結婚内祝いの「のし」に名前なしは失礼?のしの書き方のマナーを知ろう|結婚内祝い・結婚祝いのお返しギフトならPIARY(ピアリー)

結婚内祝いの「のし」に名前なしは失礼?のしの書き方のマナーを知ろう

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結婚内祝いの「のし」に名前なしは失礼?のしの書き方のマナーを知ろう

結婚内祝いには、「のし」を掛ける必要があります。しかし、のしにはいくつか種類があり、どうやって選べば良いのか悩んでしまう人もいることでしょう。

また、「名前を書かずに贈りたい」「結婚後の新しい姓だと誰かわからないかもしれない」などと考える人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚内祝いの「のし」の名前の書き方や、のしの選び方について紹介します。

目次

「のし」とはいったいどんなもの?

「のし」とはいったいどんなもの?

まずは、「のし」とはいったいどんな物なのかについて見ていきましょう。
「のし」とはお中元やお歳暮、結婚祝いや結婚内祝いなどの贈答品に掛けられた「のし紙」の右上に印刷された飾りのことを指します。
「のし紙」のことを「のし」と呼ぶケースも多いですが、厳密には違うものであることを覚えておきましょう。

「のし紙」は「のし」を含めた4つの要素で構成されています。「のし紙」の4つの要素についてそれぞれ見ていきましょう。

のし

「のし」は、のし紙そのものを指して呼ぶことも多いですが、正確にはのし紙の右上に印刷されている飾りのことを指します。
もともとは、贈り物に添えていた、薄く伸ばした干しアワビのことをのしと呼んでいました。

薄く伸ばすことを「伸す」と言います。たとえば、乾燥したイカを薄く伸ばした食べ物を「のしイカ」と呼びますが、この「のし」も同じ意味です。
薄く伸ばしたアワビが転じて「のしアワビ」となり、省略してのしと呼ばれるようになりました。

アワビは長寿をもたらす食べ物とされており、縁起物として奉納品やお祝いの贈り物に添えられていました。
やがて簡略化されアワビの代わりに黄色い紙を用いるようになり、現代ではあらかじめ印刷されるようになったのがのしです。

水引

のし紙を見てみると、上下を分けるように、真ん中に飾り紐が印刷されていると思います。この飾り紐のことを、「水引」と呼びます。

水引にはさまざまな種類があり、贈る目的によって使い分けています。たとえば、慶事に使う「紅白」「金銀」や弔事に使う「黒白」「黄白」など、色によって意味が違います。
また、「結び切り」「蝶結び」などの結び方があり、形によっても意味が変わるため注意しましょう。
飾り紐の本数も違います。基本的に、慶事には奇数(5本)弔事には偶数(4本)のものを使用するとされています。

表書き

水引でわけられた上段に、「御歳暮」「結婚祝」など、贈答品の目的を書きます。この贈答品の目的を「表書き」と呼びます。

名入れ

水引で分けられた下段部分には、贈り主の名前を書きます。贈り主の名前が書かれた部分は、「名入れ」と呼びます。
のし紙は、「のし」「水引」「表書き」「名入れ」の4つの要素で構成されていることを覚えておきましょう。

のし紙に名前なしは失礼にあたる?

のし紙に名前なしは失礼にあたる?

のし紙には、必ず名入れをしなければならないのでしょうか?
名前なしののし紙は、「身内に贈る内祝い」や「あまり大げさにしたくない」というときに使われることはあります。

しかし、受け取る側からすると、「誰から贈られてきたのかわからない」と悩んでしまいます。 贈り主のわからないため贈答品は、受け取っていいものかと不安になってしまうため、名前は記入するべきです。

直接顔を合わせて手渡しする場合は、誰から贈られたのかが明確なため、名前を書かないケースもあります。
とはいえ、やはり原則として記名することが望ましいです。

のし紙の表書きと名入れの書き方

のし紙の表書きと名入れの書き方

ここからは、のし紙の表書きと名入れ部分の書き方について、見ていきましょう。

水引でわけられた上半分の「表書き」は、どんな目的で贈るのかを書くと前述しました。
結婚内祝いの場合は、「内祝」「寿」などが一般的です。

水引でわけられた下半分の「名入れ」には、贈り主の名前を書きます。
結婚内祝いの場合、名入れ部分の名前の書き方は、4パターンあります。

 1.結婚後の新しい姓のみ
 2.夫婦二人の名前のみの連名
 3.新しい姓の下に夫婦ふたりの名前
 4.「○○家」「▲▲家」と両家の姓の連名

この4パターンのどれかで記名するのが望ましいです。

旧姓で記入したい場合は?

結婚して姓が変わってしまうと誰かわかってもらえないかもしれないなどの思いから、旧姓で記名したいと考える人もいるかもしれません。

しかし、のし紙に記名する場合は原則として正式な本名を書かなければならないとされています。
正式な本名とは、戸籍に記される氏名のことです。旧姓だと、正式な本名ではなく通称となってしまうため、旧姓で名前を書いてはいけません。

どうしても旧姓を知らせたい場合は、前述した4パターンのうち、4つ目の「両家の姓の連名」で記名しましょう。
もしくは、挨拶状やメッセージカードに旧姓を記名して添えるのも良いです。

結婚内祝いにはどんなのし紙を選べばいい?

結婚内祝いにはどんなのし紙を選べばいい?

ここからは、結婚内祝いには、どんな種類ののし紙を使用するのかについて見ていきましょう。

のし紙には、のしの印刷されているものとないものがあると紹介しました。結婚内祝いには、のしが印刷されているものを選びます。
一般的に、のしのあるものは結婚内祝いのような慶事、のしのないものは香典などの弔事に使われます。

水引の色は、おめでたい色である紅白を選びます。本数は10本です。

慶事には奇数(5本)のものを仕様すると前述しました。
しかし、結婚に関する贈り物の場合、「両家が結びつく」「喜びを重ねる」といった意味になるよう、5本を2組(両家、夫婦ふたり)と考えます。

水引の形は、「結び切り」を選びます。結び切りの形はほどけにくいことから、「繰り返さないお祝い」「末永く結ばれる」という願いがこめられています。

結婚内祝いに使用するのし紙の種類をまとめると、以下のとおりです。
・のしが印刷されているもの
・水引は10本で紅白のもの
・結び切りの形をしているもの

ここに気をつければ、マナーに沿ったのし紙を選ぶことができます。

のしのマナーはこちら

結婚内祝いにおすすめのギフトを紹介!

結婚内祝いにおすすめのギフトを紹介!

最後に、結婚内祝いにおすすめのギフトを紹介します。

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のしにはきちんと記名して結婚内祝いを贈りましょう

結婚内祝いにはどんなのし紙を選べばいい?

結婚内祝いにはさまざまなマナーがありますが、のしの選び方もそのひとつ。
「身内に贈るものだし……」「あまり大げさにはしたくない」などと考え、名前を書きたくないと考える人もいるかもしれません。

しかし、記名がないと、誰から贈られたものなのかわからず、受け取る側を不安にさせたり悩ませたりしてしまう可能性があります。
結婚内祝いののしには記名したほうがいいでしょう。

のしのマナーを守れないと、せっかくの結婚内祝いも失礼になってしまい、お礼の気持ちが十分に伝わりません。
しっかりとマナーを守り、素敵なギフトを選んでみてください。

のしのマナーはこちら

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