結婚式には準備が大変というイメージがつきものです。
しかし、あらかじめ式までの大まかなスケジュールを把握し一つひとつやることをこなしていけば大丈夫!
そこで今回は、結婚式までのスケジュールとやることリストを大公開します。
準備をスムーズに進めるためのポイントも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
結婚式までのスケジュールとやることリスト
結婚が決まり両家の親への挨拶を済ませたら、次は結婚式の準備に取り掛かりましょう。
とはいえ、「結婚式の準備って何から始めたらいいの?」という方がほとんどかもしれません。
まずは、結婚式までのスケジュールとやることリストを見ていきましょう。
1年前~半年前:結婚式場を予約し、ゲストのリストアップを始める
結婚式1年前~半年前のやることリストは以下の通りです。
- 結婚式のイメージの検討
- ブライダルフェア参加、結婚式場見学
- 結婚式場、日程の決定
- 結婚式に招待するゲストのリストアップ
- 衣装の検討、試着
- ブライダルエステの検討(開始も可)
- 結婚指輪の検討、購入
- 前撮りの検討、実施
- 後撮りの検討
まず最初に自分たちの理想とする結婚式のイメージを膨らませましょう。
結婚式のスタイルや挙げる場所、費用相場などの情報は、結婚式場のWEBサイトやSNS、結婚情報誌等で収集できます。
ふたりの理想を実現できそうな式場を探し、積極的にブライダルフェアや式場見学に参加しましょう。
複数の式場を検討した上で、ふたりの条件に合った式場を予約します。
結婚式の日程については、日柄等であとからトラブルにならないように決定する前に両家の親に相談しておくことが大切です。
人気の式場で日柄の良い日は1年以上前から予約で埋まっている場合もありますので、注意してください。
挙式会場や披露宴会場の規模は招待するゲストの人数によって変わってくるので、誰を招待するかゲストのリストアップも同じタイミングで行いましょう。
特に大切なゲストには実際に招待状を発送する前に結婚式の日程が決まった時点で連絡し、参列してもらえそうか確認しておくことをおすすめします。
また、花嫁が特にこだわりたいアイテムの一つがウェディングドレスですよね。
結婚式当日に着る衣装の検討も始めていきましょう。
式場提携の衣装店やドレスショップを複数店舗周り、試着を重ねてお気に入りの一着を見つけてください。
美容に関する準備は早くから始めても損はありません。
着たいウェディングドレスに合わせて、シェイプアップや減量が必要なら早い段階からブライダルエステの準備を始めてもいいでしょう。
さらに、挙式のときに指輪交換をする新郎新婦は非常に多いです。
結婚指輪に相手のイニシャルや一言メッセージなどを刻印する場合や、サイズ調整が必要な場合はジュエリーショップ側も準備に時間がかかりますので、早めに購入しておきましょう。
5ヶ月前~3ヶ月前:結婚式当日の大まかな流れや衣装を決める
結婚式5ヶ月前~3ヶ月前のやることリストは以下の通りです。
- 式場との打ち合わせスタート
- 二次会の実施有無、会場、幹事を決定
- 披露宴の大まかな流れや演出の検討、決定
- BGMの選定、生演奏等のオプション決定
- 招待状の準備、発送
- 衣装の決定
- ブーケ、ブートニアの検討
- 会場装花の検討
- 引き出物・プチギフトの検討
- ウェディングアイテムのリストアップ、準備
- 自作するアイテムの検討、制作開始
式場との初回打ち合わせが行われ、いよいよ本格的な準備がスタートする時期です。
仕事をしている方は特に打ち合わせや準備に充てられる時間も限られますので、余裕をもってスケジュールを組むことが大切です。
挙式や披露宴の大まかな流れ、テーブルラウンドやケーキ入刀などの演出をウェディングプランナーと共に検討、決定していきます。
