両家顔合わせ食事会に兄弟姉妹も招待するべきなのかどうか分からず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、実際に兄弟姉妹を招待した人がどのくらいいるのか、PIARYが独自のアンケート調査を行いました。
兄弟姉妹が参加する場合についても詳しく解説しています。兄弟姉妹を招待するか悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね。
顔合わせ食事会のとき兄弟姉妹はどうする?
顔合わせ食事会は、結婚する2人と両家の親が参加することが主流です。しかし、中にはお互いの兄弟姉妹を招待する人もいます。
ここでは、顔合わせ食事会のときに兄弟姉妹は招待するのか、実際に招待した人はどのくらいいるのか、PIARYが調査したアンケート結果をもとに紹介します。兄弟姉妹を食事会に招待するメリットやデメリットについても解説するので、兄弟姉妹の招待について悩んでいる方は確認してみてください。
兄弟姉妹を招待した人の割合
両家顔合わせ食事会には、兄弟姉妹を招待することも可能です。実際に食事会に兄弟姉妹を招待した人がどのくらいいるのか、PIARYが行ったアンケート調査の結果は以下の通りです。
PIARYInstagramアンケート
食事会に兄弟姉妹を招待しなかった人が65%で、招待しない人が半数を超える結果になりました。しかし、兄弟姉妹を招待した人が35%いる結果を見て、意外と多いと感じる方もいるのではないでしょうか。
「両家顔合わせ食事会は本人と両家の親が参加するもの」と思いがちですが、兄弟姉妹が食事会に参加することはまったく問題ありません。
兄弟姉妹が参加するメリットはたくさんあります。結婚相手や両家の親とも相談しつつ、兄弟姉妹を招待するかどうかを決めるといいでしょう。
兄弟姉妹が参加するメリット
兄弟姉妹が両家顔合わせ食事会に参加することには、以下のようなメリットがあります。
- 会話が盛り上がる
- 兄弟姉妹のことも相手や相手の親に紹介できる
- お互いの家族についてより知ることができる
- 兄弟姉妹同士も仲良くなれる
親同士が初対面という緊張感が漂う場面で、会話がはずむか不安に思う方も多いのではないでしょうか。兄弟姉妹が参加することで、適度に緊張がほぐれると感じる人が多いようです。
比較的歳の近い兄弟姉妹とは共通の話題も多く、人数が増えた分だけ話題も増えるため食事会が盛り上がります。にぎやかな食事会になることが、兄弟姉妹を招待するメリットのひとつです。
顔合わせ食事は、両家の親同士が親睦を深める会です。ここに兄弟姉妹も参加することで、より家族同士の親睦を深めることができます。
どんな幼少期を過ごしたのか、兄弟姉妹がどんな人なのかがわかると、これから家族になる人のことをよく知れるため親も安心です。結婚前にしっかり両家の親を安心させることができることも、両家顔合わせ食事会に兄弟姉妹が参加するメリットだと言えるでしょう。
兄弟姉妹は、なかなか会うチャンスがないことも多いです。顔合わせ食事会をきっかけに一度面識があれば、今後結婚式や帰省の際も安心です。兄弟姉妹を含めて家族ぐるみで仲良くできると、帰省がしやすかったり一緒にお出かけできたりと楽しい結婚生活を送ることができます。
兄弟姉妹が参加するデメリット
兄弟姉妹が両家顔合わせ食事会に参加するにはメリットもたくさんありますが、デメリットもあります。兄弟姉妹の招待を決める前に、デメリットについても確認しておきましょう。
- 日程や場所決めが難航する
- 参加人数分の費用がかかる
兄弟姉妹を顔合わせ食事会に招待すると、その分人数が増えます。賑やかで楽しい会になる一方で、日程や場所決め、そして費用の面でデメリットがあります。
両家の親と兄弟姉妹の休みが合わない場合やそれぞれが遠方に住んでいる場合、顔合わせ食事会の日程調整や場所決めに悩むことになるでしょう。
また、参加人数が増える分かかる費用も増えます。さらに遠方に住む親や兄弟姉妹を招待する場合は、交通費や宿泊費などの出費も考える必要があります。
顔合わせ食事会の費用分担に明確な決まりはありませんが、結婚する2人が主催して全額j負担することも多いです。費用面まで考えた上で、兄弟姉妹を招待するかどうか判断しましょう。
顔合わせ食事会に兄弟姉妹を招待する場合の注意点
顔合わせ食事会に兄弟姉妹を招待すると決めたら、両家の親と兄弟姉妹のどちらにも配慮した準備が必要です。ここでは、顔合わせ食事会に兄弟姉妹を招待する場合の注意点を紹介するので、参考にしてください。
兄弟姉妹を招待する前に相手の親とも相談する
