【結婚指輪の基本】意味は?相場は?選び方は?どこにつけるのが正解?ギモンをすべて解決

プロポーズ

離れていても相手を感じられる結婚指輪。身につけるだけで、安心感を得られる特別な存在です。結婚指輪は、結婚してから何十年も日常的に身につけるものなので、時間をかけて慎重に選びたいですよね。

この記事では、結婚指輪の意味から選び方まで、結婚指輪の気になるギモンを詳しく解説します。

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結婚指輪ってなに?

結婚指輪ってなに?

めでたく結婚が決まり、まずは結婚指輪探しからはじめる方も多いのではないでしょうか。最初に、結婚指輪の基本的な意味や果たす役割についてご紹介します。

結婚指輪の意味とは?

結婚指輪とは、結婚の証として身につける指輪のこと。マリッジリング、ウエディングリングとも呼ばれます。途切れることのない円形のリングは、「永遠に続く愛」の象徴。愛や絆のシンボル的存在として、苦難のときにも結婚生活を支えてくれることでしょう。

結婚指輪の果たす役割

結婚後間もない2人にとって、結婚指輪は婚姻届けを提出した夫婦であることを実感できる重要なアイテムです。結婚指輪を日常的に身につけておくことで、周りの人に既婚者であることをさりげなくアピールもできますね。

結婚指輪と婚約指輪との違いとは?

結婚指輪と婚約指輪との違いとは?

結婚指輪と婚約指輪の違いをしっかりと理解していない方のために、婚約指輪のギモンにお答えします。

婚約指輪の意味とは?

婚約指輪は、婚約の証として、男性から女性へと贈られる指輪のこと。エンゲージリングとも呼ばれます。男性がプロポーズのために、サプライズで婚約指輪を用意する場合も。婚約指輪にあこがれを持つ女性も多く、婚約指輪をはめているだけでうっとりした気分になれる魔法のアイテムだと言えるでしょう。

婚約指輪は、結婚指輪よりも凝ったデザインやダイヤモンドで装飾された派手なものが多いため、より存在感があります。パーティーや結婚式に参列するときにも光り輝く婚約指輪があればエレガントな雰囲気をプラスしてくれますよ。

婚約指輪を購入しない人も

「予算の都合上、婚約指輪はカット」「毎日身につけるものではないのでいらない」などさまざまな理由で婚約指輪を購入しない人もいます。納得した上で婚約指輪を購入しないのであれば問題ありません。しかしながら、婚約した当初は男性側の経済面に気を遣い貰わない選択をしたものの、「やっぱり貰っておけばよかった」と後々女性側が後悔することもあるようです。婚約指輪を贈ることで相手への深い愛情を示せる絶好の機会でもありますので、男性側も悔いの残らないようにしたいものですね。

最近は「ダイヤモンドプロポーズ」と言って、婚約指輪の代わりにダイヤモンドの原石だけをプロポーズのときに渡すのも流行っているそう。原石から好みのデザインや好きな大きさの婚約指輪を2人で作れるので、女性の好みやサイズがわからない男性だけでなく、女性側からしてもメリットが多そうですね。

婚約指輪を持たないのであれば、結婚指輪に対する思い入れも強くなるもの。女性はもちろんのこと、男性もしっかりと納得した上で特別な結婚指輪を購入したいですね。

ブライダルリングとは?

マリッジリングやエンゲージリングと同じくらいよく耳にするのが、ブライダルリングですよね。ブライダルリングは「花嫁の指輪」を意味し、結婚指輪と婚約指輪の総称のことです。

結婚指輪の相場はいくら?

結婚指輪の相場はいくら?

最新のデータから、気になる結婚指輪の相場をご紹介します。

3割以上の人が20~25万円未満で購入

結婚指輪の平均相場は、2人分で26.1万円。中でも20~25万円未満の割合が30.9%と最多で、全体の3割を超えています。

女性の結婚指輪の方が2万円ほど高め

結婚指輪は、男女別では金額の差がどれくらいあるのか気になる人もいるはず。最新のデータを見てみると、

男性用の平均相場:12.0万

女性用の平均相場:14.2万

と、女性の結婚指輪の方が2万円ほど高いことがわかります。女性の結婚指輪には、ダイヤモンド等の石が付いていたり、デザイン性が高かったりするためですね。

※データは「ゼクシィ結婚トレンド調査2022 全国推計値」より

結婚指輪を選ぶときの5つのポイントとは?

結婚指輪を選ぶときの5つのポイントとは?

年齢を重ねても、同じものをつけ続ける結婚指輪。選ぶときに注目したい5つのポイントをご紹介します。

デザインはペアがマスト?

結婚指輪は男女ペアのデザインになっているものが多いですが、ほかに気に入ったデザインのものがあった場合は、無理に男女ペアにする必要はありません。つけるシーンを選ばないシンプルなデザインの結婚指輪だと、飽きることなくつけられますよ。

信頼できる安心のブランド

店員さんの接客態度の良さ、指輪の知識の豊富さは、信頼できるブランドかどうかの判断材料になります。一生に一度の結婚指輪選びは、誰しも迷うもの。そんな2人に寄り添い、親身になって結婚指輪選びに付き合ってくれる店員さんがいるブランドで購入すると安心です。アフターサービスが充実しているかどうかも重視したいポイント。クリーニングやサイズ直しなどのアフターケアを永久保証してくれるブランドがおすすめです。

