これで完ペキ♪結婚式招待状のマナー【本状編】
招待状本状を作成する際の基本を紹介。ルール・マナーを正しく理解して素敵な招待状を作るポイントをきっちりマスター
結婚式・披露宴を開催するタイミングは人それぞれです。
「入籍後少し落ち着いてから」「出産後子供と一緒に」
新郎新婦のおふたりは自由に結婚式・披露宴を開催することができるようになりました。
そんな入籍後・出産後の場合、結婚式の招待状はどうすればよいのでしょうか?
入籍したけど招待状に旧姓は書くの?
出産して子供が生まれたことは書くの?
気になる新郎新婦のおふたりのために、入籍後・出産後の招待状について、それぞれの招待状の文例も合わせて紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
結婚式の招待状は作成時のスケジュール管理が大切です。
入籍後・出産後の結婚式が決まったら、まずはスケジュール調整を行いましょう。
結婚式・披露宴 4ヶ月前
招待状の購入・準備・住所録作成
結婚式・披露宴 3ヶ月前
差出人・文面決め
結婚式・披露宴 2ヶ月半前
印刷・宛名書き・切手貼
結婚式・披露宴 2ヶ月前
封入・投函
招待状の発送時期は結婚式・披露宴の2ヶ月前が理想です。
消印日が六曜の「大安」「友引」になるよう、招待状の準備は早めに行いましょう。
入籍後・出産後の招待状は、差出人や新郎新婦の名前など気を付けてほしいことがあります。
何も知らずに招待状を作成し、ゲストを困惑させては大変です。
入籍後・出産後に結婚式・披露宴を開催する方は、招待状作成時の注意点を確認しましょう。
新郎新婦のおふたりに注意してほしいのは、入籍した日付です。
この入籍した日付は招待状に明記します。
合わせて招待状の最後に明記する差出人は、新婦または新郎の旧姓も明記するのが一般的です。
しかし入籍後1年以上経ってから結婚式・披露宴を開催する方もいるでしょう。
1年も経っていたら当然ゲストも入籍したことは知っていますよね。
この場合、新婦または新郎の旧姓の明記は不要になります。
そのため、入籍してから招待状作成までの期間が大事だということです。
結婚式の招待状は、主催者によって差出人の名前が変わります。
それは主催者が新郎新婦の場合、主催者が新郎新婦の両親の場合です。
これは入籍後・出産後に限らず覚えておいてほしいルールです。
主催者が両親なら、当然差出人の名前は両親のフルネーム。
入籍した日は明記しますが、新婦または新郎の旧姓は明記しません。
そのため、差出人の名前が新郎新婦のおふたりでない場合、注意が必要です。
出産後の招待状には、子供の紹介文も入れましょう。
たとえゲストへ出産報告済みでも、結婚式の招待状を通して改めて我が子を紹介できます。
招待状には出産日(子供の誕生日)と名前を明記するのが一般的。
さらに長男・長女・第一子など、合わせて明記すると良いでしょう。
出産後の結婚式は、妊娠を理由に延期したケースがほとんどですよね。
この場合入籍は1年ほど前になります。
当然ゲストも入籍・結婚を知っているので、新婦または新郎の旧姓の明記は不要になります。
出産後の招待状は子供の紹介と合わせて、旧姓の明記に気を付けましょう。
招待状だけではなく、封筒・返信ハガキの差出人も注意が必要です。
こちらも入籍した日付によって旧姓の明記が必要になります。
入籍してすぐなら、封筒・返信ハガキに新婦または新郎の旧姓を(旧姓○○)と明記します。
入籍して1年以上、ゲストも理解しているなら旧姓は不要です。
以上、入籍後・出産後の招待状作成時の注意点です。
新郎新婦のおふたりは入籍日・差出人・出産した子供について、それぞれのケースを理解して招待状を準備しましょう。
招待状作成時の注意点は理解できたでしょうか?
