プロポーズをどのタイミングですればいいのか、というのは難しい問題ですよね。
早すぎてお互いに準備ができていないときにプロポーズをしても断られてしまったり、結婚生活が上手くいかない可能性があります。
逆にプロポーズのタイミングを逃してしまうと、パートナーとの関係が進展しないまま、結婚せずにずるずると引き延ばされてしまうことも。
では、プロポーズをするタイミングはいつがいいのでしょうか?
この記事ではプロポーズにおすすめのタイミングと理想的な流れについて解説します。
プロポーズをする日は?
プロポーズをするベストタイミングは、イベントや記念日の日です。
プロポーズは結婚の意思を確認する一生モノの大事なイベントなので、2人の記憶に残る大事な記念日にしたいですよね。
そこで、イベントのある日や二人が一緒に認識している記念日にプロポーズをするのです。
イベントのある日や記念日であれば、特別なデートをしても不思議ではない日なので、プロポーズするその瞬間まで気付かれにくいというのもポイント。
普段はいかないような高級レストランやホテルといったロマンチックなロケーションを整えつつ、サプライズとして指輪をプレゼントしながらのプロポーズに繋げることができます。
プロポーズにおすすめのイベント
プロポーズにおすすめのイベントには、ホワイトデーやクリスマスが定番です。
特にクリスマスであれば、イルミネーションに彩られた街で恋人とのデートという最高のシチュエーションに。レストランでのディナーや夜景の見える場所でのひと時など、デートの中で最高に盛り上がったタイミングでプロポーズができれば、ムードも最高でロマンチックなプロポーズになりますよね。
他には、結婚に関連する西洋の言い伝えであるジューンブライドにおいて、プロポーズの日とされる6月の第一日曜日を選ぶのもおすすめです。
縁起がいいだけでなく、プロポーズから実際の結婚までは1年程度かかることが普通であるため、ジューンブライドを気にするならスムーズに6月に結婚式を行いやすいのもポイントとなります。
プロポーズにおすすめの記念日
二人の記念日であれば、一生の記憶に残る素敵なプロポーズを演出することができます。
記念日であれば、恋人の誕生日が狙い目です。
二人が出会った日や付き合った日などの記念日でもいいですが、あまり記念日にこだわりのない恋人の場合は、気合いを入れて誘ったのに相手が忘れている、なんてこともある点には注意です。
自分自身の誕生日を忘れていることはまずないのでデートにも誘いやすいですし、特別感のある素敵な記念日にプロポーズをすることができます。
プロポーズした日を新たな記念日に
プロポーズを特別な日にしたいなら、あえてなんの記念日でもない普通の日を選ぶのも1つの選択肢です。
というのも、プロポーズした日が新しい二人の記念日になるから。
他の記念日にかぶせてしまうと「プロポーズした日」という記念日にはなかなかならないのです。
そこで、普通の日にプロポーズを行うことで「プロポーズをした日」を二人の特別な日にすることができるのです。
また、何気ない日常を感じながらのプロポーズをすることで、結婚後の二人をイメージしながらのプロポーズができるのもポイント。ロマンチックな演出よりも二人で過ごす日常を大事にしたいカップルにはおすすめです。
プロポーズをするベストタイミングは?
プロポーズをするとき、付き合ってからどのくらいの時期にプロポーズをするのがいいのでしょうか?
結婚はカップルにとって大きな転機となるものです。
その転機である結婚を決めるプロポーズのタイミングも、カップルにとって非常に重要なものですよね。
結論から言えば、プロポーズのタイミングは人それぞれです。
出会ってからすぐにプロポーズをする人もいれば、5年以上付き合った上で結婚に至ったケースもあります。
しかし、ある程度鍵となる判断基準はあるものです。
ここでは、プロポーズをするタイミングを解説します。
付き合ってから1~2年
筆頭候補となるタイミングは、付き合ってから1~2年経ったころです。
付き合って1年もたつと、お互いのことが分かってきます。
付き合い始めの頃のような一歩引いたような関係からは前に進んで、隠し事も少なくなっているはず。
お互いのことをよく理解したタイミングで結婚するかどうか、という判断を下すのは自然なことですよね。
また晩婚化が進む一方で「30歳までには結婚したい!」といったように、ある程度の年齢までに結婚したいと考えている方も一定数います。
その場合は、あまり引き延ばしてしまうと「結婚する気がないのかな」と思われて不安にさせてしまったり、最悪の場合「結婚してくれないなら付き合っていても……」と別れを切り出されることさえあります。
このような点から結婚の判断を1年経った時点でしておき、2年目までにプロポーズをする、というのがおすすめタイミングです。
仕事の転機
プロポーズをする判断材料の一つに、仕事の転機が挙げられます。
例えば、昇進によって給料や生活に余裕ができたり、起業や転職によって新しい一歩を踏み出す際に、結婚して二人の未来を考えたい、と考えるケースが増えるのです。
他にも、転勤して離れ離れになってしまうことを理由に、結婚して一緒に暮らして欲しいと考えてプロポーズをするパターンもあります。