リストアップしておいたゲストへの招待状は、遅くとも結婚式の3ヶ月前ごろには準備し発送するようにしましょう。
式場で紙の招待状を選んでもいいですし、最近は準備も手軽なWEB招待状も人気があります。
打ち合わせを重ね、結婚式のプログラムや演出、会場装飾等の方向性が決まりだしたら、次に準備しなければならないウェディングアイテムを検討、リストアップしましょう。
ウェディングアイテムは、招待状や席次表、席札などのペーパーアイテムだけではありません。
ウェルカムスペースに飾るウェルカムボードや装飾アイテム、挙式に使うリングピローやコンフェッティ、ゲストに渡すプチギフト、両家の親への花束や記念品、各種ムービー等々多岐にわたります。
式場やショップで購入するのか、あるいは自分たちで手作りして準備するのか、予算と準備に充てられる時間を考慮しながらふたりで話し合って決めましょう。
手作りで準備する場合、「予想以上に準備に手間と時間がかかった」という先輩花嫁の声もよく聞きます。
後回しにせずできるだけ早い段階から材料や資材を準備し、作り始めるようにしましょう。
2ヶ月前~:結婚式の詳細を決定する
結婚式2ヶ月前のやることリストは以下の通りです。
- ゲストの出欠確認、席次決定
- コース料理、飲み物決定
- ウェディングケーキ決定
- メイク、ヘアセットの検討
- 衣装小物の決定
- ブーケ、ブートニアの決定
- 会場装花の決定
- 引き出物、プチギフトの決定、仮予約
- 各種ムービーの準備、業者へ手配
- 結婚式当日の写真、動画撮影の業者へ手配
- ゲストの着付け手配
- ゲストの交通手段、宿泊の手配
結婚式の準備も佳境に入り、式場での打ち合わせで詳細を詰めていく時期です。
それぞれ仮予約や依頼など、必要な手配を行いましょう。
ゲストから出欠の連絡が来て参列する人数が確定したら、披露宴の席次を決めていきます。
披露宴会場における上座は新郎新婦により近い位置となる場合が多いです。
職場の上司や目上の方が上座になるように席を配置しましょう。
新郎新婦から最も遠い出入口付近が下座にあたりますので、ここに親族の席を配置してください。
遠方から結婚式に参列するゲストには、お車代として交通費や宿泊にかかる金額の一部または全額を現金で渡すこともあるでしょう。
新郎新婦側で新幹線や飛行機のチケットを準備したり、宿泊施設の予約を行ったりする場合もありますが、その場合は忘れずに手配を行ってくださいね。
ゲスト自宅へのチケットの発送は、期日までに間に合うようにゆとりをもって準備、発送しましょう。
1ヶ月前〜:いよいよ準備も大詰め!コンディションを整える
結婚式1ヶ月前のやることリストは以下の通りです。
- 引き出物、プチギフトの最終予約
- 自作アイテム完成
- 両家の親への記念品購入
- ヘアメイクリハーサル、最終決定
- 衣装の最終フィッティング
- ブライダルエステ
- ブライダルネイル
- 式場との最終打ち合わせ
- 席次表の名前や肩書を最終確認後、司会者に共有
- 結婚式費用の支払い
- 持ち込みアイテムの搬入
- お車代、心付け、お礼用の新札、ご祝儀袋の準備
- スピーチや手紙の原稿完成
結婚式まで残すところあと1ヶ月となり、準備も大詰めに入る時期です。
手作りすると決めたアイテムがあれば、ここで完成させておきましょう。
一人では完成させるのが難しいと判断したら迷わず誰かに相談し、準備をサポートしてもらってくださいね。
ヘアメイクのリハーサルでは希望を分かりやすく伝えるために、写真や画像をあらかじめ準備しておくことをおすすめします。
もし気になる点があればヘアメイクさんや式場のスタッフに伝え、納得がいくまで修正してもらいましょう。
結婚式当日を完璧なヘアメイクで臨むためのリハーサルなので、遠慮する必要はありません。
最終フィッティングは衣装小物の確認と合わせて、結婚式の2週間ほど前に行われることが多いようです。
