結婚式のネイルチップはアリ?ナシ?メリット・デメリットを徹底解析

花嫁に人気のネイルチップ
結婚準備

結婚式で花嫁の指先を彩るブライダルネイル。

見ているだけで気分が上がりますよね。

結婚式を控えた花嫁の中には、取り付けや取り外しが簡単でデザインも豊富なネイルチップを検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はネイルチップとはなにか、ネイルチップのメリット・デメリットを中心に徹底解析します。

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ネイルチップってなに?

ビジューが輝きを放つネイルチップ

ネイルチップとは透明のチップにジェルやマニキュアを塗り、デザインやアートなどを施した「つけ爪」のことです。

ネイルチップ専用の両面テープや接着剤を用いて、自爪に貼り付けて使います。

ネイルチップのほかにもスカルプチュアというつけ爪がありますが、スカルプチュアは自爪にアクリルリキッドやアクリルパウダーなどを直接塗って人工爪を作るため、爪への負担が気になるかもしれません。

スカルプチュアは基本的にネイルサロンでの施術になるため、ネイルサロンに行く手間も時間もかかってしまいます。

一方ネイルチップなら、スカルプチュアよりも爪への負担が少なくて済み、取り付けや取り外しも簡単です。

仕上がりにこだわりのある方はネイルサロンでネイルチップを装着してもらうことも可能ですが、ネイル初心者でもコツを掴めば自宅で簡単に楽しめるのがネイルチップ最大の魅力でしょう。