まずは入籍後の招待状について。
気になる入籍後の招待状の文例を紹介します。
入籍してすぐ、入籍して1年後、差出人が両親の場合と、ケース別の招待状文例を見てみましょう。
「拝啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび私たちは○○年○月○日に入籍し 結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 末永くご懇情をいただきたく
ささやかではございますが 披露宴を催したいと思います
ご多忙中誠に恐縮ではございますが ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬具
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○(旧姓○○)」
「謹啓 ○○の候
皆様には健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
このたび私たちは○○年○月○日に入籍し 結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 日ごろお世話になっている
皆様へ末永いお力添えをいただきたく 披露宴を催したいと思います
ご多用中のところ恐縮ではございますが ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬白
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○(旧姓○○)」
「拝啓 ○○の候 皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
私たちは○○年○月○日に入籍し 新生活を始めております
つきましては 日頃からお世話になっている皆様に
挨拶ならびに ささやかながら披露の小宴を催したく存じます
ご多忙中誠に恐縮ではございますが ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬具
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○○○」
「謹啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
私たちは○○年○月○日に入籍し 新生活を始めております
つきましては 日頃からお世話になっている
皆様へご挨拶申し上げると共に 幾久しくご懇情賜りたく
ささやかながら小宴を催したく存じます
ご多忙中誠に恐縮ではございますが ぜひ出席賜りますようご案内申し上げます
敬白
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○○○」
「拝啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
○○○○ 長男○○
○○○○(新郎新婦両親の名前)長女○○(新郎新婦の名前)
は○○年○月○日に入籍し このたびは結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 日頃からお世話になっている
皆様へ挨拶ならびに ささやかながら披露の小宴を催したく存じます
ご多忙中まことに恐縮ではございますが ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬具
○○年○月○日吉日
○○○○
○○○○(新郎新婦両親のフルネーム)」
「謹啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
このたび
○○○○ 長男○○
○○○○(新郎新婦両親の名前)長女○○(新郎新婦の名前)
は○○年○月○日に入籍し 結婚式を挙げることになりました
つきましては 幾久しくご懇情をいただきたく
披露かたがた粗餐を差し上げたいと存じます
ご多忙中恐縮ではございますが 何卒ご光臨の栄を賜りたくご案内申し上げます
敬白
○○年○月○日吉日
○○○○
○○○○(新郎新婦両親のフルネーム)」
以上、入籍後の招待状の文例です。
入籍してすぐ、1年後、差出人が両親の場合、それぞれの特徴を理解して招待状を準備してください。
差出人が両親の場合、主催者が父親か母親の名前になります。
新郎新婦おふたりの名前だけではなく、両親の名前も間違えないよう注意しましょう。
入籍後の招待状に続き、出産後の招待状について紹介します。
前述の注意点を踏まえて、出産後の招待状の文例を見てみましょう。
「拝啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
私たちは○○年○月○日に新しい命を授かりました
第一子(長男)○○(子供の名前)と申します
つきましては 遅ればせながら結婚式を挙げることとなりました
○○(子供の名前)の紹介ならびに ささやかながら披露の小宴を催したく存じます
ご多忙中誠に恐縮ではございますが ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬具
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○○○」
「拝啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
今春○月○日に第一子(長女)が誕生しました
現在家族三人で新しい生活をはじめています
このたびは 遅ればせながら結婚式を挙げる運びとなりました
○○(子供の名前)の披露もかねまして ささやかながら披露の小宴を催したく存じます
ご多用のところ誠に恐縮ではございますが
ぜひお越しくださいますよう ご案内申し上げます
敬具
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○○○」
「謹啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
私たちは○○年○月○日に入籍し
○○年○月○日に第一子(長男)○○(子供の名前)が誕生しました
つきましては 遅ればせながら結婚式を挙げることとなりました
○○(子供の名前)の紹介ならびに
ささやかではございますが披露宴を催したく存じます
ご多忙中誠に恐縮ではございますが ご出席くださいますようご案内申し上げます
敬白
○○年○月○日吉日
新郎○○○○ 新婦○○○○」
以上、出産後の招待状の文例です。
生まれた子供の誕生日・名前を忘れずに明記しましょう。
入籍の明記は不要ですが、文例③のようにゲストへのお知らせとして明記しても大丈夫です。
さらに、子供の名前に読み仮名がないと分かりにくいケースもあります。
そんな時は、子供の名前に読み仮名をふると良いでしょう。
招待状を見れば子供のことがよくわかるよう、ゲストへの配慮を忘れずに!
入籍後・出産後の招待状について、気になる文例を合わせて紹介しました。
・入籍してすぐなら招待状に旧姓を明記
・入籍して1年以上経っていたら招待状に旧姓は不要
・差出人の名前が新郎新婦ではなく両親なら招待状に旧姓は不要
・出産後の招待状には子供の紹介文を明記
以上の事に気を付けて招待状を準備しましょう。
入籍後であっても、出産後であっても結婚式は素晴らしい式典です。
大好きなゲストへ、大切な新しい家族を紹介できます。
招待状に入籍・出産のおしらせをして、最高の結婚式を開催しましょう。
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