これで完ペキ♪席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】
披露宴前の受付でゲストさまに配布される「席次表」に入れるあいさつ文やプロフィールの基本について
結婚式で席次表は何枚必要?家族・夫婦・親族が参列時の注意点|結婚式 席次表ならPIARY(ピアリー)
結婚式当日、受付ではゲストに席次表を渡します。
席次表を何枚準備するかは、明確な決まりはありません。
家族や夫婦で結婚式に参加している場合、何枚席次表を渡せばよいのか迷う人もいるのではないでしょうか。
今回は、席次表を何枚準備するべきかをパターン別でご紹介します。
トレンドの席次表についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式当日ゲストに渡す席次表ですが、そもそも席次表は何のために使うものなのでしょうか。
ここでは、席次表を準備するべき理由や、席次表をゲストに渡す目的についてご紹介します。
そんな少人数婚・家族婚の席次決めで気を付けてほしいポイントを理解していますか?
「親しき中にも礼儀あり」という気持ちを忘れず、みんなに楽しんでもらえる席次決めが大切です。
まずは席次決めのポイントを確認しましょう。
結婚式の席次表は席を伝えるだけのアイテムではなく、様々な目的があります。
席次表の一番の目的は、結婚式場でゲストがどこに座ればよいか伝えることです。
結婚式では多くの人数が参加するため、どこに座るのか分からないと入口でゲストが迷ってしまいます。
席次表を渡すことによって広い会場でも、迷わずに自分のテーブルに着席することができます。
席次表には、自分以外にも参加する人数全員の名前が記載されています。
そのため席次表は、新郎新婦双方の情報が詰まっているといっても過言ではありません。
どのような家族構成なのか、どのような親族がいるのか、どのような人が参加しているのかなど、席次表を見れば新郎新婦の人となりや人付き合いが分かります。
また、同じテーブルに座る人がどのような人か把握したい人も多いでしょう。
結婚式に参加する人数は多いため、同じテーブルになる人が全員知り合いとは限りません。
席次表を確認すれば新郎新婦との間柄が分かるので、初対面の人でもゲストは困惑することなく着席することができます。
結婚式中には、何回か待ち時間が発生します。
結婚式が始まる前、歓談中、お色直し中など、時間があり手持無沙汰な時、席次表はちょっとした読み物として役に立ちます。
結婚式中に席次表なんて読まれないと思う人もいるかもしれませんが、実はしっかりと読んでいるゲストは多いのです。
次の項目でご紹介することを記載しておくと、ゲストが手持無沙汰にならずに結婚式に参加してもらえます。
席次決めは参加ゲストの体調を考慮しなければなりません。
例えば妊婦のゲスト・年配のゲスト・小さな子供連れのゲストです。
新郎新婦を見る時に体勢を変えることが負担になってしまうかもしれません。
子供連れのゲストへは移動の負担を考え、入り口から遠ざけないなど、それぞれのゲストへの配慮を忘れずに席次を決めましょう。
結婚式の席次表には以下のことが書いてあることが多いです。
・ゲストの席次(レイアウト)
・ゲストの名前
・ゲストの肩書や関係
・新郎新婦のプロフィール
・結婚式で出る食事のメニュー
メニューは席次表には記載せず、別で用意しても大丈夫です。
結婚式において、席次表は用意した方がよいです。
なぜなら、上に挙げたように、席次表はゲストが結婚式に参加するにあたって必要な情報が詰まっているものだからです。
席次表がないと、ゲストは座席が分からないのはもちろん、結婚式に参加する他のゲストの情報も分かりません。
また、ちょっとした時間がある際の読み物としても、席次表は重要なアイテムになります。
基本的に、席次表は結婚式に参加している人に渡しましょう。
もちろん、親族や家族にも渡します。
友人や会社関係の人に1人1部渡すのは当然なのですが、渡し方に困るのが親族や家族など世帯ごとに結婚式に参加している人です。
席次表は結婚式に参加する人数分用意すべきかどうか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで次項からは、席次表を世帯数分用意すべきか、参加人数分用意すべきかどうかについてご紹介します。
まずご紹介するのは、家族や夫婦など世帯数分を準備する方法です。
結婚式の席次表は、参加する家族や夫婦などの世帯数分の準備をすれば問題ありません。
結婚式では、招待状の数=ご祝儀の数=席次表の数が基本になります。
招待状は基本的に家族など各世帯に1枚送ることが多いため、席次表も1世帯に1枚準備すればよいです。
親族や家族など、夫婦で結婚式に参加している人もいます。
招待状を夫婦で1枚出している場合は、夫婦で1枚席次表を渡せば問題ありません。
ただ、夫婦それぞれに招待状を出している場合は例外になります。
夫婦それぞれに1枚ずつ席次表を用意しましょう。
結婚式では、家族で参加している人も親族を中心に大勢います。
その場合も、招待状を家族1世帯で1枚出していることが多いと思いますので、席次表も1枚用意しましょう。
ただ、同居している2世帯の家族でそれぞれに招待状を出している場合は、各世帯に1枚ずつ席次表を準備します。
家族で参加している場合は、代表者が受付で芳名帳に記入をするはずなので、その人に席次表を渡すようにしましょう。
最低1世帯1枚と上記では述べましたが、余裕があれば結婚式の席次表は参加者1人1枚準備できると安心です。
なぜ1人1枚準備した方がよいのか、またデメリットについてもご紹介します。
結婚式当日は、新郎新婦ではなく新郎新婦から依頼された人が受付をすることになります。
そのため、誰には席次表を渡さなくてよいかなど、参加者の詳細を把握しきれないことがほとんどです。
また、席次表には席次だけではなく、新郎新婦のプロフィールなども記載してあることが多いです。
