出産内祝いに写真入りギフトを贈るときに気をつけたいこととは

出産のお祝いをもらった人には、出産内祝いを贈るのがマナーです。
出産内祝いは贈る相手によって関係性や距離感が違うので、内祝いギフトを贈るときは何かと気をつけることがたくさんあります。

そして、出産内祝いを贈るとき「赤ちゃんの写真入りギフトを贈ってもいいの？」と気になっている人も多いはずです。
写真入りは赤ちゃんのお披露目にもなるのでおすすめですが、贈る相手やギフトの内容によっては写真入りが適さない可能性もあります。
何も知らずに写真入りの出産内祝いを贈り、恥ずかしい思いをしては大変です。

そこで今回は、出産内祝いに赤ちゃんの写真入りギフトを贈るときの注意点について解説し、写真入りギフトを贈ってもいい相手や、 写真入りのメッセージカードについても合わせて紹介します。

1.出産内祝いに写真入りギフトを贈っていいの？
- 1-1.写真入りの出産内祝いを贈っていい相手
- 1-2.写真入りの出産内祝いを贈らない方がいい相手
2.写真入りのギフトを贈れない人には写真入りのメッセージがおすすめ！
- 2-1.写真入りメッセージカードを作るときのポイント
- 2-2.お写真入りメッセージカードを作るときの写真の撮り方
3.写真入りギフトの代わりなら名入れギフトもおすすめ！
- 3-1.喜ばれるおすすめの名入れギフトとは？
4.まとめ

出産内祝いに写真入りギフトを贈っていいの？

出産内祝いのギフトに写真が入っていると、赤ちゃんのお披露目にもなるのでみんなが喜んでくれる！と思っている人も多いですよね。
しかし、写真入りギフトを贈っても全員に喜ばれる訳ではありません。
人によっては使い道に困ったり汚れを気にしたり、赤ちゃんの写真があることで出産内祝いが負担になってしまいます。
写真入りのギフトを贈ること自体は大丈夫ですが、贈る前に必ず相手と自分との関係性を理解し、贈っていい相手と贈らない方がいい相手を把握しておきましょう。

写真入りの出産内祝いを贈っていい相手

両親・祖父母

写真入りの出産内祝いを贈っていいのは、やはり自分の両親と祖父母です。
特に両親は孫である赤ちゃんの写真が入っているギフトの方が喜んでくれます。
普段なかなか会えない祖父母には、写真入りのギフトを贈ることで赤ちゃんのお披露目にもなり一石二鳥です。
両親や祖父母に贈るなら、雑貨や小物などの長く使えるギフト、飾ってもらえるギフトが喜ばれます。

兄弟姉妹

兄弟姉妹への出産内祝いは、赤ちゃんの写真入りギフトを贈っていいのか悩む人もいるはずです。
しかし、自分との関係性を考えれば両親や祖父母と同様に兄弟姉妹へも写真入りギフトを贈って問題ありません。
日頃から赤ちゃんの話をしていたり、頻繁に連絡をとっていたりする仲の良い兄弟姉妹なら写真入りギフトが安心するという人もいるからです。
このように、両親以外の家族への出産内祝いは自分との関係性を重視して写真を入れるか判断しましょう。

写真入りの出産内祝いを贈らない方がいい相手

友人

学生時代の同級生や幼なじみなど、仲の良い友人であっても写真入りの出産内祝いはあまり喜ばれません。
赤ちゃんのお披露目感覚で贈っても、相手からすれば使いにくいギフトになってしまい、汚れたり壊したりという心配をさせてしまいます。
特に独身の友人や子供がいない夫婦には配慮に欠けるので、写真入りギフトは贈らない方がいいでしょう。

職場関係の人

職場の人たちから出産のお祝いをもらう人もいますが、出産内祝いに写真入りのギフトを贈るのはやめましょう。
特に職場の上司や先輩など、自分のプライベートを軽々しくお披露目するのは失礼にあたります。
相手によっては不快に感じてしまうので、良好な関係であっても職場の人たちには写真入りではない出産内祝いを贈ってください。

このように、写真入りのギフトを贈っていい相手と贈らない方がいい相手がいることを忘れずに、今後の関係を考えて、相手の気持ちに寄り添った出産内祝いを贈る必要があります。

さらに、写真入りのギフトはマグカップやお皿など、両親や祖父母に贈るなら雑貨や小物でも大丈夫ですが、兄弟姉妹や親戚などグレーゾーンの人にはお菓子などの「消え物」がおすすめです。
写真入りのギフトが喜ばれる人であっても、受け取る側の気持ちを考え負担の少ないギフトを贈ってください。

写真入りのギフトを贈れない人には写真入りのメッセージがおすすめ！

赤ちゃんの写真入りの出産内祝いを喜ぶ人もいれば、あまり喜べない人もいることを理解できましたか？
それでも、両親や家族以外にも写真を入れて赤ちゃんのお披露目をしたい！という人は、ギフトではなくメッセージカードがおすすめです。
メッセージカードなら写真も鮮明で分かりやすく、赤ちゃんのお披露目を兼ねて一緒に贈っている人はたくさんいます。

さらに、出産内祝いの写真入りギフトより気軽に贈れるので、受け取る相手が負担に感じることもありません。
ここからは写真入りのギフトではなく写真入りのメッセージカードについて紹介します。