また、主役である新郎新婦本人のコンディションを整えておくことも大切です。
今までブライダルエステやスポーツジムで準備を重ねてきたなら、ここで最後の仕上げを行います。
そして、花嫁の爪先を彩るブライダルネイルや美髪のための美容院にも行き、美しさに磨きをかけるために準備しておきましょう。
式場での最終打ち合わせではすべてのアイテムや挙式、披露宴の流れを細かく確認します。
最終打ち合わせは司会者が同席して行われることも多いようです。
準備した席次表の名前や肩書は、必ず最終確認してから司会者に共有してください。
最終打ち合わせでは最終的な見積もりも確定するため、後日清算が可能なとき以外は結婚式当日までに支払いを済ませておく必要があります。
式場側にも迷惑がかからないよう、期日までに費用を準備し支払いましょう。
式場側の指示に従い、式場に持ち込むアイテムの準備・搬入も行います。
ウェディングドレスを持ち込む場合、式場への搬入は前日が一般的です。
ウェディングドレスは貴重なアイテムなので、式場も長期間保管するのを避けたいためです。
お車代や心付け、お礼を現金で渡す場合、新札を準備するのがマナーですので早めに準備するようにしましょう。
渡す金額に合わせてご祝儀袋やポチ袋も準備してください。
結婚式で涙するゲストも多い花嫁の手紙は、大切に育ててくれた親へ感謝の気持ちを込めてゆっくりと時間をかけて準備したいものです。
結婚式前日に徹夜で書き上げることのないようにこちらも余裕を持って準備し、完成させておきましょう。
準備をスムーズに進めるためのポイント3つ
仕事や結婚式の準備等やることが多すぎて疲労困憊のときや、相手が準備に協力的でないときには険悪なムードになりがちです。
喧嘩することなく、結婚式の準備をスムーズに進めるためのポイントを3つ紹介します。
①それぞれの役割分担を明確にする
あなたと彼の得意分野に合わせて、最初に役割分担を決めておくと準備がスムーズに進みます。
映像系が得意な彼にはプロフィールムービーやウェルカムムービーの準備をお願いしたり、デザインや作ることが好きな彼にはウェルカムボードの準備をお願いしたりするといいでしょう。
準備をお願いするときは「なに」をしてほしいのか明確にして、「いつまでに」終わらせてほしいのか期限をしっかりと伝えることも大切です。
ただし準備を任せっきりにするのはよくありませんので、いつでも協力する姿勢や気にかけていることが伝わるようにするといいでしょう。
②ふたりの結婚式!意見が違うときは譲り合う気持ちを持って
結婚式の準備を進めていると、彼と意見が異なることが出てくるかもしれません。
そのときはまず、相手の意見や価値観を理解しようと努力することが大切です。
最初から「無理」と決めつけるのではなく、どうしてそう思うのか譲れない理由を聞いてみましょう。
結婚式はふたりのためのものです。
結婚式の準備をするにあたっては、お互いが譲り合う気持ちを持って進めていくことが大切です。
③感謝の気持ちを伝えあう
結婚式の準備で忙しいときに忘れてはいけないのが、感謝の気持ちを伝え合うことです。
心の中では思っていても、口に出して伝えることは意外と忘れてしまいがちです。
お互いが「ありがとう」と口に出すことを常に意識してしっかりと相手に伝えることができれば、結婚式の準備もスムーズに進むはずです。
まとめ
結婚式の準備は、約1年ほど前から取り掛かる方が多いようです。
結婚式が近づくにつれてやることや決めることがたくさんあり不安に感じるかもしれませんが、式場のウェディングプランナーがふたりのことをしっかりとサポートしてくれるので大丈夫。
式場のウェディングプランナーの力を借りながら、焦らず一つひとつ準備していけばきっと安心して結婚式当日を迎えられるでしょう。
結婚式の準備はふたりで協力しながら、楽しむことを忘れずに進めてくださいね。