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引き出物をゲストごとに贈り分ける方法

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引き出物をゲストごと贈り分ける方法

結婚式で重要なことの一つとして「引き出物の贈り分け」です。ゲストの関係性や年齢層などで贈り分けを細かくする必要があり、重要な準備でもあるのです。
新郎新婦は結婚式の準備の忙しさと初めての経験で悩んだり、不安になるものです。そこを払拭するために、今回は親族や友人などのゲストごとの金額の相場や品数の基本的ルール、贈り分けをする注意点など詳しくご紹介します。

目次

8割以上贈り分けをしている理由

新郎新婦が結婚式に向けて考えるべきことの1つが引き出物です。引き出物はご祝儀の金額に合わせて相当のものを準備する必要があるため、贈り分けをすることが基本となっております。実際に新郎新婦の8割以上が贈り分けをしているため、定番化しているのが現状です。
しかし、昔は引き出物=記念品という考えだったため、ゲスト全員に同じものを贈っていました。贈り分けをする習慣がなく、新郎新婦も誰に何を贈ったら良いのかを深く考えなくても良かったというわけですね。
今は引き出物の贈り分けは定番でもあり、マナー化しつつあります。ゲストに喜んでもらえるように、ゲストに合った引き出物は何かを時間をかけてしっかり考えるようにしましょう。

親族へ贈る場合

親族は新郎新婦と今までの付き合いとこれからの付き合いがあります。ご祝儀が他のゲストよりも高いこともあるため、金額の相場は5000円〜12000円で上質な引き出物を準備しましょう。両親や兄弟よりも祖父母は年齢層が高いこともあるので、少しランクアップした引き出物を選ぶことが多いです。

引き出物の贈り分けパターン

引き出物の贈り分けのパターンは大きく分けて「内容・金額・品数」の3種類を変えることで、最も多いのは金額を変えるパターンです。
親族や友人など、ゲストによってご祝儀の金額が異なることが多く、ご祝儀を念頭に置いて金額別で引き出物を探すことが一般的となっております。ご祝儀に関係なく、全て一緒の引き出物にしてしまうと失礼にあたってしまうこともありますので、気を付ける必要があります。

年齢層によって好みが分かれることもあるため、その際は引き出物の内容(中身)を変えるといいでしょう。もらっても使うことがない引き出物をあげても、ゲストは困ってしまいますからね。ゲストを第一に考えた引き出物選びが重要となります。
ちなみに、結婚式の受付や余興など、結婚式をする上で協力してくれたゲストには、感謝の気持ちとして品数を1、2個プラスした引き出物を用意する新郎新婦も多いようです。しかし明らかに品数が多いとゲストも困ってしまいます。小さなものを用意するなど、考えながらプラスするようにしましょう。

引き出物の品数の基本ルールとは

引き出物は「3・5」などの割り切れない品数を準備することが基本となっています。偶数は「夫婦仲を割ってしまう」という意味もあり、好まれません。引き出物の品数は奇数の3点を選ぶ新郎新婦が多いようです。あまりに少ない品数だと「これだけ」と思ってしまいますし、品数が多すぎても「1つ1つの質が良くないのでは」と不満に思うゲストが出てきてしまいます。品数も細かく考えながら決めていくようにしましょう。

ゲストへ贈る引き出物の金額の相場

ゲストによって引き出物の金額を決めなければならないのですが、どれくらいのものを用意すればいいのかわからないですよね。新郎新婦の考えだけで決めてしまうと、ゲストに喜んでもらえなかった、なんてことにもなってしまいます。金額がどれくらいの相場なのか詳しく見ていきましょう。

親族へ贈る場合

親族は新郎新婦と今までの付き合いとこれからの付き合いがあります。ご祝儀が他のゲストよりも高いこともあるため、金額の相場は5000円〜12000円で上質な引き出物を準備しましょう。両親や兄弟よりも祖父母は年齢層が高いこともあるので、少しランクアップした引き出物を選ぶことが多いです。

