「出産祝いのお返しは不要！」と言われたときの対処法を紹介

最終更新日： 2024年4月12日

出産祝いをもらったらお返しを贈るのがマナーですが、人によっては「お返しは不要」「お返しはいらない」と言われることがあります。

「不要と言われても、お返しを贈らないのは失礼じゃないの？」
と、悩んでいる人も多いはずです。

今回は、そんな出産祝いのお返しは不要と言われた時の対処法について。
お返しは不要と言われそうな相手にわけて、それぞれの理由と対処法を解説します。

1.出産祝いのお返しはどうして不要なの？
- 1-1.気遣いの気持ちから
- 1-2.社交辞令の可能性も
2.出産祝いのお返しは不要と言いそうな相手とは？
3.「出産祝いのお返しは不要！」と言われたときの対処法
4.出産祝いのお返しを贈るならPIARYで！
5.まとめ

出産祝いのお返しはどうして不要なの？

そもそもどうして出産祝いのお返しがいらないのか、その理由が気になりませんか？
お返しを贈るのは大人として最低限のマナーなので、お返しは不要・いらないと言われたら困る人は多いはずです。
まずは出産祝いを贈る相手の気持ちになって考えてみましょう。

気遣いの気持ちから

出産祝いのお返しは不要・いらないと言うのは、気遣いの気持ちが強いからです。
出産祝いのお返しに限らず内祝いをもらう時は、やはり相手に対して申し訳ない気持ちになりますよね。

さらに、出産の内祝いとなると余計に気遣いの気持ちが強くなります。
特に初めての出産・子育てを迎えた夫婦は、忙しく大変な日々を送っているはずです。
商品選びや贈る手間などを考え、出産祝いを贈ってもお返しは不要・いらないと言ってしまうかもしれません。

社交辞令の可能性も

出産祝いのお返しは不要・いらないと言う理由として、社交辞令の可能性も考えられます。
その場の雰囲気でお返しがいらないと言う人もいるので、「本当にいらないの？」と気になってしまいますよね。

この場合、マナーを考えると難しくなりますが、まずは自分と相手の関係性を意識してみましょう。
特に目上の人は、社交辞令で「いらない」と言う可能性があるので注意してください。
出産祝いのお返しがいらないと言われても、普段のやり取りを思い出して関係性を考えた見極めが必要になります。

出産祝いのお返しは不要と言いそうな相手とは？

出産祝いのお返しは不要と言う理由がわかったところで、次に気になるのがお返しは不要と言いそうな相手です。
出産祝いは結婚祝いをくれた人からもらう確率が高いので、どんな人が当てはまるのか、身近な人物を想定しながら見てください。

家族

最も「お返しは不要・いらない」と言いそうなのは、やはり自分の家族です。
特に両親や祖父母は「お返しはしなくていい」「出産祝いのお返しはいらない」と、社交辞令ではなく本心で言う人が多いはず。
兄妹なら「お返しはいらないからね」と、会話の中で何気なく言うパターンが多いでしょう。
出産祝いなどお祝い時のお返しのマナーは家族間で決まっていることも多いので、家庭のマナーを重視する必要があります。

友人

家族の次に身近なのが親しい友人です。
幼なじみや同級生など昔から仲の良い友人なら、「お返しはいらないよ」と気を遣って言ってくれることがあります。
友人は関係性もさまざまなので、出産祝いのお返しを贈るかどうかは人によって判断が難しくなるでしょう。
人によっては「マナーがなってない」と思われるかもしれないので、親しい友人であっても注意してください。

職場関係

職場関係のなかにも、お返しは不要・いらないと言う人がいます。
職場の人は連名でささやかな出産祝いをくれることがあるので、「お返しは結構ですよ」「気持ちだからいらないよ」と言われる可能性も。
さらに、上司から出産祝いをもらい「お返しは不要だよ」と言われることも考えられます。
上司や先輩など特にマナーを重んじる人には、「お返しはいらない」と言われたときの行動に注意が必要です。