ネイルチップのメリット

落ち着いた花柄デザインのネイルチップ

まずはネイルチップのメリットを詳しく見ていきましょう。

取り付け、取り外しが簡単にできる

ネイルチップは専用の両面テープや接着剤を使って簡単に取り付けられます。

専門的な知識も不要なので、わざわざネイルサロンに行く必要はありません。

取り外すときも両面テープなら剥がすだけ、接着剤なら専用の除光液を使って取り外せます。

耐久性がある

資格を持ったプロのネイリストが作った品質の高い本格的なネイルチップなら、耐久性があるため長期間保管できます。

ただし、ネイルチップを何日も指に付けたままの状態にしておくと、自爪とネイルチップの隙間に汚れが溜まり不衛生な状態になってしまいます。

そのため、基本的には一度取り付けたらその日のうちに取り外しましょう。

清潔な状態で保管しておくことで、ネイルチップを長持ちさせることが可能になります。

ジェルネイルで硬化されたネイルチップなら、マニキュアよりも水に強く衝撃にも強いので長く使えます。

複数回使える

ネイルチップは耐久性があるので、繰り返し使用できるというメリットもあります。

結婚式当日以外にも前撮りや新婚旅行など、付けたいときに付けることができます。

控えめなデザインのネイルチップであれば、普段使いも可能です。

ただし、ネイルチップ専用の接着剤を使って取り付けた場合、ネイルチップ自体が傷んでしまうこともあるようです。

そうなるとネイルチップの再利用は難しいかもしれません。

ネイルチップを繰り返し使いたい場合は、両面テープを使って取り付けることをおすすめします。

自爪の状態を問わない

指を酷使する仕事に就いている方や普段爪のケアを全くしない方は、自爪の状態があまりよくないかもしれません。

爪が薄くなっていたり理想の長さではなかったりすると、自爪に施したブライダルネイルが思った通りの仕上がりにならない場合もあるでしょう。

しかしネイルチップなら人工のつけ爪を装着するので、自爪の状態はあまり関係ありません。

自爪の形や長さにコンプレックスのある方もネイルチップで隠せるので、理想通りのブライダルネイルを実現できるでしょう。

デザインが豊富

デザインの豊富さもネイルチップの魅力の一つです。

品質の良いネイルチップは硬く耐久性があるため、より多彩なデザインやアートを施せます。

光沢のあるものからマットな仕上がりのもの、3Dデコレーションまでさまざまです。

ネイルサロンによってはオーダーメイドでネイルチップを購入できるところもあり、自分の好みに合わせて完全オリジナルのネイルチップを作ることもできます。

あなただけのために作られた特別なデザインのブライダルネイルで指先を彩れば、ハッピーオーラ全開で結婚式を迎えられそうです。

ネイルチップのデメリット

ゴールドのラインがポイントのネイルチップ

ここまでネイルチップのメリットを紹介しましたが、ネイルチップにはメリットだけでなくデメリットも存在します。

ブライダルネイルの種類を選ぶにあたり、ネイルチップのメリットとデメリットの両方を把握しておくことはとても大切なことです。

デメリットも一つひとつ確認していきましょう。

外れやすい

ネイルチップは衝撃にあまり強くないことから、外れやすいと言えます。

テーブルやドアなどにぶつかったり引き出しを開けようとしたりしたときに、ネイルチップに予想外の強い衝撃が加わると外れてしまう可能性もあります。

ネイルチップが外れてしまわないように、しっかりと対策を講じておく必要がありそうです。

不自然に見えることがある

ネイルチップはどうしても自爪とは質感や形が異なります。

取り付け方やサイズを間違うと浮いてみえたり、いかにもつけ爪を付けているという不自然な見た目になってしまったりします。

水に注意が必要

ネイルチップは両面テープもしくは専用の接着剤を使って爪に取り付けますが、両面テープを使う場合は水に注意が必要です。

接着剤と比べるとテープは水に弱いため、なるべく水に触れないようにしましょう。

外れてしまわないか余計な心配をしなくてすむように、ネイルチップは結婚式の直前に取り付けるのがおすすめです。

爪へのダメージが気になる

ネイルチップを外す際に力ずくで無理矢理外そうとすると、爪に負担がかかり爪の表面や周りの皮膚に傷を付けてしまう可能性があります。

水に弱い両面テープであれば、ぬるま湯や水を溜めたボウルに一定時間浸けておくことで爪を傷つけることなく取り外せます。

ネイルチップ専用の接着剤を使用した場合は、ぬるま湯や水に浸けても取れることはありませんので専用のネイルリムーバーを使って丁寧に取り外しましょう。

そのあとネイルファイルという爪専用のヤスリで爪に残った接着剤を取り除きますが、爪の表面を直接削ることになるため慎重に行わなければなりません。

ヤスリで爪を削りすぎると爪が薄く弱くなってしまうので注意してください。

自分で修理ができない

ネイルチップの一部が剥がれてしまったり、破損してしまったりしても自分で修理するのはほぼ不可能です。

専門的な知識のない方が修理しようとすると、ネイルチップへさらにダメージを与えてしまう可能性もあるのでやめておきましょう。

高価なものもある

自分の爪に合わせて作るオーダーメイドのネイルチップの場合、1万円以上するものもあり値段が高いと感じるかもしれません。

高価な素材を使ったものや、複雑で手のかかるデザインを施してあるものの場合も同様に高額になります。

花嫁のブライダルネイルにネイルチップはアリ?

立体感のあるデザインのネイルチップ

結論から言うと、ブライダルネイルにネイルチップはアリです。

ネイルチップのメリット・デメリットを紹介してきましたが、次に当てはまる方にはブライダルネイルにネイルチップの利用をおすすめします。

  • 仕事の関係で結婚式後すぐに落とさなければならない
  • 結婚式直前までサロンに行く時間がない
  • 挙式と二次会で異なるブライダルネイルを楽しみたい
  • 長い施術時間は耐えられない
  • 自爪の状態があまり良くない
  • ブライダルネイルを思い出の品として残しておきたい
  • 特別な日に繰り返し付けたい

上記に当てはまる方であれば、ネイルチップを選択することで問題を解決でき、希望を叶えられます。

ただし、アレルギーのある方や極端に爪の状態が悪い方にはネイルチップは向かないでしょう。

ネイルチップを上手に取り付けるコツとは?

