家族婚・少人数婚の場合の引き出物は必要?|結婚式 引き出物ならPIARY(ピアリー)

家族婚・少人数婚の場合の引き出物は必要?

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最近は両親や兄弟、従兄弟などの親族だけで結婚式を行う家族婚や、両親や親族、親しい友人だけを招待して結婚式を行う少人数婚が増えてきています。
しかし家族婚や少人数での結婚式では「引き出物は必要なの?」「結婚式なのに引き出物がないと失礼になるかも」と、引き出物の必要性に悩む人が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、家族婚や少人数での結婚式にはどんな特徴があるのか、家族婚や少人数での結婚式に引き出物が必要なのかをご紹介します。

目次

家族婚・少人数婚とは?

家族婚・少人数婚とは?

家族婚とは、両親や兄弟、叔父、叔母、祖父母など、親族だけを招待して執り行う結婚式のことです。
そして少人数婚とは、両親や親族のほかに、親しい友人などを招待して、少人数で執り行う結婚式のことを指します。
どちらも一般的な結婚式に比べると結婚式に招待するゲストの数が少ないため、参列者とゆっくり交流できるところや、参列者を丁寧におもてなしできることが大きなメリットです。
ゲスト同士も親族だけになるため、新郎新婦の小さいころの思い出や印象深いエピソードなどを話しながら過ごすことができます。

また結婚は新郎新婦だけでなく、親族同士のお付き合いも始まります。
家族婚や少人数での結婚式を選択することでお互いの親族と接する機会ができるため、今後のお付き合いを円滑に進めることもできます。
また人前に出るのが苦手という人や、大勢のゲストに祝ってもらう雰囲気が苦手という人にとっても、家族婚や少人数での結婚式がぴったりなのではないでしょうか。
食事会だけや挙式だけなど、アットホームで温かな雰囲気の結婚式をしたい人にもおすすめです。

家族婚・少人数婚には3パターンある

家族婚や少人数での結婚式には、3つのパターンがあります。
それぞれのパターンで特徴が違いますので、自分たちに合う結婚式のかたちを選びましょう。

挙式・食事会(披露宴)のパターン

挙式・食事会(披露宴)のパターン

こちらは、大人数のゲストを招く一般的な結婚式と同じように、挙式のあとに食事会(披露宴)を行うものです。
食事会は結婚式会場で行うことも多いため、結婚式ならではの雰囲気は保ちつつアットホームな雰囲気の結婚式を執り行うことができます。

挙式のみのパターン

挙式のみのパターン

食事会は行わず、両親や親族だけで挙式を執り行うパターンの家族婚です。
挙式と記念撮影だけなので食事会や結婚式にかかる費用を抑えることができ、結婚式準備にも時間をとられません。
仕事などで忙しいという場合にもおすすめです。

食事会(披露宴)のみのパターン

食事会(披露宴)のみのパターン

こちらは挙式を執り行わず、両親や親族だけで食事会を行うパターンです。
食事会は結婚式場での開催はもちろん、費用を抑えたい場合はホテルやレストランなどもおすすめです。

家族婚や少人数婚に引き出物は必要なの?

引き出物とは、結婚式に来てくれたゲストへの感謝の気持ちを込めた贈りもののことです。
一般的な結婚式では引き出物が必須アイテムとなっているため、家族婚や少人数での結婚式でも引き出物が必要なのか悩む人も多いでしょう。

引き出物の有無の決め方

家族婚や少人数での結婚式では、「結婚式に招待したゲストの数」ではなく、「ご祝儀をいただくかどうか」で引き出物の有無を決めます。
引き出物は結婚式に来てくれたことへの感謝の意味もありますが、ご祝儀をいただいたことへのお礼の意味もあります。
そのため結婚式に招待する人数に関わらず、ご祝儀をいただくのであれば引き出物は必ず用意しましょう。