写真入りメッセージカードを作るときのポイント

まずは写真入りメッセージカードを作るときのポイントを解説します。

デザインを決めておく

写真入りメッセージカードを作るなら、事前にどんなデザインにするか決めておきましょう。
写真の大きさ・赤ちゃんの衣装・背景・メッセージの文章やフォント・メッセージの配置など、完成度の高いメッセージカードを贈るならデザインが重要になります。
理想のデザインを決めてないと、仕上がりに満足できない可能性があるので、パパママで意見を出し合うことが写真入りメッセージカードを成功させるポイントです。

生後1カ月前後の写真を使う

メッセージカードに使う写真は赤ちゃんが生後1カ月前後くらいの時期がおすすめです。
お披露目を兼ねてメッセージカードに載せるなら、生まれたばかりの赤ちゃんは目が開いていないので表情があまり分かりません。
生後1カ月前後ならふっくらしてかわいらしい印象が強くなるので、メッセージカードに写真を載せるならこの時期まで待つ必要があります。

テンプレートを使う

メッセージカード用の写真は、テンプレートを使ってより華やかに演出することができます。
写真だけだとどうしても殺風景になってしまうので、出産内祝いにぴったりのテンプレートを合わせれば赤ちゃんのかわいさがアップします。
最近はスマホでテンプレートを無料でダウンロードできるので、気になる人はテンプレートを検討してみてください。

写真入りメッセージカードを作るときの写真の撮り方

ここからは、写真入りメッセージカードを作るときの写真の撮り方を紹介します。

カメラ目線の写真を撮る

メッセージカードに使う写真は、赤ちゃんがカメラ目線の写真がおすすめです。
その方が相手に表情が伝わり、出産内祝いのメッセージカードというコンセプトにマッチします。
赤ちゃんは目を閉じたり動いたりでシャッターチャンスを逃してしまいがちですが、みんなに喜んでもらえるメッセージカードにするため、 パパママは根気よくカメラ目線の写真を狙ってください。

全身が見える写真を撮る

出産内祝いの写真入りギフトは赤ちゃんの顔のアップを使うことが多いですが、メッセージカードに使うときは赤ちゃんの全身が写った写真を撮るようにしましょう。
メッセージカードは写真の範囲を大きく使えるので、全身を鮮明に写すことができます。
手足をパタパタ動かす写真なら、両親だけではなく兄弟姉妹や友人もほっこりしてくれるはずです。
赤ちゃんの表情だけではなく動きも感じられるので、ぜひメッセージカードには赤ちゃんの動きがある写真を載せてください。

おしゃれに見せるなら斜めから撮る

写真自体をおしゃれに見せるために、角度をわざとずらして斜めから撮るのもおすすめです。
写真の角を利用すれば全身が収まりやすく、赤ちゃんが見切れることもありません。
特に、メッセージカードの写真にテンプレートを使うなら、写真に余白を多く作ることがポイントです。
そうすればテンプレートのデザインがしっかりはまり、おしゃれな写真入りメッセージカードに仕上がりますよ。

明るさに注意して撮る

写真入りメッセージカードの写真を撮るときは、赤ちゃんだけではなく部屋の明るさや光の加減も大切です。
部屋が暗すぎると赤ちゃんの表情もわかりにくく、お披露目を兼ねて載せる写真が残念な仕上がりになってしまいます。
逆に明るすぎると写真が白飛びしてしまうので、明るさを調整することが素敵な写真を撮るためのポイントです。
おすすめなのは晴れた日に遮光カーテンで光の加減を調整しながら撮影することです。そうすれば赤ちゃんの表情や背景も鮮明に伝わるので、メッセージカードの完成度もより高く見えますよ。

写真入りギフトの代わりなら名入れギフトもおすすめ！

出産内祝いの写真入りギフトや写真入りのメッセージカードについて紹介しましたが、写真ではなく赤ちゃんの名前を入れる名入れギフトもおすすめです。
特に、両親や祖父母に出産内祝いを贈るなら、写真入りのギフトと名入れギフト両方を検討してみてください。

喜ばれるおすすめの名入れギフトとは？

ここからは、写真入りギフトではなくおすすめの名入れギフトを紹介します。

お菓子

お菓子は食べたらなくなる「消え物」なので、出産内祝いだけではなくたくさんのギフトで人気の商品です。
お菓子はパッケージに名入れすることができるので、受け取る相手の負担も少なく特別感を味わってもらえる出産内祝いになりますよ。

お米

お菓子と同じく、お米も出産内祝いに選ばれるギフトです。
赤ちゃんが生まれたときの体重と同じ重さの「体重米」というギフトがあるので、特に両親や祖父母に名入れギフトを贈りたい人におすすめできます。

このように、名入れできるギフトはパッケージの包装に名前を入れるので、写真入りメッセージカードと同様、相手が負担に感じることもありません。
出産内祝いを贈る相手との関係性を考え、写真入りギフト・写真入りメッセージカード・名入れギフトの3つを使い分けるのもおすすめですよ。

まとめ

出産内祝いに写真入りギフトを贈るときの注意点の解説と、両親や祖父母など写真入りギフトを喜ぶ人とそうでない人がいること、さらに写真入りのメッセージカードや名入れギフトについても合わせて紹介しました。
出産内祝いはお祝いをもらった相手に感謝の気持ちを伝える大事なギフトです。
赤ちゃんのお披露目の意味で写真入りギフトを贈るなら、相手を選び大人として恥ずかしくない出産内祝いを贈りましょう。