これで完ペキ♪結婚式招待状のマナー【本状編】
招待状本状を作成する際の基本を紹介。ルール・マナーを正しく理解して素敵な招待状を作るポイントをきっちりマスター
最近、結婚式は親族だけで開催する「家族婚」や、親族と親しい友人の少人数で開催する「シンプル婚」という言葉をよく耳にします。
20~30人ほどの小規模で行う結婚式は、費用も最小限に抑える事ができるので、新しい結婚式の形として人気になっています。
そんな親族・少人数の結婚式で、招待状には何を入れたらよいでしょうか?
大人数の結婚式の招待状とは違い、返信ハガキや付箋など、どのくらい必要なのか知りたい!という方もいるはずです。
今回は、親族・少人数の結婚式の招待状の作り方を紹介します。
将来、親族・少人数での結婚式をあげたい!と思っている方や、親族・少人数での結婚式が決まっている!という方はぜひ参考にしてみてください。
親族・少人数での結婚式にはたくさんのメリットがあります。
費用だけではなくどんな良いことがあるのか知りたい!という方のために、親族・少人数での結婚式のメリットを紹介します。
結婚式を挙げるにあたり、初めに考えるのはやはり費用です。
結婚式の会場やゲストへの料理など、大人数での結婚式と比べ、親族・少人数だと節約できるポイントが多くあります。
また、親族・少人数での結婚式は準備期間も短縮できます。
結婚式の規模を小さくすることで、あまり時間をかけず自分たちのペースで準備することができます。
ゲストが少ないという事は、ゲストみんなと会話を楽しめるという事です。
結婚式はゲストによって会場の大きさも変わります。
小さな会場で開催できる、親族・少人数での結婚式は参加してくれたゲスト全員に直接感謝の言葉をかけることが出来ます。
さらに、ゲスト同士のコミュニケーションも取りやすいでしょう。
自分たちの大切な親族と友人が、結婚式をきっかけに仲良くなってくれるかもしれませんね。
結婚式の招待状は、人数が多いと大変な作業になります。
挙式への参列をお願いしている人への招待状、受付をお願いしている人への招待状、などゲストによって招待状に入れる付箋が違います。
さらに多くのゲストに返信ハガキを入れる必要があります。
結婚式の招待状は念入りにチェックしていても、大人数の招待状を作成するには、かなり時間がかかります。
しかし、親族・少人数での結婚式は招待状を作成する手間が大幅に省けます。
結婚式の招待状を作成するにあたり、招待する人数はかなり重要という事です。
このように、親族・少人数での結婚式にはメリットがたくさんあります。
仕事が忙しく、結婚式の招待状作りの準備に時間をかけられない!という方にはぴったりです。
結婚式の招待状は、基本的にゲスト全員に送ります。
人数に限らず、招待状は必要ということです。
しかし親族・少人数の場合、付箋や返信ハガキは招待状に入れなくても良い場合があります。
招待状を作る前に付箋や返信ハガキの有無を確認しましょう。
結婚式までに両親と一緒に住んでいるという方は多いでしょう。
この場合、招待状自体がいらない場合があります。
結婚式の準備を両親に手伝ってもらっている場合や、両親に結婚式の費用を援助してもらっている方もいます。
この場合両親は当然結婚式に参加します。
わざわざ招待状を渡さなくても良いでしょう。
もちろん、人によっては形だけでも両親へ招待状を渡したい!という方もいるので、その時は招待状を作成しましょう。
両親への招待状は、付箋や返信ハガキを同封する必要はありません。
両親と一緒に住んでいない場合は、招待状を作成して郵送しましょう。
両親への招待状に付箋はいりません。返信ハガキのみを同封します。
一緒に住んでいない場合でも結婚式の準備を手伝ってもらっている方は、両親に直接招待状を手渡しするのをおすすめします。
せっかくなら両親に感謝の気持ちを込めて、招待状を手渡しすることも考えてみてください。
両親と同様に、兄妹と一緒に住んでいる人も多いでしょう。
その場合、招待状は両親と同じく郵送ではなく手渡しできます。
一緒に住んでいるなら付箋・返信ハガキは必要ありません。
もし兄妹に受付をお願いしているなら、受付用の付箋を入れてもよいでしょう。
付箋の有無は受付をお願いしているかによって変わります。
兄妹と一緒に住んでいない場合は、招待状を郵送する必要があります。
また、兄妹が結婚している場合、さらに子供がいる場合もあります。
この場合招待状は家族の人数で作成します。
直接招待状を渡せるなら、やはり手渡しをおすすめします。