おおよその予算を決めてから

結婚すると、結婚指輪以外にも婚約指輪や新婚旅行、引っ越し代などなにかとお金がかかります。予め結婚指輪のおおよその予算を2人で決めておくと、価格で揉めることも少ないでしょう。ブランドや結婚指輪の素材によって、大きく値段が異なるのでしっかりと話し合ってくださいね。

つけ心地を確かめよう

結婚指輪は基本的に毎日着けるものなので、つけ心地はとても重要です。結婚指輪はサイズがぴったりであれば、つけ心地はどれも同じと考えられがちですが、実は指輪の幅や厚み、形状などによる指への当たり方の違いがつけ心地に大きく影響します。

一般的には幅が細く、厚みの薄い指輪の方がつけ心地が軽くて良いと言われています。指輪の形状は、表面が平らでシャープな「平打ち」よりも、ゆるいカーブを描く「甲丸」の方が指当たりは良く、今まであまり指輪をはめてこなかった人にも馴染みやすいでしょう。特に、直接指に触れる内側の角を丸く削った「内甲丸」はつけ心地の良さやつけ外しのしやすさから人気の形状です。

ただ実際のところ、つけ心地の良さは人それぞれ異なりますので、ジュエリーショップでの試着をおすすめします。自分の指に馴染むかどうか確認してくださいね。

婚約指輪との相性もチェック

婚約指輪との相性もしっかりチェックしておきたいポイントのひとつ。婚約指輪はダイヤモンドで装飾されたデザインのもの、結婚指輪はシンプルなデザインのものを選ぶ方が多めです。

結婚指輪と婚約指輪を同じブランドで同時に購入する場合、結婚指輪と婚約指輪を重ねづけすることを前提としてつくられたセットリングにすると相性も抜群です。婚約指輪をプロポーズのときに先に貰っているのなら、結婚指輪を婚約指輪と同じシリーズで揃えると重ねづけしたときの見栄えが格別ですよ。

結婚指輪と婚約指輪が別々のブランドの場合は、色合いやデザイン、輝き具合が微妙に違いしっくりとこない可能性も。ブランドの異なる結婚指輪と婚約指輪の重ねづけを考えているのなら、実際にジュエリーショップで重ねづけをしてみるのはマストです。重ねづけするときの順番は、まず左手の薬指に結婚指輪をはめ、婚約指輪を上から重ねるのが一般的。色合いやデザインのバランス具合をチェックしてくださいね。

結婚指輪はどこにつけるのが正解?

結婚指輪はどこにつけるのが正解?

左手の薬指が定番

古代ギリシャにおいては、左手の薬指と心臓は直接つながっていると考えられていたそう。左手の薬指に結婚指輪をはめることで、永遠の愛を象徴する結婚指輪が心とつながり、愛や絆を表しているのです。結婚式の指輪交換では、新郎新婦が左手の薬指にはめ合うのが一般的ですよね。

結婚指輪をネックレスにするという手も

仕事上結婚指輪をはめられない場合は、ネックレスにするのがおすすめです。結婚指輪をチェーンに通すだけで簡単にネックレスになります。チェーンを長くすれば服の下に隠せるので、職場でも問題なく身につけられますよ。指にはめておく場合はつけ外しが容易なので紛失してしまう可能性も高くなりますが、ネックレスの場合はあまり触ることがないので、紛失の可能性も低めと言えますね。

結婚指輪を財布や化粧ポーチに入れておくこともできますが、せっかく2人で選んだ結婚指輪です。新婚さんなら特に、ずっと身につけておきたいのが本音なのではないでしょうか。

ペアリングを結婚指輪にするのはあり?

ペアリングを結婚指輪にするのはあり?

結婚前に買ったペアリングを結婚指輪として使いたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。2人が納得した上でペアリングを結婚指輪にするのであれば、何ら問題はありません。ただ、そもそもペアリングと結婚指輪は身につける目的や意味、作りが異なるもの。ペアリングを結婚指輪として使うときに注意すべき点をご紹介します。

素材やデザインが不向きなものも

結婚指輪の素材にはプラチナや18金(18K)が使われることが多いですが、ペアリングの場合、シルバーや10金(10K)が多めです。シルバーや10金といった素材は、変形しやすかったり、変色しやすかったりと耐久性が低め。結婚指輪のように長年にわたり使われることが想定されていないためですね。

また、ペアリングはファッションリングとして、デザインやトレンドを重視したものが多いのが特徴です。ペアリングのデザインは、細く華奢なものから大ぶりのものまでさまざま。毎日身につける結婚指輪としては、使い勝手が良いとは言い切れませんね。

アフターサービスに不安も

ペアリングはそもそも耐久年数が短めに設定されているので、アフターサービスの内容や期間が結婚指輪と比べて劣ります。結婚指輪は高品質な素材で作られることから価格も高めですが、その分アフターサービスが充実しているのですね。

長年つけていると傷がついてしまったり、色のくすみが気になったりしますが、結婚指輪として販売されている指輪は、アフターケアもしっかりと対応してくれるはずです。クリーニングやサイズ直しを無料で行ってくれるジュエリーショップもありますよ。

結婚指輪は一生身につけるもの!吟味して選ぼう

結婚指輪は一生身につけるもの!吟味して選ぼう

結婚指輪は、結婚後も長く身につけるものです。何度も購入するものではないので、時間をかけて吟味しながら、お気に入りの結婚指輪を探してくださいね。

どうしても選びきれないときは、最初の直感を信じて選ぶと良いですよ。2人にとって、理想の結婚指輪に出会えることを心から願っています。

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