ネイルのお手入れセット

デメリットにもあったように、ネイルチップは外れやすいというイメージをお持ちの方もいるでしょう。

ここからはネイルチップを上手に取り付けるコツを紹介していきます。

サイズに合ったチップを使う

ネイルチップと自爪のサイズが合っていないと、ネイルチップが浮いて見えたり外れやすかったりします。

装着しているときに見た目に違和感があると、そればかり気になってしまいそうです。

ネイルチップをオーダーメイドで注文する場合は、自爪のサイズに合わせたものを作ってもらえるので心配は要りません。

しかし、市販のネイルチップの場合は一部の自爪だけサイズが合わなかったり、自爪に合うサイズのネイルチップの取扱いがなかったりすることも珍しくはありません。

市販のネイルチップを購入する場合は、自分で爪ヤスリを使って長さや形を整えるようにしましょう。

爪の表面を清潔にしておく

ネイルチップを取り付ける前に爪の表面をアルコールシート等で清潔にし、余分な油や汚れを取り除きましょう。

清潔な爪の表面にネイルチップを取り付けることで、接着力が向上し長持ちします。

両面テープはできるだけ触らない

両面テープで貼る場合は、両面テープをシートから剝がす際に粘着面をできるだけ触らないようにしてください。

何度も触ってしまうと粘着力が低下してしまうからです。

極力空気を入れないようにして貼る

ネイルチップを爪に貼る際にはネイルチップを爪の根元に合わせ、なるべく空気を入れないように密着させながら貼るのがコツです。

ネイルチップを取り付けた後は、特に外れやすい端の部分をしっかりと押さえて密着させましょう。

絶対に外したくない日は両面テープではなく接着剤を使う

ネイルチップ専用の接着剤を使うことで、両面テープを使うときよりも強力に爪と密着させられます。

ただし、接着剤を使うとネイルチップや自爪が傷んでしまう可能性もあるので注意が必要です。

結婚式当日はどんなことに注意したらいい?

悩む花嫁

結婚式でネイルチップを付ける場合、どんなことに注意したらいいのでしょうか。

「結婚式を楽しみ過ぎて、爪先に意識が向かず強い衝撃を与えてしまいネイルチップが外れてしまった……。」なんてことのないように、以下の点を頭に入れておきましょう。

手を洗うときは細心の注意を

ネイルチップを両面テープで固定する場合、気をつけたいのは水です。

お手洗いのあとやちょっと手を洗いたい場面では、爪に水が当たらないよう注意しましょう。

水で洗う代わりに除菌シートで拭くという手もあります。

アクティブな演出や余興には注意

結婚式の披露宴ではさまざまな演出や余興がありますが、ネイルチップが外れやすい状況や爪に負担がかかる動きには注意が必要です。

特に花嫁が行うブーケトスや体をたっぷりと動かすダンスなど、手の動きが活発になる場面では楽しみつつも慎重に動きましょう。

ネイルチップは衝撃にも弱いため、物を持つ際に引っかけてしまったり、ぶつけたりしてしまわないよう注意してください。

ネイルチップや両面テープは予備があると安心

万が一結婚式の最中にネイルチップが外れてしまったり、破損してしまったりしたときのために予備のネイルチップや両面テープを準備しておくと安心です。

まとめ

ラメ入りの可愛らしいネイルチップ

ネイルチップは取り付けや取り外しも簡単で、デザインも豊富なので好みのデザインを見つけられるでしょう。

ネイルチップであれば結婚式当日も挙式と二次会で異なるブライダルネイルを楽しめます。

特別なブライダルネイルを思い出の品として残しておくこともできますよ。

しかし、ネイルチップにはメリットばかりではなくデメリットも存在します。

デメリットも把握したうえで、自分に合ったブライダルネイルを選んでくださいね。

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