招待状を郵送する時に気をつけること|結婚式 招待状ならPIARY(ピアリー)

招待状を郵送する時に気をつけること

メイン画像

新郎新婦のみなさん!結婚式が決まったら、まずは招待状を作成しましょう。
結婚式の招待状はゲストへの最初のおもてなしとして、とても大切な役割があります。

しかし、結婚式の招待状には郵送時に気を付けてほしいことがたくさんあります。
郵便局に持って行くにしてもポストへ投函するにしても注意が必要です。

そもそも郵便局に持ち込むほうがいいの?
ポスト投函じゃダメなの?
のり付けの後のシールは何の意味があるの?
切手も種類がたくさんあってわからない!

今回は、そんな結婚式の招待状に関する疑問と郵送する時に気を付けてほしいことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

【結婚式の招待状】郵送前の確認事項!

結婚式の招待状は、郵送前に気を付けてほしいマナーがあります。具体的な内容を見てみましょう。

結婚式の招待状・消印日は「大安」が理想

結婚式の招待状は六曜の中で一番縁起の良い「大安」を意識する必要があります。
「大安」とは何事においても吉となる・成功しないことはない日とされており、結婚式の日を「大安」に合わせて開催する人も多くいます。結婚式の招待状の消印日が「大安」の日になるように郵送するのが理想です。

消印とは郵便物に押してある日付の入ったハンコです。結婚式の招待状を郵便局に持ち込むと、消印を「大安」にしてくれます。
注意してほしいのは、投函日(招待状を出した日)ではなく消印日が「大安」であるという事です。
結婚式の招待状作成前に「大安」の日を確認しておきましょう。

スケジュールの都合上、どうしても「大安」が消印日にならないなら、「友引」の日も視野に入れておきましょう。「友引」とは字からもわかるように、友を引き入れるという意味です。結婚式を「友引」に開催するという人もいますよね。
結婚式の招待状は受け取るゲストへの配慮を忘れずに郵送しましょう。

結婚式の招待状・ポスト投函に注意が必要

結婚式の招待状は大切なゲストに送るものです。
招待状は紙でできているので気を付けてほしいことがたくさんあります。
ポストに投函してはいけないという訳ではありませんが、雨で濡れてしまったりポスト投函時に汚れが付いてしまったり、というリスクを考えなければなりません。

ポスト投函の場合は郵便物の回収時間が決められています。「大安」や「友引」を消印日にしようと思ったら、ポスト投函前に回収時間を確認しておかなければなりません。
そしてポストがどこにあるか把握していますか?
自宅の近くにポストが無ければどこにあるか事前に調べる必要があります。

さらに、万が一ポストに投函した招待状の重さが定形外郵便になってしまったら大変です。
結婚式の招待状がゲストに届かず、料金不足で自分の元に返ってきてしまいます。
ポストに投函するのではなく、郵便局に招待状を持ち込めばその場で重さを測って確かめてもらえます。

ポストに投函するより直接郵便局に持ち込む方がメリットがあるという事です。
基本的に郵便局は土日がお休みなのでポストに投函するしかない!という人も当然いるでしょう。
その場合、雨や汚れに気を付けてビニール袋等に入れてポストに投函してください。

【結婚式の招待状】切手はどうしたらいいの?

結婚式の招待状は、新郎新婦が必ず切手を貼らなければなりません。
郵便局に持ち込むにしてもポストに投函するにしても、切手を忘れずに貼りましょう。

結婚式の招待状・切手代

結婚式の招待状は基本的に定形郵便です。郵便の料金として84円切手を貼ります。

しかし、結婚式の招待状は同封する内容によって重さが変わります。重さが変わるということは、当然料金も変わります。
定形郵便84円より25g重くなると、料金が10円プラスされます。この場合94円切手を貼らなければなりません。
返信ハガキだけでなく付箋を多く送る場合には、84円では料金不足になってしまうかもしれません。
結婚式の招待状に切手を貼る前にすべての重さを把握する必要があります。
自宅に計りがないときは、郵便局に持ち込んでいくらの切手を貼ればよいか見てもらいましょう。

結婚式の招待状・切手の種類

結婚式の招待状に貼る切手は慶事用切手がおすすめです。招待状に入れる返信ハガキにも同じように慶事用切手を貼りましょう。
慶事用切手は種類が豊富で、おめでたい「鶴」や「松竹梅」などの和柄が一般的です。
最近は洋風の招待状によく合うおしゃれな柄の慶事用切手も多くあります。

さらに郵便局に行けば「特殊切手」を購入することもできます。季節によってデザインが変わるグリーティング切手、有名なキャラクター切手も豊富です。
貼りやすいシールタイプの切手なので、枚数の多い結婚式の招待状にはぴったりです。
ぜひ郵便局に行って自分好みの切手を見つけてください。

結婚式の招待状・切手の位置

結婚式の招待状は縦書き・横書きどちらでも問題ありません。しかし切手を貼る位置はそれぞれ違います。

結婚式の招待状が縦書きの場合、切手は左上に貼ります。切手の下に消印を押すので、ゲストの名前が重ならないように注意が必要です。
結婚式の招待状が横書きの場合、切手は右上に貼ります。横書きの場合はゲストの住所が重ならないように注意しましょう。

まずは切手を貼ってからゲストの住所・氏名を書く方がおすすめです。
結婚式の招待状は遠目から見た全体の美しさも意識して作成しましょう。

【結婚式の招待状】のり付けはどうしたらいいの?