友人へ贈る場合

金額の相場は4000円~6000円と他のゲストよりは低めです。仲の良い友人だからといって金額が低い引き出物を用意すると後々不満を言われた、なんてことにもなりますので注意しましょう。新郎新婦はそれぞれの友人の好みを把握していることが多いので、引き出物の種類や色など細かな配慮があると、より友人に喜ばれますよ。

仕事の上司へ贈る場合

仕事で毎日お世話になっている上司には5000円~10000円の金額の引き出物を準備しましょう。目上の方であり主賓や乾杯の挨拶を頼むことが多いため、友人などよりは上質な引き出物を選ぶことが多いです。これからも仕事でお世話になることもあり、感謝の気持ちを込めて引き出物を考えるようにしましょう。

夫婦へ贈る場合

夫婦で出席してくれたゲストは、基本的に引き出物は1つとなります。ご祝儀も単身ゲストに比べると約1.5倍~2倍のため、引き出物も同等のものを用意する必要があります。金額の相場は5000円~10000円の引き出物を準備しましょう。ちなみに夫婦でも一人一人に引き出物を用意しても問題ありません。個人個人でお世話になった場合もあるため、夫婦でも関係性によって決めるようにしましょう。

結婚式の引き出物、金額の相場は?

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贈り分けをする際の注意点

引き出物の贈り分けのパターンや金額・品数の相場などを把握したからといって、安心してはいけません。引き出物の贈り分けには何点か注意点があります。新郎新婦が心地よく引き出物を渡してゲストに喜んでもらうのがベストですよね。実行に移す前に一緒に覚えておくようにしましょう。

結婚式場が贈り分けに対応しているか確認

結婚式場が贈り分けをしているかどうかをまずは確認する必要があります。結婚式場によって贈り分けは対応していないことや贈り分けのパターンが決まっている場合もあります。持ち込み料金が追加でかかる場合もあり、 予算も変わってきてしまいます。全て決まってからの確認では再度一からやり直さなくてはなりませんよね。
結婚式場は贈り分けは出来ると勝手に思い込んでいる新郎新婦が多いため、確認を怠ってしまうことがあるので注意が必要です。贈り分けを考える際は、まずは結婚式場の贈り分けの詳細についてを聞くようにしましょう。

袋は同じもの・大きさは差をつけすぎない

引き出物の袋は同じもの・出来るだけ同じ大きさのものを用意するようにしましょう。袋が異なると引き出物が違うものだとわかってしまいます。大きさも同様に、ゲストによって小さい・大きいが異なっていると、ゲストが不満を感じてしまう恐れがあります。
特に親族や友人などの同一グループのゲストとは差を付けすぎないようにすることが大切です。
友人グループ内で差が出てしまうと、今後の生活に影響を及ぼすことも考えられます。引き出物で関係が壊れてしまっては新郎新婦も準備したことを後悔してしまいますからね。引き出物の袋や大きさには十分注意しましょう。

必須のギフトがあるか両家の親に確認

引き出物にするべき必要なギフトはあるのかどうかを、新郎新婦の親に確認するようにしましょう。両家の地域によっては品数や品物が決まっている場合があります。しきたりなど決まり事がある家庭もあるため、親への確認は怠ってはいけません。実は知らなかったしきたりなどを発見することもあります。
また、親への確認も結婚式場への確認と同様に忘れてしまうことが多いです。後から確認してしまうと準備が進んでしまい手遅れになってしまいますので、事前に詳しく聞いておくようにしましょう。

担当者と入念な打合せをする

一番やってはいけないことが引き出物の手配ミスや取り違えです。ゲストによって異なる引き出物を用意すると、誰に渡すものなのかわからなくなってしまうこともあります。同じ袋・同じ大きさで用意することが多いため、見た目も似たようなものになってしまいますからね。
引き出物の贈り分けは結婚式の担当者と相談し、打合せをこまめにすることが大切です。特に結婚式が大人数で引き出物の数が多い場合は入念な打合せをし、ミスのないように準備を進めましょう。

