これで完ペキ♪結婚式招待状のマナー【本状編】
招待状本状を作成する際の基本を紹介。ルール・マナーを正しく理解して素敵な招待状を作るポイントをきっちりマスター
ペーパーアイテムには招待状や席次表、席札などさまざまな種類がありますが、いずれも新郎新婦とゲストをつなぐ重要な役割を持っています。
しかし、ペーパーアイテムはゲスト全員分を用意しなければいけないことが多く、想像以上に費用がかかります。
この記事では、ペーパーアイテムを工夫して結婚式費用を抑える方法をご紹介します。
ペーパーアイテムとは、招待状や席次表・席札・プロフィールブック・メニュー表・芳名帳など、結婚式で使用する紙製のアイテムのことをいいます。
どのアイテムもゲストにおもてなしをするための重要な役割を持っており、ペーパーアイテムは結婚式に欠かせない存在となっています。
特に招待状は、結婚式準備において最初にゲストへ渡すペーパーアイテムとなっており、招待状のデザイン次第で結婚式への印象を大きく左右する場合もあります。
ペーパーアイテムはそれだけの影響力があるからこそ、素敵なデザインに仕上げたいものですね。
招待状や席次表などのペーパーアイテムは、デザインにもよりますが1人分の費用だと平均1,000~2,000円ほどで、そんなに高い印象を受けません。
しかし、ペーパーアイテムは結婚式に招待するゲスト全員分が必要となります。
例えば60人のゲストを招待するとすれば、ペーパーアイテムに平均50,000~100,000円ほど費用がかかってしまうことになります。
こうしてみると、意外と高額だと感じる人が多いのではないでしょうか?
先ほどご紹介した平均費用は、デザイン選び以外の作業すべてを式場に依頼した場合の金額です。
そのため、式場への依頼とは別の方法で招待状などを作成した場合、ペーパーアイテムにかかる費用を節約することができます。
ペーパーアイテムの費用を節約する方法は、大きく分けて「手作りする」「手作りキットを使う」「外注業者に依頼する」の3つです。
招待状などのペーパーアイテムは、デザイン選びから印刷までを全て手作りすることで大幅に費用をカットすることができます。
デザインも自由自在であり、こだわりのあるデザインにしたいという人にぴったりです。
しかし、招待状や席次表などは作成に時間がかかるため、結婚式までに半年以上の余裕がある場合や新郎新婦のどちらか、もしくはどちらも手作りする時間があるという場合におすすめです。
自宅にプリンターなどの印刷機器があることも必須となります。
招待状などのペーパーアイテムの費用は手作りによって抑えることができますが、デザインにこだわりすぎると高額な費用がかかってしまう場合があります。
デザインや素材など、すべてを自分で決めることができるのが手作りの良さではありますが、何も考えずに材料を購入してしまうと式場に依頼するよりも高くなりかねません。
デザインはもちろん、紙の厚みや素材・フラワーの材質など種類によって費用が大きく変わってくるので、まずは招待状などのペーパーアイテムにかける予算を決めてから材料を購入するようにしましょう。
招待状などの作成は、手作りキットを使うのも節約につながる方法の1つです。
手作りキットとは、デザインが印刷された用紙を購入し自分たちで本文や宛名の印刷を行うというものです。
一からすべて手作りすることに不安がある人や、自宅にプリンターなどの印刷機器がある人、忙しいけどデザインにはこだわりたいという人にもおすすめです。
招待状などの手作りキットは、20部や30部というようにキリのいい部数で販売されています。
そのため、「あと2枚だけ欲しい」という場合でも、10部購入しなければいけないというデメリットがあります。
また、招待状などの手作りキットは基本的にwordで作成されています。
そのフォーマットに従って自分で入力・印刷を行うのですが、このときに文字の位置やバランスの調整に苦戦する人が多いのです。
特に席次表や招待状の本状などは、文字の位置調整が必要になってきます。
バランスは印刷をしてみないとわからないということもあり、パソコン操作が苦手という人は作成が難しくなってしまう可能性があります。
新郎新婦が2人とも仕事をしている場合や、招待状などの作成にかける時間があまり取れないという場合には、外注業者に依頼するのがおすすめです。
招待状や席次表のデザインを選べば、あとは業者で招待状の本文や宛名の印刷を行ってくれます。
式場に依頼するよりもデザインの種類が豊富で、費用も抑えることができます。
クオリティも高く仕上がるので、手先を使った細かい作業が苦手という人や招待状などの作成に手間をかけたくないという人にもぴったりです。
招待状などの作成を外注する場合に注意しておきたいことは、旧漢字を使用したゲストがいないかどうかです。
