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出産内祝いにフォトフレームは喜ばれる?メモリアルギフトを贈るときの注意点|出産内祝い・出産祝いのお返しギフトならPIARY(ピアリー)
出産内祝いのギフトを選ぶ際、できることなら生まれた赤ちゃんに関連する、思い出に残る物を贈りたいと考える人は少なくないでしょう。しかし、メモリアルギフトを贈るには、気をつけなければならない点も存在します。
そこで今回は、メモリアルギフトのひとつであるフォトフレームに焦点をあて、贈るのにおすすめの相手や、メモリアルギフトを贈る際の注意点などを解説し、おすすめのフォトフレームも紹介していきます。
フォトフレームは、両親や祖父母といった近しい親族に贈る出産内祝いとして人気が高いギフトです。フォトフレームギフトについて、詳しく見ていきましょう
出産内祝い用のフォトフレームの中には、名前や誕生日、産まれたときの体重、手型や足型を入れておくことができるものがあります。成長した写真と比べることで、「もうこんなに大きくなったんだね」など、子どもの成長をより強く実感しやすくなります。
フォトフレームの中には、複数の写真を並べて飾ることができるものもあります。生まれたときから成長していく過程で撮影した写真を並べて飾ることで、こちらも子どもの成長を実感することができるでしょう。
フォトフレームですから、中に入れて飾る写真は、自分で自由に入れ替えることができます。
子どもがある程度成長してくると、子どもによっては自分の写真が飾られていることを、嫌がる子も出てくるかもしれません。その場合も、子ども以外の写真も好きなように入れ替えて飾ることができるので、フォトフレームが無駄になることはないでしょう。
また、写真の画像データを直接転送して表示することのできる「デジタルフォトフレーム」は、写真のような静止画だけでなく、動画の再生ができるものもあります。Wi-Fiに接続できるデジタルフォトフレームなら、遠くに住んでいる子どもや孫からも、インターネットを通じて、写真や動画を送ってもらうことができます。
送ってもらった写真の中から、お気に入りの1枚を選んで表示させておいたり、複数枚の写真が順番に表示されるようにしたりと、自由に飾ることができます。
メモリアルフォトフレームのような、生まれた子どもにちなんだものを贈りたいと考える人は少なくありません。出産内祝い用のギフトには、赤ちゃんの名前や写真を入れることのできるギフトもたくさんありますが、贈る時の注意点もあります。
どんなことに気をつけるべきなのか、詳しく見ていきましょう。
まず1つ目に、メモリアルギフトは、贈る相手によってはふさわしくないという点が挙げられます。
両親や祖父母のような近しい親族や、親しく付き合いのある友人など、日頃の交流が深い相手なら喜ばれることが多いです。しかし、職場関係の人や、あまり付き合いのない遠い親戚などの交流の浅い人は、もらっても扱いに困ってしまうことがあります。
せっかく出産内祝いをもらっても、名前や写真が入っていると使うに使えず、かといって処分するのにも罪悪感を覚えてしまうなど、持て余してしまうことも少なくありません。
また、相手が不妊治療中であったり、子どもを亡くしてしまった経験があったりする人だと、不快にさせてしまったり、傷つけてしまったりする恐れもあります。
名入れギフトや写真の入ったギフトは、親族や親しい友人など、普段から交流があり近況がわかる相手だけにとどめたほうがよいといえるでしょう。
名前や写真が入ったギフトは、品物によっては使いづらくなってしまうことがあることも、気をつけたほうがよいポイントでしょう。
たとえば、タオルや食器などの内祝いの定番アイテムでも、名前や写真が入っていると日常的には使いづらく感じてしまうことがあります。
特に、お皿やカップなどの食器は、名前や顔写真が入っていると、口をつけて使用することにためらってしまうことがあります。また、顔写真の入った品物が割れたり破れたりすると縁起が悪く感じてしまう人もいることでしょう。
名前や写真の入った出産内祝いを贈りたいのであれば、食品や消耗品など使えばなくなる、いわゆる「消え物」がおすすめです。お菓子や石鹸のパッケージなどに名入れや写真が入れられたものなら、中身を食べたり使ったりしてなくなってしまうと、外装の処分をする際の罪悪感も少ないでしょう。
フォトフレーム以外の出産内祝いを贈るなら、どんなギフトを贈ればよいのでしょうか?
出産内祝いでは、お菓子やお米、お酒などの食品類が定番です。ただし、食品を贈る場合は、保存期間が長いものや、すぐに食べ切れるものを贈るなど、消費期限に気をつけるようにしましょう。期限内に消費しきれない量を贈ってしまうと、かえって迷惑になってしまいます。
タオルや洗剤など、毎日使うもので、たくさんストックがあっても困らず、保存するのに場所を取らないような日用品もおすすめです。
受け取った相手が自由に使えるギフト券や商品券も人気があります。好みがわからず、どうしても決められない場合は、こういった物を贈ると、相手も自分の好きな用途で使用できるので喜ばれやすいです。
しかし、金券類の出産内祝いギフトは、贈られたものの金額がはっきりとわかってしまう、贈ったお祝いをそのまま突き返された、などと感じ、失礼だと思う人もいるので注意が必要です。特に、上司などの目上の人や年配の人への出産内祝いには、選ばないほうがよいでしょう。
最後に、出産内祝いにおすすめのフォトフレームギフトを紹介します。
日本が誇る磁器ブランド、「ノリタケ」のフォトフレーム。上品な青に白い可憐な小花模様、レースのように縁を彩る金がワンポイントになっています。どんなお部屋にも馴染みそうなシンプルなデザインながら、気品のあるエレガントなフォトフレームです。
さわやかで清涼なライトブルーが際立ちインテリアとしても映える「ノリタケ」のフォトフレーム。繊細で可愛らしい白盛、それを囲む小花を纏う菱文様が和テイストの彩り。楽しく軽やかな印象を与えます。
出産内祝いは、出産祝いをいただいたことにたいするお礼の気持ちを伝えるために贈るものです。どうせなら、生まれた子どもに関連するものを贈りたい!という気持ちはわかりますが、感謝の気持ちが伝わらなければ意味がありません。
メモリアルギフトは、贈る相手を選んでしまいがち。せっかく出産内祝いを贈るのなら、相手にも喜んでもらえるものを選ぶようにしましょう。
フォトフレームなら、祖父母には手型や足型、名前などの入ったメモリアルフォトフレームを。友人には、お部屋のインテリアにもぴったりなおしゃれなものなど、贈る相手によって選ぶことができます。素敵なフォトフレームを探して、出産内祝いギフトとして贈ってみてはいかがでしょうか?
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