「出産祝いのお返しは不要！」と言われたときの対処法

ここからは、家族・友人・職場関係、それぞれの人に出産祝いのお返しは不要・いらないと言われたときの対処法を紹介します。

家族に不要と言われたときの対処法

まずは一番身近な家族に、出産祝いのお返しは不要と言われたときの対処法を見てみましょう。

素直にお返しをしない

家族に「出産祝いのお返しはいらない」と言われたら、素直に受け止めてお返しをしなくても大丈夫です。
特に両親に出産祝いのお返しをすると、自分の子供に気を遣わせたと感じ嫌な気持ちにさせてしまう可能性もあります。

そして高齢の祖父母など、人によっては出産祝いのお返しをして、「家族なのに気を遣うな」と怒らせてしまうかもしれません。
家庭内のマナーを優先し、相手が家族なら素直に受け止め、無理にお返しを贈るのは控えましょう。

お返しに代わる品を贈る

無理に出産祝いのお返しを贈る必要はありませんが、もらうばかりでは失礼ですよね。
そこで、両親や祖父母には赤ちゃんを連れて家に帰るときに手土産を持って行くのがおすすめです。

お菓子や飲み物など、家族みんなでシェアできる品を贈ると喜ばれます。
手土産なら両親や祖父母もお返しをもらった感覚にならないので、気を遣わせることなく感謝の気持ちが伝わるはずです。

また、品物を贈るのではなく、家族を食事に誘うというお返しもできます。
品物をもらうわけではないので、手土産と同じく気を遣わせる心配もありません。
「お返しを贈る」という心持ではなく、あくまでも日頃の感謝の気持ちという思いでお返しに代わる何かで対処してください。

友人に不要と言われたときの対処法

次に、友人に出産祝いのお返しは不要と言われたときの対処法を見てみましょう。

お返しを贈るのがマナー

友人に「いらないよ」と遠慮がちに言われても、出産祝いをもらったらお返しの品物を贈るのがマナーです。
特に友人に出産祝いを贈ってお返しの品物をもらっている場合は、自分も必ずお返しの品物を贈るようにしましょう。

この場合、赤ちゃんを見に自宅に遊びに来てくれたタイミングで贈るのがおすすめです。
お返しはできるだけ手渡しするのがマナーなので、最低限のルールやマナーを守り大人として恥ずかしくない対処法をとりましょう。

プチギフトを贈る

出産祝いが現金ではなくちょっとした品物だった場合、お返しの品物もちょっとしたプチギフトで大丈夫です。
さらに、数人の同級生から連名で出産祝いをもらったときも、お返しはプチギフトのような気を遣わせない品物を贈るのがよいでしょう。

出産祝いをもらったらお返しの品物を贈るのがマナーですが、出産祝いの内容や連名の場合は贈る品物にも工夫が必要です。
友人との関係性も考え、もらった出産祝いにつり合う品物で対処しましょう。

職場の人に言われたときの対処法

最職場の人に出産祝いのお返しは不要と言われたときの対処法を見てみましょう。

お返しを贈るのがマナー

職場の人は友人と同じく、「お返しは結構ですよ」「お返しはいらないよ」と言われてもお返しを贈るのがマナーです。
職場の人も、連名で出産祝いをもらうパターンがあるので、お祝いにつり合う品物を選ぶ必要があります。

「いらない」と言われたからといって何も贈らないのはマナー違反になる上、相手との関係性が悪くなる可能性も。
職場の人なら社交辞令でいらないと言うこともあるので、そのまま受け止めるのではなくマナーを重視して対処してください。

会社・職場のルールを確認

大企業や大人数の職場なら、お祝いについてのマナーやルールが存在する可能性もあります。
部署によって決まりごとがあったり、金額の上限があったりと、ルールがあることでお祝いやお返しのシーンで社員同士が揉めないようにするためです。

まずは直属の上司や先輩に相談し、マナー違反にならないよう気を付けてください。
さらに、男性の上司や先輩に聞きにくいなら出産経験のある女性社員に相談するのもよいでしょう。

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