仕事の転機は新たな生活のスタートになるので、結婚という新生活を二人でスタートさせるためにプロポーズをするタイミングにもなるというわけですね。
子供ができたとき
子供ができた時もプロポーズをするタイミングになります。俗にいう「授かり婚」となる場合です。
子供ができたことが分かり、男性が結婚することで責任を取ることになる状態ですね。
もしすぐにプロポーズすることにならなくても、結婚を含めた二人の未来について考えるタイミングになることは間違いありません。
話し合いの結果結婚すると決まったら、責任をもってプロポーズしたいですね。
プロポーズの理想的な流れ
プロポーズは結婚を決める一大イベント。その場のムードや勢いでする場合もありますが、やはりタイミングを図りつつ下準備はしっかりとしたいですよね。
そこで、ここではプロポーズに必要な準備から実際のプロポーズまでの流れをご紹介します。
基本的なプロポーズまでの流れは以下のようになります。
1.プラン設定 | プロポーズの日程や当日のスケジュールを考える |
2.指輪の準備 | 婚約指輪を購入、渡す準備を整える |
3.デートに誘う | 恋人をデートに誘う。サプライズをする場合は気取られないように注意 |
4.デート中にプロポーズしやすいムードを作る | プロポーズ予定のデート中にプロポーズしやすい雰囲気を作る |
5.プロポーズ実行 | 勇気を出してプロポーズを実行する |
1.プロポーズプラン設定
まずはプロポーズのプランを設定します。
考えるのは主にデートの日程やコースの設定が主になるでしょう。
タイミングを見計らって、どんなプランであればプロポーズを喜んでもらえるかを考えましょう。
夜景の綺麗な場所や高級なホテル、レストランなどロケーションに気を使いつつ、特別感を演出するとロマンチックでお互いに記憶に残るプロポーズができます。
2.婚約指輪の準備
プロポーズ時に渡す婚約指輪を準備します。
プロポーズといえば、小箱をパカっと開けて婚約指輪を見せながら、というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
実際にプロポーズには婚約指輪が必要と考える方も多くいます。
ダイヤモンドなど、豪華な装飾をつけた婚約指輪はプロポーズの本気度を伝えて恋人の気持ちを引き寄せる効果も狙えます。
婚約指輪を作るには1~2か月ほどかかる場合もあるので、計画的に準備をしておきましょう。
婚約指輪と結婚指輪の違い
ここで渡す婚約指輪は、結婚後に常時付けることになる結婚指輪とは別のものです。
結婚指輪は過度に主張しすぎず丈夫で美しいダイヤモンドが定番ですが、婚約指輪はサファイアやエメラルド、ルビーなどのダイヤモンド以外の宝石で美しくキメるのもいいでしょう。
誕生石等を使って意味を持たせるのもおすすめです。
特に欧米では、ダイヤモンドばかりにこだわらず、他の宝石を婚約指輪に使用するケースも多く存在します。
結婚指輪はダイヤモンドに、婚約指輪は意味を持たせた他の宝石にするという風に使い分けるのも選択肢の一つです。
婚約指輪以外を渡すのもあり
プロポーズの際には、婚約指輪以外のものをプレゼントするのもありです。
プロポーズは結婚の意思確認を行うイベントなので、必ずしも婚約指輪が必要というわけではありません。
指輪が準備できなかったり、他のプレゼントがいいと判断した場合には指輪を贈らないケースもあるのです。
花束やぬいぐるみといった、女性が喜びそうなプレゼントにメッセージを載せて贈るのもいいでしょう。近年では「シンデレラ」の王子がガラスの靴でシンデレラを探し出して結婚したエピソードになぞらえてガラスの靴を贈る方もいるそうです。
彼女の好みも考慮しながら、どんなプレゼントがいいか考えて贈りましょう。
3.デートに誘う
プロポーズの準備ができたら恋人をデートに誘いましょう。
サプライズでない場合は気にしなくてもいいですが、サプライズを狙うならプロポーズをすることを気取られないようにしなければなりません。
普段のお誘いより緊張していたり、待ち合わせ場所やデートコースを普段と変えてしまうと気取られやすくなります。
クリスマスや誕生日など、特別感があっても問題のない日程を選んだり、何気ない普通のデートであることを装うなど、サプライズを狙う場合は慎重に誘いましょう。
4.デート中にプロポーズしやすいムードを作る
恋人とのデート中に、プロポーズしやすいムードを作りましょう。
多少緊張してしまうかもしれませんが、恋人のことを想っていれば自然といい雰囲気になるはずです。
演出でムードを盛り上げつつ、間違ってもケンカしたり、険悪な雰囲気にならないようにしましょう。
5.プロポーズ実行
ムードが最高潮になったら、プロポーズを実行しましょう。
お互いのことをしっかり理解できていて、愛情の深いカップルなら必ず成功するはずです。
勇気をもってプロポーズを実行しましょう。
まとめ
プロポーズは、二人の未来を決める重要なイベントです。
結婚するための一番大きなハードルでもあるので、成功率を高めるためにも、タイミングやムードを考えながら、事前準備をしっかり整えて挑みましょう。