兄弟姉妹を招待したいと思っても、自分だけですぐに決めて声をかけてしまうことは避けましょう。兄弟姉妹に声をかける前に、相手の親にお伺いを立てることが必要です。
一方だけが兄弟姉妹を招待して参加人数に差がでてしまうと、バランスが悪かったり一方の家族だけで話が盛り上がってしまったりなどの問題が考えられます。
兄弟姉妹を招待するメリットはたくさんありますが、基本的には結婚する2人と両家の親のみが参加する形をとる人が多いのも事実です。勝手に決めてしまうのではなく、親の意見も聞きながら招待する人を決めていくことが大切です。
兄弟姉妹のほかにも、兄弟姉妹の配偶者や祖父・祖母、甥っ子・姪っ子など、近い親族が参加することもあります。特に同居している場合や近隣に住んでいる場合は、これから会う機会も多いことが考えられるため、招待することがあるでしょう。
どのような場合にしても、勝手に親以外の親族の招待を決めてしまわずに、相手の親に相談することを忘れないようにしてください。
席順を決めておく
兄弟姉妹を顔合わせ食事会に招待する場合は、失礼のないようにあらかじめ席順を決めて伝えておくようにしましょう。結納ほど形式にこだわらないことの多い両家顔合わせ食事会ですが、上座から父親・母親・兄弟姉妹と並び、下座に結婚する2人が座る席順が一般的です。
ただし、両家が納得していれば席順は自分たちで自由に決めることができます。できるだけ盛り上がる顔合わせ食事会にするためには、席順も重要な要素だと言えるでしょう。
親や兄弟姉妹に積極的に話題を振るためにも、結婚する2人が中心に座ることも可能です。このように希望の席順がある場合は、両家の親とも相談して決めてください。親によっては正しい形式を重視することもあるので、勝手に決めずに親の意見も聞くようにしましょう。
どのような席順にするにしても、当日会場に到着してから席順を話し合うとぐだぐだしてしまいます。スムーズに顔合わせ食事会を進めるためにも、席順は事前に相談して決めておくことをおすすめします。
事前に伝えて両家の共通認識とする
兄弟姉妹を招待することは問題ないのですが、両家に伝わっていない参加者がいることがないように、必ず事前に両家の親にも伝えてください。「兄が1人参加します」のように、自分との関係性や人数を明確にして伝えることが大切です。
両家の親以外に招待したい親族がいる場合は必ずお伺いを立て、実際に出席できることが決まったときももう一度しっかりと伝えると丁寧です。
また、参加する兄弟姉妹に関する年齢などの基本的な情報は、あらかじめ相手の親にも伝えておくといいでしょう。
服装や手土産について事前に相談する
食事会当日の服装は、全員で打ち合わせしておきましょう。結納ほどの改まった服装は必要ない場合が多いですが、普段行かないような料亭やレストランで食事会を行う際はドレスコードがあることも。会場が決まったらドレスコードの有無を確認し、参加者に伝えてください。
また、堅苦しくない会を希望してカジュアルな服装を選ぶこともあるでしょう。どのような服装で参加してほしいのか、イメージ写真を添えるなどして具体的に伝えると安心です。
手土産は、両家の親同士が交換することが多いです。いくら程度のものを誰が用意して持ってくるのか、両家ともなしにするのかなどの話し合いをしておきましょう。兄弟姉妹は用意しなくても構いませんが、用意するかしないかは両家の間で認識を合わせてください。
当日のさまざまなことに関して両家の間で認識の差がないように、結婚する2人がしっかり打ち合わせをして、親族への連絡係を務めましょう。兄弟姉妹も参加する場合は人数が増えます。そのため、「連絡したつもりがしていなかった」というトラブルが起こりやすいので注意が必要です。
服装のほかにも、当日の会場や集合時間についても決まり次第早めに伝えましょう。食事会が近づいたら、前日や当日の朝などにもう一度連絡すると丁寧です。
同居していない親族が参加する場合は、特にしっかり連絡して認識を合わせることが重要です。文章だけではなく直接話したり電話をしたりなどして、確実に必要事項が伝わるようにしましょう。
まとめ
両家顔合わせ食事会には、親だけではなく兄弟姉妹が参加することもできます。緊張してしまう食事会の場面で、話題が増えて盛り上がったりお互いの家族について深く知れたりと、兄弟姉妹が参加するメリットはたくさんあります。
一方で、費用がかさんだり日程調整が難しかったりとデメリットがあるのも事実です。親や結婚相手と相談しながら、兄弟姉妹を招待するかどうか決めましょう。
実際に兄弟姉妹が食事会に参加するときの注意点についても紹介しました。兄弟姉妹が参加する食事会を検討している方は、今回の記事を参考にして準備を進めてくださいね。