「彼から突然のプロポーズ!嬉しいけど、結婚となると色々不安・・・」
「今すぐ結婚は決められない。プロポーズの返事は即答しなきゃダメ?」
大好きな彼からの待ちに待ったプロポーズのはずなのに、いざ結婚となると色々不安になる、という女性は多いのではないでしょうか。今後の人生に関わる結婚となれば、すぐにOKするのではなく、返事をじっくり考えたいという場合もありますよね。
今回はプロポーズの返事を後日にしたい方のために、保留する場合の伝え方や相手を不快にさせないポイント、注意点を紹介します。思いやりある伝え方を知っておけば、突然のプロポーズにもきちんと対応できますよ。
プロポーズの返事を考えている方、結婚に向けて今から心構えをしておきたい、という方は参考にしてみてくださいね。
プロポーズの返事は即答すべき?保留もあり?
彼との結婚を考えていたとしても、プロポーズのタイミングによっては、即答できない場合もありますよね。プロポーズされたら返事はすぐにするべきなのか、保留にしてもOKなのか、世の女性たちの返答事情を紹介します。
96%の人がプロポーズに即答している
先輩カップルさんをリサーチしたところ、なんと96%の人が「プロポーズの返事は即答した」という答えが返ってきました。プロポーズに即答できた理由としては、「結婚を意識して付き合っていたから」「そろそろ結婚かな、という予感があったから」という声が並びました。お互いが結婚に向けた意識を持っていた結果とも言えますね。
じっくり考えたいなら保留にしてもOK
一方で、様々な事情からプロポーズの返事を保留にするケースもあります。実際に保留にした女性側の事情として、下記のようなものがありました。
- 彼のことは好きだけど、年齢的にまだ結婚は早いかなと思ったから
- この人と結婚して本当に大丈夫か不安だったから
- 仕事が不安定で色々と心配だったから
- 付き合っている期間が短すぎて相手のことがよく分からなかったから
- まだまだ仕事を頑張りたいから
結婚は人生を変える大きな転機ですから、簡単には決められない、という女性も少なくないようです。人それぞれで事情が変わるため、無理に即決する必要はありません。特に女性の場合、結婚となれば今後の人生に大きく関わります。焦らずじっくり考えてから答えを出しても大丈夫ですよ。
プロポーズの返事を保留したいときの伝え方
実際にプロポーズの返事を保留にしたいときの伝え方を紹介します。伝え方を間違えると、話がこじれてしまう場合や、彼を傷つけてしまう場合があります。必要なポイントをおさえて、結婚に対する自分の気持ちをしっかり伝えましょう。
「少し待ってほしい」と素直に伝える
プロポーズの返事を保留にしたいときは、自分の気持ちを素直に伝えることが大切です。戸惑っている気持ちや即答できない事情を隠さず話して、考える時間をもらいましょう。「突然で驚いちゃって・・・少しだけ考える時間をもらってもいい?」というように伝えれば、彼も女性側の思いを理解してくれます。
急なプロポーズだった場合、戸惑いや結婚に対する不安が出てくるのは当然です。曖昧な答えを返すよりも、「待ってほしい」と素直に伝えたほうが、その後の流れもスムーズになりますよ。
相手を思いやる一言を添える
返事を保留にするときは、「プロポーズありがとう」など彼を思いやる一言を添えると安心です。プロポーズの最中は、彼も緊張と不安の中にいます。「今は無理。ちょっと待って」というような素っ気ない伝え方では、勇気を出してプロポーズしてくれた彼を傷つけてしまいます。一言添えると彼の不安も軽減されますよ。
プロポーズの返事を保留にできる期間とポイントは?
返事を保留する場合には、期限を決めておくことが重要です。結婚に関わることなので、すぐに答えが出せないという女性もいるかもしれませんが、長引かせるのはNG。いつまでなら保留できるのか、事前に知っておくと心の準備ができますよ。
保留期限は長くても1週間
プロポーズの返事を保留する期間は、長くても1週間までにしておきましょう。なぜなら、待たされている間の彼は、ずっと不安な気持ちのまま過ごしているからです。立場を変えて考えても、2週間、1ヶ月と返事を待たされるのは辛いですよね。結婚に対する自分自身の答えをきちんと出すことも重要ですが、勇気を出してプロポーズしてくれた相手に対する思いやりも必要です。
もしも、1週間で答えが出せそうにない場合は、「ごめんね。あと2日だけ待ってほしい」というように、相手にしっかり知らせておきましょう。
保留中も連絡は取り合う
プロポーズの返事を待ってもらっている間でも、彼との連絡はこまめに取り合いましょう。先述したように、返事を待っている間の相手は常に不安と緊張の中にいるからです。「断られるのかな」というネガティブな考えが浮かびやすくなり、落ち着かなくなってしまいます。
日常会話や自分の考えていることなど、ささいな内容で構いません。結婚に対する不安があるなら、素直に相談してみるのも良いでしょう。2人の関係をギクシャクさせないためにも、連絡はこまめに取り合いましょう。
待ってもらったあとの返事の伝え方は?
「1週間待ってもらったけど、そのあとどうやって伝えればいいか分からない」という方のために、保留にしたあとの返答の仕方を紹介します。自分の気持ちをしっかり伝えるためにも、事前にポイントをチェックしておきましょう。
待たせたことへの謝罪と感謝を伝える
まずは「待たせちゃって本当にごめんね。プロポーズしてくれてありがとう」と、返事を待たせたことに対するお詫びと、プロポーズへの感謝の気持ちを伝えましょう。不安の中でも、答えがもらえるまで辛抱強く待ってくれた彼への気遣いです。
また、返事の前にワンクッション置くことで、答える女性側の気持ちを整えるメリットもありますよ。結婚という2人の人生に関わるものだからこそ、相手への思いやりを持って接することが大切です。
考えていたことを素直に伝える
待たせた後の返事は、嘘偽りない自分の気持ちを素直に伝えてください。相手を傷つけないように、とオブラートに包んだ伝え方をすると裏目に出てしまう場合があります。保留中にどんなことを考えていたのか、結婚に対してどんな心配があったのか、という点も伝えると、女性の気持ちが伝わりやすいですよ。
答えがOKであれば「今からでもプロポーズを受けていいですか?」と伝えてくださいね。可能であれば、彼にもう一度プロポーズのセリフを言ってもらうのもおすすめ。保留期間があったとしても、再プロポーズが成功すれば、2人にとって忘れがたい思い出になるはずです。
答えがノーの場合は誤解を与えるような伝え方は避けましょう。はっきり言いづらいという気持ちは理解できますが、曖昧な回答は2人の関係がこじれてしまいます。なぜプロポーズを受けられないのか、という理由を明確に伝えることが相手に対する誠意です。
プロポーズの返事を保留にするときの注意点
プロポーズの返事を保留にする場合には、いくつか注意点があります。プロポーズが原因で2人の関係がギクシャクすることがないように、必要なポイントを押さえておきましょう。
保留期限は明確にする
プロポーズの返事を保留にする場合、期限は必ず決めておきましょう。長引かせるほど彼の中の不安が大きくなり、最悪の場合お別れに発展する場合もあるからです。
返事の期限を長引かせるほど、女性側も返答しづらくなる、というデメリットもあります。保留にしたいときは、「次のデートまで考えさせて」「1週間だけ待ってほしい」というように期限を必ず伝えて、できるだけ早めに返答しましょう。
もし断るなら早めに伝える
時間をかけて考えた結果、「今は結婚できない」という結果になったのなら、できるだけ早めに伝えましょう。待たされるほど、彼の心理的な負担が大きくなってしまうからです。言いづらさはあるかもしれませんが、先延ばしにしても良い結果にはなりません。今は結婚できないと思った理由を素直に伝えることが、2人の今後にとっても最適です。
返事を保留にするとき婚約指輪は受け取る?受け取らない?
返事を保留にする場合、プロポーズと共に渡される婚約指輪をどうすればいいかについて紹介します。自分の中での対処方法を事前に決めておけば、突然のプロポーズにも自信を持って返答できますよ。
婚約指輪は受け取っても受け取らなくてもOK
プロポーズの返事を保留する場合、婚約指輪自体は受け取っても受け取らなくてもOKです。「保留にする以上は受け取れない」「一旦は受け取るけど返事だけは待ってほしい」など、人によって考えは様々だからです。
受け取らなかった場合で、なおかつプロポーズの答えがOKの場合は、後日彼から手渡される指輪を笑顔で受け取ってあげてくださいね。一旦受け取って返事だけ保留にしていた場合は、保留にしたことへの謝罪と合わせて、プロポーズと指輪への感謝をしっかり伝えましょう。
受け取った場合のお返しは必要?
指輪を受け取った上で返事を保留にしたことで、「何かお返しをしたほうがいいかな」と心配になる方もいることでしょう。基本的に指輪のお返しは無しでも問題ありません。もしも、返事を待たせてしまったことで「何かしてあげたい」と思うのなら、お返しのプレゼントを用意しましょう。
一般的に、婚約指輪のお返しをする場合、指輪の金額の半分ほどの費用でプレゼントを用意します。多い価格帯は10~12万円ほどで、腕時計や財布が人気です。彼の好みに合った素敵なプレゼントを選んであげてくださいね。
プロポーズの返事は誠意と思いやりを持って伝えよう
プロポーズは、する側にもされる側にも緊張と不安がありますよね。だからこそ、返事を待ってもらう場合には、伝え方と思いやりの心が欠かせません。返事を待つ男性側は相手の状況に配慮して、そして返事を待ってもらう女性側は、彼の不安な気持ちを汲み取ってあげてください。
結婚は2人でするものだからこそ、プロポーズの段階からお互いへの気遣いができれば、きっと温かい家庭を築いていけることでしょう。2人にとって結婚に向けた最良の答えが出せるように、素敵なプロポーズにしてくださいね。