旧漢字はパソコンで変換することができないため、外注業者への説明が必要になります。
業者によっては旧漢字に対応していないというところもあるので、注文前に確認しておくと安心です。
また外注の場合、招待状の本文や席次表、宛名などの印刷は行ってくれますが、返信ハガキや付箋など招待状に同封するセットは自分で組む必要があります。
そのためスケジュールに余裕を持って発注しておくようにしましょう。
招待状などの作成にかかる費用を節約するには、式場への依頼ではなく手作りをしたり外注業者に依頼したり手作りキットを利用したりすることが大きなポイントとなります。
しかし、他にもまだまだ節約する方法がありますので、こちらでご紹介します。
招待状には本状だけでなく、返信ハガキや付箋、会場の地図など同封するペーパーアイテムがたくさんあります。
しかし、招待状をメールやLINE、Googleフォームなどで代用することで、費用を節約することができます。
招待状に封入する手間も省けますので、時間がないという人にもおすすめです。
ただし、招待状のWeb化はまだそこまで普及しておらず、特に年配のゲストはWebの招待状に抵抗を感じる人も少なくありません。
スマホなどの操作に不慣れな場合も多いので、友人など気の知れたゲストにはWebでの招待状、親戚や上司などには紙の招待状とゲストごとに分けるのも1つの方法です。
費用を節約するためには、ペーパーアイテムをまとめるというのも1つの手段です。
招待状などはまとめるのが難しいですが、最近は席次表に料理メニューとプロフィールブックを一緒に印刷している新郎新婦が増えています。
そうすることで、すべて別々で印刷する手間も省け、紙代も浮かすことができます。
会社の上司などには招待状を手渡しすることがマナーとなっていますが、友人や親戚などにも会う機会があるのであれば直接手渡しするのがおすすめです。
手渡しであれば切手代を節約することもできますし、郵送よりも丁寧な印象を与えることができます。
パソコン操作がある程度得意な人に限った方法ですが、式場までの地図を手作りするというのも費用の節約には有効です。
地図は式場で印刷したものが準備されていますが、多くの式場で有料となっています。
ゲスト全員分を式場から購入するとなると結構な費用になりますので、可能であれば手作りがおすすめです。
招待状などのペーパーアイテムにかかる費用を節約するには、手作りが一番有効的な方法です。
しかし、ほとんどの人が初めて行う作業であるため、失敗してしまう可能性もあります。
こちらでは、失敗してしまう可能性を少しでも低くするためのポイントをご紹介します。
招待状などを手作りするうえで一番重要なのが、スケジュールをしっかり管理するということです。
招待状は結婚式の2ヶ月前までに発送、席次表は2週間前に完成など、ペーパーアイテムの種類によってある程度のスケジュールが決まっています。
スケジュールをしっかりと把握し、まずは何から作成すべきかの予定を組んでおくことで、焦ることなく余裕を持って手作りすることができます。
特に招待状が遅れてしまうとゲストの出欠確認ができず、席次表や席札作りのスタートが遅れてしまうため要注意です。
招待状などのペーパーアイテムは、必ず数枚程度の予備を印刷しておきましょう。
招待状などを手作りする場合は自宅で印刷を行うので、部分的に文字がかすれてしまったり端が破れてしまったりと、思わぬハプニングが起こる可能性もあります。
結婚式ギリギリになってから気づいたという場合でも、余分に印刷したものがあると安心です。
招待状の本文や席次表などが完成したら、印刷前にプランナーさんにチェックしてもらいましょう。
ゲストの名前に間違いがないかどうかはもちろん、結婚式で使用していけない言葉など特有のマナーがあるので、プランナーさんに見てもらっておくと安心です。
印刷してからだと間違いがあっても修正できないため、必ず印刷前にチェックしてもらいましょう。
ペーパーアイテムの費用を節約する方法はたくさんありますが、何でもかんでも節約を重視してしまうと逆に安っぽく見えてしまう可能性があります。
ゲストにそれが伝わってしまっては十分なおもてなしができないので、節約はほどほどにとどめましょう。
招待状や席次表などのペーパーアイテムは思っている以上に費用がかかるアイテムです。
招待状などの作成は手作りや手作りキットの活用、外注業者に依頼する方法がありますので、おふたりに合った手段を選びましょう。
ペーパーアイテムはゲストへのおもてなしをする重要なアイテムであるからこそ、うまく節約しながら素敵なデザインに仕上げましょう。
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