インターネットで注文するのもあり

式場の手配ミスや、そもそも式場側で対応していない等の間違い・勘違いを防ぐために、インターネットで引き出物を購入することも考慮してはどうでしょうか。
式場では引き出物の種類が少なかったり、気に入ったものが無かったりと、記念品の質に関してもインターネットで探した方が、良いものが安く見つかることもあり、節約になることも多々あります。
贈り分けに関してもスマホで完結させられたり、ミスが無いように配送までしてもらえたりと、当日ゲストが持って帰る手間が省けたりと利点が多いです。

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もらって嬉しいおすすめの引き出物

引き出物はゲストがもらって嬉しいものを選びたいものです。ゲストによって内容や金額・品数を変えなければならないため、時間もかかってしまいますしね。ゲストの視点から見た必ず喜んでもらえるおすすめの引き出物をご紹介します。

カタログギフト

カタログギフトは年齢層・男女問わずもらって嬉しい引き出物です。ゲスト側はカタログの中から自分の好きなものを選ぶことができます。選ぶ楽しさもありますし、自分の好みのものがもらえるという一石二鳥なのです。
また、新郎新婦側も引き出物をカタログギフトにした場合、選ぶ手間も省けます。ゲストによって何にするのかを考える時間も少なくなりますので、その分結婚式の段取りに時間を割くことができますよ。
ゲスト側・新郎新婦側の両方が喜ぶこと間違いなしの引き出物と言えます。

白を基調とした食器

昔は食器=割れやすいという意味で引き出物として避けられていました。しかし現在はオシャレな食器が数多く出ているため、定番の引き出物となっております。選ぶポイントとしてはデザイン重視だけではなく、白を基調とした食卓に合わせやすい食器がおすすめです。リビングや料理など全てに合わせやすいのは、柄よりも白ですからね。
注意点としてはノーブランドの食器ではなくブランドの食器を選ぶようにしましょう。予算が限られている中でいかにゲストを喜ばせる引き出物を選ぶかが重要です。自分では手に取らないブランドだとより喜びも2倍となりますよ。
また、上司など年齢層が上のゲストには落ち着いた色を選ぶようにしましょう。

ブランドのタオルセット

タオルは消耗品のため、何枚あっても困らないアイテムです。引き出物の中でも特に人気なため、ゲスト側もタオルを引き出物としてもらう方も多いようです。
食器と同様に選ぶ際はノーブランドではなく、今治タオルなどブランドタオルを選ぶようにしましょう。ノーブランドだと品質がどうしても衰えてしまいます。消耗品でも長く使っていただきたいものですよね。
また、女性の場合は品質の良いフワフワのブランドタオルと一緒にバスソープも添えてあげると良いでしょう。バス時間を楽しむ女性が増えているので、嬉しいアイテムを添える配慮をすると喜んでくれますよ。

バームクーヘンなどの菓子類

引き菓子の定番と言えばバームクーヘンです。バームクーヘンが定番になった理由は生地の層=夫婦の層という意味を表しているからです。意味を持つアイテムは、引き出物には縁起が良いということで人気となっています。
他にも焼き菓子やかりんとう、和菓子など親族や友人、上司など関係なく好まれる菓子類は引き出物におすすめです。若いゲストには洋菓子、年齢が上のゲストは和菓子など、種類も考えて選ぶようにしましょう。

まとめ

引き出物の贈り分けは簡単なようで難しいことがわかりましたね。ゲスト一人一人のことを考えなければならないため、時間も体力も費やすこととなります。
新郎新婦で悩むことなく、両家の親や結婚式の担当者と一緒に相談しながら決めていきましょう。注意点にも気を付けながら、ゲストが喜んでもらえる引き出物を選んでみてくださいね。

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