引き出物の有無の決め方

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会員制の結婚式の場合

会員制の結婚式の場合

反対に、ご祝儀をいただかない「会費制」で結婚式を執り行う場合は、引き出物は必要ありません。
ただし会費制といえど、ゲストは会費を払って新郎新婦を祝うために集まってくれています。
結婚式に来てくれたことや、会費を出してくれたことへの感謝の気持ちを込めて、引き出物の代わりにプチギフトなどを用意し、結婚式の最後にプレゼントすると喜んでもらえるでしょう。

また会費制で結婚式を執り行う場合には、ゲストが「会費とは別にご祝儀も必要?」と迷わないように、事前に会費制で行うこと、ご祝儀はいらないことを伝えておくと安心です。
しかしご祝儀が不要だと伝えていた場合でも、会費とは別に、ご祝儀を用意してくれる場合も多いです。
そういった場合は後日に内祝いを贈って、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

挙式だけの場合は引き出物は不要

先ほどご紹介した「挙式だけを執り行うパターン」では食事会がないため、ご祝儀を用意しない参列者もいます。
そういった場合に引き出物を用意してしまっていると、参列者は少し気まずく感じてしまうかもしれません。
そのため結婚式当日には引き出物を用意しないほうが無難です。
もし挙式だけの場合にもご祝儀をいただいた場合には、後日、内祝いとしてきちんとお返しをしましょう。

挙式だけの場合は引き出物は不要

家族婚で引き出物を用意する場合の相場は?

家族婚や少人数での結婚式で引き出物を用意する場合は、ご祝儀の半額程度になるように調整しましょう。
ただし引き出物だけでなく、料理を合わせて半額と考えます。
基本的には半額程度が相場ですが、家族婚は親族が集まって行う結婚式であるため、特に年配の親族などは多めにご祝儀をくれることが考えられます。
その場合、引き出物と料理代で半額程度に調整してしまうと、新郎新婦の負担が高額になってしまいます。
あくまで目安として考え、無理のない程度で用意しましょう。

家族婚で引き出物を用意する場合の相場は?

こちらは、結婚式でいただいたご祝儀に対する、引き出物の金額の目安です。
ただし住んでいる地域や風習によって違いがありますので、事前に両親に相談しておくと安心です。
特に年配の親族などはしきたりを重視している場合もあるため、注意しましょう。

・3万円のご祝儀→5千円〜8千円
・5万円のご祝儀→8千円〜1万5千円
・10万円のご祝儀→1万円〜2万円

結婚式の引き出物、金額の相場は?

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家族婚など少人数での結婚式で引き出物を用意するときのポイント

こちらでは、家族婚や少人数婚で引き出物を用意するときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

引き出物は最低3品用意する

引き出物は最低3品用意する

家族婚や少人数での結婚式でも、一般的な結婚式と同じように、引き出物は最低3品用意します。
具体的には、引き出物のなかで1番高額である「メインの引き出物(記念品)」と、メインの引き出物に添える「引き菓子」、そして最後は縁起物です。
縁起物とは、幸せの橋渡しと言われる「箸」や、おめでたいという言葉をイメージさせる「鯛茶漬け」などのこと。

家族婚では両親や親族だけを招待するため、結婚式における習わしを重んじている年配者がいる場合には、用意しておくのがベターです。
もし3品用意しても予算に少し余裕がある場合には、実用的なアイテムやちょっとした小物類をプラスすると、豪華な引き出物に仕上げることができます。

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引き出物は配送にする

引き出物は配送にする

結婚式の引き出物を選ぶときには、「ゲストが持ち帰りやすいもの」を基準に考える人が多いと思います。
しかし大きさや重さを考慮するあまりに、本当に贈りたいものを贈れないという場合も多いもの。
そこでおすすめなのが、結婚式に来てくれたゲスト全員の引き出物を配送にすることです。
一般的な結婚式ではゲストが30人以上と大人数なため、全員分の引き出物を配送にするとなると、送料が高額になるので難しいです。
しかし家族婚や少人数での結婚式の場合、配送料もそんなに高くなりません。
特に親族は同じ世帯、同じ住所である場合が多いので、配送先の数も最小限に抑えることができます。