そのため、1世帯に1枚といっても席次表が欲しいと言ってくる人が多いのが現状。
欲しい人に渡していると、途中で予定人数分の席次表がなくなってしまったということになりかねません。
参加人数分の席次表を準備しておく方が、トラブルを避けることができます。
結婚式の席次表を人数分準備することのデメリットは、とにかくお金がかかることです。
結婚式のペーパーアイテムはなにかと費用がかさむもの。
席次表は1枚300円~500円かかることもあります。
席次表を1人1枚準備するとなると、かなりの負担です。
対策として、ペーパーアイテムを使って自作で印刷をすることもできます。
全て自分で準備する方法と、データまで作って印刷所に依頼をする方法があります。
結婚式の準備の状況と費用を確認しながら、柔軟に使い分けてみてください。
結婚式の席次表は1人1枚と述べましたが、家族で参加しているゲストの中で幼い子どもがいる場合は、子ども分の席次表は基本的には必要ありません。
子どもは席次表に目を通さないことがほとんどです。
そのため、家族連れのゲストには席次表の代わりにお菓子やおもちゃなどを渡してあげる方がおすすめです。
席次表は、≪結婚式の総参加人数-子どもの人数分≫を用意するとよいでしょう。
結婚式の席次表は、予備も準備するようにしましょう。
予備がないと、当日席次表がなくなってトラブルになりかねません。
席次表の予備を準備する必要性を3つご紹介します。
結婚式では、式の途中で飲食をしたり立って移動したりする場面があります。
そのため、何かの拍子に食べ物や飲み物をこぼして席次表を汚してしまうこともあるかもしれません。
またお酒も入るので、手に持っていた席次表を紛失してしまったということも起こりうるでしょう。
席次表には新郎新婦のプロフィールなども記載されているため、記念として綺麗な状態の席次表を持ち帰りたいと予備を求めてくる参加者がいます。
そのような場合のために、席次表の予備は何枚か準備しておくとよいです。
結婚式当日、席次表を手にするのはゲストだけではありません。
以下の会場スタッフの分も席次表を確保する可能性があります。
・結婚式場の担当者
・結婚式の司会者
・カメラマン
スタッフの分は、結婚式が始まる前にあらかじめある程度確保されることがほとんどです。
予想外にスタッフの人数分の席次表が必要になってしまい、ゲストの人数分がなくなったということにならないよう予備分を作成しておきましょう。
また対策として、席次表を手配する準備段階で、結婚式場の担当者にスタッフ分の予備は何枚確保すべきか確認しておくことをおすすめします。
結婚式では、様々な人が当日の準備にあたりますし、新郎新婦もたくさんの備品を式場に持ち込むことになります。
その際、何かの拍子に席次表が折れてしまったり破けてしまったりする可能性があります。
結婚式はイレギュラーなことの連続なので、何が起こるかわかりません。
安心のためにも、席次表の予備は用意しておいた方がよいでしょう。
結婚式の席次表の枚数についてご紹介してきましたが、ここでは最近のトレンドについてもご紹介します。
今までの席次表についての悩みが一気に解決できるものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
海外の結婚式では一般的な「エスコートカード」。
名前とテーブルの番号が書かれた「もぎり」を受付でゲストに渡します。
ゲストはもぎりを持って、自分のテーブルへと移動します。
この方法だと、自作できる上に参加する人数分の席次を記載する必要もないので、席次表を作成するよりも費用を抑えることができます。
最近では新郎新婦が自作するおしゃれなエスコートカードもトレンドでありますので、ぜひ参考にしてみてください。
「シーティングチャート」という席次表の方法をご存知でしょうか。
受付に席次が記載された大きな紙を1枚のみ掲示する方法です。
こちらも海外では主流になりつつあり、日本でも取り入れる新郎新婦が増えてきています。
シーティングチャートの利点は、席次表が1枚で済むため費用がかなり抑えられるという点と、直前の急な欠席者に対応できるという点です。
欠席者が判明してから席次表を刷り直すと、かなり費用がかかってしまいます。
シーティングチャートは1枚のみ準備すればよいので、ギリギリまで変更が可能な上に刷り直し等の費用がかかりません。
ウェルカムボードのように、オリジナルなおしゃれなシーティングチャートを作るのもトレンドです。
あえて席次表を作成しないという方法もあります。
結婚式が自由席の場合や、参加する人数が少ない場合は、席次表は作らなくても問題はないです。
その場合、招待状を送付する際に自由席であることなどを記載しておくと親切です。
今回は、結婚式での席次表は何枚必要かをご紹介しました。
結婚式の席次表は、参加する人の名前や肩書だけでなく、新郎新婦のプロフィールやメニューなども記載されています。
準備する枚数としては、最低でも各世帯1枚、できれば≪総参加ゲスト人数分-子どもの人数+予備分≫は準備できると安心です。
家族や夫婦などで参加している場合、各世帯に1枚準備する方法で基本的には問題ありませんが、中には1人1枚欲しいと言うゲストもいます。
そのため人数分の席次表を準備しておいた方が、当日の受付はスムーズに進みます。
また、予備も数枚用意しておくと、汚れたり紛失したりしたゲストの分や、結婚式場のスタッフ用にも渡すことができます。
その他の席次表の形として、エスコートカード・シーティングチャートなどトレンドのものもあります。
結婚式の開催の仕方次第では席次表を作らない方法もありますので、状況に応じて選択してみてください。
結婚式の席次表は、着席する場所を伝える以外にも様々な目的があります。
ゲストが心置きなく楽しんでもらえるよう、席次表はしっかり準備しましょう。
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