかねませんので、多めに購入しておきましょう。

撮影場所

結婚式の前撮りは一生に一度きりなので、前撮りの撮影場所は妥協しない方がいいでしょう。

スタジオのセットでもロケーションでも、撮影場所は2人の求める写真の雰囲気に大きく影響するためです。

映画のワンシーンのような写真が撮りたいなら、ダイナミックな自然の中で撮影するロケーション撮影をおすすめします。

まとめ

教会で前撮りを行う新郎新婦

前撮り費用の相場を中心に、前撮りの費用節約ポイントや妥協すべきではないポイントをご紹介しました。

スタジオ撮影でもロケーション撮影でも、前撮りに約18万円以上の費用をかける方が多く、中には前撮り費用だけで50万円以上かける方もいます。

前撮りの撮影でこだわるポイントは人それぞれですが、本記事で紹介した節約してもいいポイントと妥協すべきではないポイントを押さえながら、ふたりが理想とする前撮りを実現させてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました