これで完ペキ♪席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】
披露宴前の受付でゲストさまに配布される「席次表」に入れるあいさつ文やプロフィールの基本について
少人数婚・家族婚の席次のマナー|結婚式 席次表ならPIARY(ピアリー)
近年人気の結婚式のスタイル、少人数婚・家族婚。
新郎新婦の家族・親族だけがゲストの家族婚、親しい友人と家族だけがゲストの少人数婚は新しい結婚式の形として人気になっています。
そんな少人数婚・家族婚の席の位置、「席次」のマナーはご存知でしょうか?
席次は新郎新婦のおふたりの座る位置や、テーブルの形によっても変わります。
少人数・家族だけであっても、「上座」「下座」を意識しなければなりません。
少人数婚・家族婚を開催する新郎新婦のおふたりは、ゲストの席次決めが重要です。
今回はそんな少人数婚・家族婚の席次マナーを解説します。
また、おふたりの座る位置やテーブルの形別、席次決めのポイントを合わせて紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
アットホームな式にしたい!費用を抑えたい!
少人数婚・家族婚はそんなおふたりにとってぴったりのスタイルです。
そんな少人数婚・家族婚の席次決めで気を付けてほしいポイントを理解していますか?
「親しき中にも礼儀あり」という気持ちを忘れず、みんなに楽しんでもらえる席次決めが大切です。
まずは席次決めのポイントを確認しましょう。
新郎新婦のおふたりは、ゲストみんなの顔が見やすい席次決めを意識しましょう。
結婚式のゲスト同士が一人一人の顔を把握できるのは少人数婚・家族婚ならでは!
お互いの人数差もありますが、テーブルを工夫すればみんなの顔がよくわかります。
席次を工夫すれば、会話が弾んでお互いの親戚同士が仲良くなるかもしれませんね。
少人数のメリットを生かし、お互いの家族の顔を覚えてもらえる席次を意識しましょう。
席次決めは参加ゲストの体調を考慮しなければなりません。
例えば妊婦のゲスト・年配のゲスト・小さな子供連れのゲストです。
新郎新婦を見る時に体勢を変えることが負担になってしまうかもしれません。
子供連れのゲストへは移動の負担を考え、入り口から遠ざけないなど、それぞれのゲストへの配慮を忘れずに席次を決めましょう。
友人を招待するとき、知り合いがおらず一人で参加する場合があります。
知り合いがいない式への参加は不安な気持ちになってしまいますよね。
事前に隣に座る親戚・両親・兄妹に相談し、積極的に話しかけてもらいましょう。
ウェルカムスペース等で談笑し、披露宴で孤独を感じないよう配慮が必要です。
新郎新婦のおふたりは参加ゲストみんなの気持ちを考えて席次を決めましょう。
このように、少人数婚・家族婚の席次決めはゲストへの配慮を忘れてはいけません。
ゲスト一人一人の気持ちに寄り添えるのは少人数婚・家族婚ならでは。
新郎新婦のおふたりは少人数婚・家族婚のメリットを生かし、マナーを守って席次を決めてください。
ゲストの席次決めは、上座・下座を正しく理解しなければなりません。
少人数婚・家族婚だからといって、上座・下座を理解しないのはゲストにとって失礼になります。
まずは席次決め最低限のマナー、上座・下座について確認しましょう。
上座は新郎新婦にとって、目上のゲスト・年齢が上のゲストが座ります。
上座は会場の出入り口から遠い場所にあります。
ゲストの中でも一番格式の高い主賓(しゅひん)が上座に座ります。
下座は新郎新婦にとって、目下のゲスト・年齢が下のゲストが座ります。
下座は会場の出入り口から近い場所にあります。
主に新郎新婦の両親・兄妹が一番遠い席に座ります。
以上が、席次決めで重要な上座・下座の特徴です。
少人数婚・家族婚の場合、主賓や職場関係の人間を呼ばないことがほとんどです。
席次決めは上座からではなく、両親・兄妹の下座から決めていきましょう。
しかし、席次決めはテーブルの形や新郎新婦の座る位置によって変わるものです。
少人数婚・家族婚なら、新郎新婦の高砂がないパターンもあります。
さらに、新郎新婦のゲストに人数差があれば席次のバランスも気になりますよね。
それぞれのパターンを理解するために、テーブルの形と新郎新婦の座る位置別の席次決めを解説します。
ゲストの席次はテーブルの形で変わります。
少人数婚・家族婚なら大人数の結婚式と違い、テーブルの数や形も変える必要があります。
少人数婚・家族婚特有のテーブルの形別、席次マナーを見てみましょう。
晩餐会のような長テーブルは少人数婚・家族婚ならでは。 長テーブルは少人数婚ではなく、家族婚のときによく使われます。 流しテーブルとも呼ばれ、席次決めはシンプルで決めやすいでしょう。
しかし、長テーブルは新郎新婦の高砂があるときとないときで席次が大きく変わります。
新郎新婦のおふたりはそれぞれの席次を理解しましょう。
席次は上座から「父方祖父母→母方祖父母→兄妹→両親」
(長テーブルは2つ)
まずは下座に両親、次に兄妹となります。
一番の上座は父方の祖父です。
必ず夫婦が隣になるよう席次を決めましょう。
家族婚であっても、それぞれの相性は把握しなければなりません。
事前に両親に確認し、角が立たない席次を意識しましょう。
テーブルの真ん中に新郎新婦
席次は上座から「父方祖父母→母方祖父母→兄妹→両親」(長テーブルは1つ)
高砂なしの場合、長テーブル長手の真ん中に新郎新婦が座ります。
そして新郎新婦の隣の席が上座となります。
長テーブルのスタイルで友人を呼びたい場合、こちらの高砂なしが良いでしょう。
1つの長テーブルは、新郎新婦おふたりの顔が見やすいのがポイントです。
それぞれの関係性を考慮したレイアウトで席次を決めましょう。
それぞれのゲストに人数差があるときは、ゲストが多い側の両親・兄妹が移動します。
上座のゲストは基本的にそのまま移動しません。
余ってしまった一方のテーブルの下座に両親・兄妹が座ってもらいましょう。
そうすれば両家の両親が隣になるので、会話も弾むはずです。
どうしても人数差が埋まらない場合は、長テーブル以外で席次を組みましょう。
広い会場での少人数婚・家族婚なら丸テーブルが一般的です。
少人数婚・家族婚だけではなく、大人数の結婚式でも丸テーブルはよく使われています。
丸テーブルはどの席からでも新郎新婦が見えるのもポイント。
長テーブルと同じく、丸テーブルも新郎新婦の高砂の有無、人数差がある場合で席次が大きく変わります。
席次は上座から「父方祖父母→母方祖父母→両親・兄妹」
(丸テーブルの数は人数によって異なる)
新郎新婦の高砂から一番近いテーブルが上座です。
基本的には友人が上座ですが、人数によっては調整が必要です。
一番遠い下座の丸テーブルには両親・兄妹に座ってもらいます。
人数によってテーブルの数は調整できるので、40人前後の少人数婚・家族婚にぴったりです。
席次は上座から「父方祖父母→母方祖父母→兄妹→両親」
(丸テーブルは1つ)
少人数婚・家族婚の中でも、さらに人数の少ない10~15人の席次におすすめです。
大きな丸テーブルを新郎新婦とゲストみんなで囲むスタイルになります。
アットホーム感を味わえる席次は少人数婚・家族婚ならでは!
しかし、友人を招く場合は孤立しないよう工夫が必要です。
丸テーブルでの席次決めで人数差があるときは、両親・兄妹から移動してもらいます。
こちらも基本的に上座のゲストは移動しません。
丸テーブルの場合、人数差によってはテーブルの数を減らすこともできます。
さらに丸テーブルなら1~5人くらいの人数差は全体的に見て気になりません。
人数差が少ないときに丸テーブルでの席次決めは悩むこともないでしょう。
少人数婚・家族婚にぴったりなのがオーバル型(楕円形)です。
丸テーブルに幅をつけて横長にしたのがオーバル型のテーブルになります。
オーバル型テーブルは基本的に新郎新婦の高砂がないスタイルです。
10~15人の少人数婚・家族婚にぴったりのテーブルです。
席次は上座から「父方祖父母→母方祖父母→兄妹→両親」
(オーバル型テーブルは1つ)
長テーブルと同じく、新郎新婦はオーバルの長手真ん中に座ります。
そして新郎新婦の隣が上座となります。
楕円形の柔らかいカーブがポイントとなり、下座のゲストとも距離が近く感じられます。
珍しいオーバル型のテーブルは少人数婚・家族婚ならでは!
1つの丸テーブルでは少し遠いかな?と思うときにぴったりのテーブルです。
しかし、人数が2~3人増えるだけで席次調整が難しくなります。
事前にゲストの人数を確認し、みんなが楽しめる席次を決めましょう。
長テーブル・丸テーブルと違い、オーバル型は新郎新婦の高砂がありません。
1~3人ほどの人数差があるときは、さほど気にならないでしょう。
逆に5~10人ほどの人数差があるときは、別のテーブルを検討してみてください。
以外にも少人数婚・家族婚の席次決めで重要なのは、新郎新婦の高砂の有無です。
席次決めの中心である高砂がないと、下座の調整が難しくなります。
いろいろなテーブルパターンを理解しておきましょう。
少人数婚・家族婚の席次マナーについて。
テーブル別・高砂の有無・人数差があるときのポイントをまとめて紹介できました。
いかがだったでしょうか?
家族の絆を深める少人数婚・家族婚。
ゲストみんなの気持ちに寄り添い、正しい席次決めが大事です。
少人数でしか味わえない優しい雰囲気の結婚式でゲストに幸せをお裾分けしましょう。
少人数婚・家族婚が成功することを祈っています。
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