結婚式の引き出物を配送できるとなると、「結婚式に来てくれたゲストが持ち帰りやすいように」と考える必要はないので、「本当にそのゲストに贈りたいもの」を基準に、引き出物を選ぶことができます。
また、引き出物をすべて配送にする場合、結婚式に来てくれたゲストは「家族婚だから引き出物はないの?」「ちょっと物足りないかも」と感じてしまう場合があります。
そういったことのないように、引き出物は後日配送にする旨のお知らせカードを各卓に置いたり、受付担当からそのカードをゲストへ渡してもらったり、また当日司会者から引き出物は後日配送するという旨をアナウンスしてもらったりすると、ゲストも引き出物を楽しみに待つことができます。
人数が少ない分融通が効きやすいのも、家族婚ならではのメリットです。

ゲストごとに引き出物の内容を変えてもOK

家族婚など少人数での結婚式では、ゲストごとに引き出物の内容を変えるのもおすすめです。
一般的な結婚式はゲストの人数が多いため、ゲスト1人ひとりに合った引き出物を選ぶのは、時間も労力もかかるため、簡単ではありません。
しかし家族婚や少人数での結婚式はゲストの人数が少ないため、ゲスト1人ひとりに向き合う余力があります。
そのため、両親にはブランド食器、祖父母にはカタログギフト、といったように、結婚式に来てくれたゲストの好みに合わせて引き出物の内容を変えることができるのも、家族婚の強みです。

ゲストごとに引き出物の内容を変えてもOK

引き出物をゲストごと贈り分ける方法

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家族婚や少人数での結婚式はこんな引き出物がおすすめ

こちらでは、家族婚や少人数での結婚式におすすめの引き出物を、ゲストごとにご紹介します。

ゲストがご夫婦や家族の場合におすすめの引き出物

結婚式に招待したゲストがご夫婦やご家族の場合は「豪華」な印象の引き出物や、実用的な引き出物がおすすめです。
特に、誰もが知っているような高級ブランドの食器やタオルが人気で、自分では買わないようなアイテムを基準に選びましょう。
また子どもがいる場合は、缶詰やレトルトセット、ジュースセットやおやつにぴったりなお菓子を選ぶと、家族みんなに喜んでもらえます。

ゲストが独身女性の場合におすすめの引き出物

結婚式のゲストが独身女性の場合は、カタログギフトやおしゃれなものがおすすめです。
有名ブランドのタオルや食器はもちろん、ボディケアグッズなども人気です。
スイーツが好きな女性も多いので、スイーツに特化したカタログギフトなども喜んでもらえるのではないでしょうか。
こちらの引き出物セットは、有名ブランド品やファッショングッズなど、豊富な品揃えのなかから選んでもらえるカタログギフトがメインとなっています。さらにGODIVAや風月堂など、有名店のスイーツを引き菓子として選ぶことができるため、特に女性ゲストにぴったりです。

女性ゲスト向けの引き出物の選び方

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ゲストが独身男性の場合におすすめの引き出物

ゲストが独身男性の場合は、お酒やグルメ、老舗店の食事券など、コンセプトを絞ったカタログギフトが人気です。
しかしジャンルを絞る場合は、ゲストの趣味や嗜好をしっかりとリサーチし、好みに合ったものを選ぶようにしましょう。
こちらのカタログギフトはグルメ専用となっており、焼肉セットやハムセットなど、ゲストの好きなグルメを選んでもらうことができます。グルメに目がないという男性ゲストにおすすめです。

まとめ

両親や親族、親しい友人だけで結婚式を執り行う家族婚や少人数婚は、結婚式に来てくれたゲストとゆっくり向き合うことができ、アットホームな雰囲気を作ることができます。
家族婚などの少人数で結婚式をする場合、ご祝儀をいただくなら引き出物は必ず用意しましょう。
家族婚や少人数での結婚式ならではのメリットを生かし、ゲスト1人ひとりに合った引き出物を選んでくださいね。

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