結婚式の招待状は、封をするためにのり付けをしなければなりません。さらにのり付けの後、シールを貼る必要があります。
のり付けとシールを貼る際の注意点を見てみましょう。

結婚式の招待状・のり選びのポイント

のり付けの際、のり選びに失敗すると招待状がふやけてしまいます。
コンビニやドラックストアで手軽に購入できるので、スティックのりや液体タイプののりを買ってしまいがちですが、仕上がり具合を考えるとあまりおすすめできません。

結婚式の招待状に使うなら、圧倒的にテープのりがおすすめです。テープのりは文房具店やネットでも購入することができます。
結婚式の招待状を開封するゲストの気持ちを考え、きれいにのり付けできるものを選びましょう。

のり付けは切手のように招待状に貼り付ける位置を気にしたり、切手の貼り付けの角度を気にしたりという心配がないので、両親や兄妹に手伝ってもらっても大丈夫です。
結婚式の準備に時間がない人は、無理せず周りの家族を頼ってください。

結婚式の招待状・シール貼りのポイント

結婚式の招待状にのり付けができたら、仕上げにシールを貼り付けます。
郵便物に封をするシールを封緘(ふうかん)シールと言います。

封緘シールにも慶事用シールがあります。結婚式の招待状には慶事用の金色で丸いシールを貼るのがおすすめです。
和風なら「寿」や「祝」の一文字シール、洋風なら「HappyWedding」と英語で書かれた封緘シールが存在します。

人気の封緘シールは、蝋を溶かしてスタンプにしたシーリングワックス風のデザインで、ぷっくりと膨らんだ海外風のおしゃれなシールです。
ネットで購入することができるので、自分好みのすてきなデザインの封緘シールを見つけてください。

結婚式の招待状にのり付け、シールを貼ることは「封をしました」という証明になります。この作業をしないのは招待状を受け取るゲストに対して失礼になります。封をしていない郵便物は誰でも不信感を持ってしまいますよね。
ポスト投函でも持ち込みでも、必ずのり付け・シールを貼り、すてきな結婚式の招待状を完成させましょう。

【結婚式の招待状】完成したら郵便局に持ち込もう!

結婚式の招待状が完成したらいよいよ発送です。前述の通り、ポストに投函するよりは郵便局に持ち込む方がおすすめです。
おすすめの理由として郵便局でできることを紹介します。

結婚式の招待状・郵便局で別納に

結婚式の招待状は、郵便局に持ち込むと「料金別納郵便」扱いにすることができます。別納郵便とは、郵便物が10通以上の場合、切手を貼らずにその場で料金を払えば郵便局が別納印を押して郵送してくれることです。
残念ながらポスト投函では別納郵便扱いにはできません。
結婚式の招待状は大人数の場合、切手を貼る作業が大変です。
忙しくて準備に時間をかけられない!という人にはおすすめの方法です。

さらに、別納郵便のおしゃれなシール状のテンプレートを無料でダウンロードすることもできます。
テンプレートには自分たちの名前やメッセージを入れることもできるので、オリジナルのすてきな別納郵便シールが簡単に作れます。

結婚式の招待状には自分で切手を貼りたい人、時間をかけず別納郵便で郵便局にお願いしたい人、別納郵便でオリジナルの別納シールを作りたい人と、選択肢は様々です。
自分たちのスタイルに合った方法を選びましょう。

結婚式の招待状・消印を風景印に

結婚式の招待状に押す消印は「風景印」を押してもらうのがおすすめです。
風景印とは消印の種類の一つで、その名の通り風景の絵が印刷されたスタンプの事です。風景印は全国に存在し、その土地特有の風景を楽しむことができます。
風景印は郵便局のホームページで内容を確認できるので、事前に自分の出身地の風景印を見ておきましょう。

風景印は郵便局の窓口でお願いすれば押してくれますが、残念ながらポスト投函ではできません。
風景印の押印依頼書状という書類があるので、招待状作成前に郵便局で書類をもらい郵送で依頼する方法もあります。

風景印の種類は豊富です。結婚式にぴったりのかわいいハート型や、季節をイメージした景色もたくさんあります。
春なら桜模様の、冬なら雪景色の風景印を押してもらうのはどうでしょうか。
すてきな風景印でゲストを驚かせてください。

まとめ

結婚式の招待状について、郵送する時に気を付けてほしいこと、郵便局持ち込みとポスト投函について紹介してきました。いかがだったでしょうか?

結婚式の招待状は、新郎新婦だけではなく受け取ったゲストにとっても特別なものです。
切手や封緘シール、風景印を少し工夫するだけで自分たちの個性が詰まった世界に一つだけの招待状が完成します。
マナーを守り、オリジナリティ溢れるすてきな招待状を作成しましょう。

監修者

結婚式の会場紹介などの営業・プロデュースを経て2012年にフリーウエディングプランナーとして独立後、2016年にTweedia株式会社を設立し、現在までに700組以上のウエディングを手がける。
現在はウエディングプロデュース以外に、会場コンサルティングやフリーウエディングプランナーさんの育成、お仕事のサポートなどを幅広く行う。

合わせて読みたい
結婚式 招待状の記事

結婚式 招待状 記事まとめへ