一緒に住んでいない兄妹に対しては、郵送してもらう前提で返信ハガキを同封しましょう。
こちらも、付箋の有無については受付をお願いしているかによって変わります。
もし親戚が近くに住んでいるなら、直接招待状を手渡ししてみましょう。
親戚が近くにいても大人になるにつれて会わなくなってしまうものです。
結婚式の招待状をきっかけに、感謝の気持ちを伝えて渡してみてください。
事前に結婚式への参加人数を確認し、招待状を作成しましょう。
親戚には郵送してもらう前提で、返信ハガキを同封しておきましょう。
もし親戚に受付をお願いしたいなら、付箋を同封する必要があります。
親戚が近くに住んでいないなら、招待状は郵送しましょう。
返信ハガキは必ず同封します。
遠方から来てもらう親戚には、送迎バス案内の付箋が必要な場合があります。
バス案内の付箋には乗り場や出発時間が明記されているので、必要な場合は招待状に必ず同封しましょう。
親戚の住所は自分自身や両親も理解していることが多いので、事前に電話で確認しておく必要があります。
親族・少人数の結婚式は、招待する友人が限られています。
親族をメインに友人は多くても4~5人くらいが理想です。
近くに住んでいるなら、友人に対しても招待状は手渡しするのがおすすめです。
結婚式の準備で忙しいかもしれませんが、直接会って感謝の気持ちを伝えてみてください。
友人には郵送してもらう前提で、返信ハガキを同封しましょう。
親族・少人数の結婚式でも、友人に受付をお願いするなら付箋を同封します。
この場合、受付お願いの付箋がいらないので招待状は返信ハガキのみを同封しましょう。
友人が近くに住んでいないなら、招待状は郵送しましょう。
返信ハガキは必ず同封します。
遠くに住んでいる友人に対しても、送迎バス案内の付箋が必要な場合があります。
事前に友人に確認しておきましょう。
このように、招待状に同封する付箋や返信ハガキは最小限に抑えられます。
それに親族・少人数の結婚式は、受付自体をゲストにお願いしなくても大丈夫です。
人数が多い結婚式では考えられませんが、式場のスタッフにお願いすることもできます。
付箋や返信ハガキの同封に時間をかけなくて良いので助かりますね。
結婚式の招待状は、親族・少人数なら手作りしても良いでしょう。 自宅にパソコンやプリンタがあり、少しでも費用を抑えたい!と思っている方は手作りに挑戦してみてください。
ただし!結婚式の招待状作りには暗黙のルールやマナーがあります。 親族・少人数の結婚式でも、招待状作りのマナーは変わりません。 具体的な内容を確認しましょう。
「、」や「。」は、結婚式に不適切な「切る」「終わり」という言葉を連想させます。
招待状の本状だけでなく、付箋や返信ハガキにも句読点は使えません。
代わりに空白で文章を繋ぎましょう。
忌み言葉は、「別れる」や「離れる」のように縁起の悪い言葉です。
おめでたい結婚式の招待状に書く言葉ではありません。
同じく、付箋や返信ハガキにも忌み言葉は使えません。
忌み言葉を理解し、明るい言葉に置き換えて使用しましょう。
「重ね重ね」や「たびたび」のような重ね言葉は「再婚」をイメージするため、おめでたい結婚式の招待状で使う言葉ではありません。
もちろん、付箋や返信ハガキにも重ね言葉は使えません。
重ね言葉を理解し、別の言葉に置き換えて使用しましょう。
このように結婚式の招待状には、使ってはいけない言葉がたくさんあります。
「親しき中にも礼儀あり」という気持ちを忘れないでくださいね。
親族・少人数での結婚式は時間や費用に余裕ができます。
結婚式の招待状作りに時間を使うのもよし!浮いた費用で招待状を外注するのもよし!と、選択肢が広がります。
手作りはちょっと苦手…。という方は、もちろんプロにお願いしても大丈夫です。
親族・少人数の結婚式の招待状は、自分たちに合った方法で自由に作成できることが魅力です。
親族・少人数での結婚式の招待状について紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
結婚式の招待状の作成には、かなりの労力と時間がかかります。
ですが結婚式を親族・少人数で開催することによって準備期間を短縮でき、心にも余裕が生まれます。
さらに付箋や返信ハガキを最小限にできるので費用も抑えられます。
忙しい方や準備期間があまりない方にとって、親族・少人数の結婚式は良いことだらけですね!
まずは結婚式の招待状で、ゲストに最高のおもてなしをしましょう。
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